2001-04-13[n年前へ]
■マーチ・コンバーチブル
昨日から乗り始める。あぁ…気持ち良い。
2002-04-13[n年前へ]
■楽しいことはいっぱいある
「緑水」のCMで「あなたのとりこ」を聞いた時に「うーん、ワクワクすようなものは色んな所にいっぱい転がっているなぁ」と思った。
■EarthBrowther
「EarthBrowser は地球全体の状況を美しいグラフィックで直感的に把握できる新しい革新的なプログラムです。そして、EarthBrowserはただの3Dイメージではありません。 最新の天候、天気予報、地震、火山、雲の様子、世界中からのWebカム画像などを表示する事が出来ます。EarthBrowserは随時更新される情報によって地球が生きている事を実感できる大変ユニークなツールです。」
わきさんが欲しがってたようなやつ。面白い。(リンク)
■Google Web APIs
面白そう。今のところはこれまで通りHTMLパーサ経由で十分だけど、なにか面白い用途はないかな。from スラッシュドットジャパン(リンク)(リンク)
2003-04-13[n年前へ]
■The Geometry of Japanese Schoolgirls
けんさんとChicさんからのツッコミでThe Geometry of Japanese Schoolgirlsを見に行って、足跡を残してくる。といっても、外国語が心底苦手なワタシだから、本当に足跡だけになってしまうのが情けないのである。けんさんとかChicさんの方がよっぽど英語が…(以下略)と言いたくなるのである。
しかしなんだ、日本人のイメージが、オッパイ星人だとか、スクール水着だとか、メガネっこだとかね、ホラとんでもないイメージになっちゃうなぁ。日本人の面汚しって言われるのかなぁ。いや、否定はしないけど。
とにかく、そんなイメージでも「それを読みたいから日本語を勉強したい」っていうのが…素晴らしい…かも…!?
■偵察衛星の「視力」はいくつ!?
30倍の双眼鏡で覗くアフリカ人です。スゴいんだかスゴくないんだか、笑っているのか泣いているのかよく判りません。そんな話です。
2004-04-13[n年前へ]
■ATOKでperlだけじゃなくて、rubyやawk(その他大勢)を使ってみよう!
ようこそ「辞書単語登録プログラミング」の世界へで ATOKでperlスクリプトを使うことのできるソフトウェアを作ってみたわけです。すると、お笑いパソコン日誌のchicさんに
だったら awk版も欲しいとかいいだしたり(いまのマシンは充分に速いので、awkでも勝負になる)Ruby がとか、sed がといった声も出たりして。がはは。なんて書かれていたわけです。awk使いのATOKユーザーなんてこの世界に実在しているとはとても思えません。rubyユーザーでATOK使いだって、そんなにいそうにありません。いや、そもそもperl使いのATOK & Windowsユーザーだって、何人もいるとは思えないわけです。ですから、そんな「声」が出るとは思えません。
が、chicさんの「ひとこと」で気が変わったので、作りました。「chicさんのためだけに」ATOKでrubyでもawkでもperlでもなんでもござれのバージョンを作ってみました。というわけで、ATOKでrubyでもawkでもperlでも何でも使い放題です。ハイ。
さぁ、あなたがruby使いなら、ATOK上でprint Math.cos(0)とでもタイプしてみましょうか、いやそれどころかそれどころか…(次の項目に続く)。
■れっつ! 日本語(ひらがな)プログラミング(ATOKで…)
というわけで、ATOKでrubyでもawkでもperlでもなんでも使うことができるソフトウェアを作ってみたわけです。しかも、今度のバージョンはCONFIG.TXTに自分で定義した関数や置換ルールを決めておくことができるわけです(結局どちらもただの「辞書登録と同じ」置換ルールに過ぎませんが)。これで、ATOKの辞書登録は64文字までよルールに縛られずに済むわけです。「にちじ(日時)」でも「じこく(時刻)」でも何でもやり放題です。
で、このバージョンでは、そのCONFIG.TXTの定義次第で一見ヘンに見える色んなことができます。例えばCONFIG.TXTの作り方次第では
「0」のこさいんをしゅつりょくなんて入力して変換すると
perl -e "$param=0;$param=cos($param);print $param;"が実行されて、"1"という計算結果が表示されたり、
「でんたく」をきどうを入力・変換すると電卓が起動したり、
「かいぎょう」のかずをしゅつりょくをAMET変換すると、クリップボードに保存されている内容中に改行コードが何回出てくるかを出力したり、なんてことも簡単にできるわけです。もちろん、大阪弁や津軽弁のルールを決めておいて、お国言葉でプログラミングをしてみるのももちろんアリに違いありません。
というわけで、「レッツ!日本語(ひらがな)プログラミング」です。ATOKユーザーで何かのスクリプト言語や一般的なプログラミング言語を使う方なら、このソフトをインストールして、ぜひぜひCONFIG.TXTをテキトーに仕立ててみましょう。懐かしの「ぴゅう太日本語ベーシック」顔負けの、あなただけの「ひらがなプログラミング言語」を作ってみるのも面白いかも。えっ?全然面白くない…ですか?
2005-04-13[n年前へ]
■次期法王候補の教義・思想傾向
朝日新聞の朝刊から「次期法王候補の教義・思想傾向」を示した散布図。最近、こういう「解説用の各種チャート」が紙面に頻出するようになってとても楽しい。楽しいだけじゃなくて、もちろんわかりやすい。
法王になりそうな人たちの「オッズ(賭倍率)」の数値や人気推移グラフなんかも適当に表示してもらえたら、きっともっと楽しいかも。
2006-04-13[n年前へ]
■自分の狭い部屋と同じ感覚で世界を狭く捉えていた頃
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に「自分の狭い部屋と同じ感覚で世界を狭く捉えていた頃 〜 あぁ恥ずかしい!新人時代の暴言・暴挙 〜」を書きました。
Tech総研に掲載されていた「あぁ恥ずかしい!Deleteしたい新人時代の暴言・暴挙」という記事をきっかけとして、ふと感じたことを書いてみました。
(新人時代の頃は)「自分の狭い部屋と同じ感覚で他の世界を狭く捉えていた」ような気がします。自分の狭い知識と視野で、他の人や世界を眺め、そして判断してしまっていたような気がします。
■実写動画でミニチュア・ムービー2
「実写動画でミニチュア・ムービーを作る」と同様な「実写から作成した(小さなオモチャの世界みたいな)ミニチュア・ムービー」 この動画を眺めるに、カメラでアオリを使って撮影したわけではなく、Affter EffectsやPremiere辺りで後処理を行い、それっぽい動画にしたように見える。手法はどうあれ、なかなか面白い。
この作品自体は第11回学生CGコンテストの動画部門の受賞作品であるが、第10回の一件があったため、「今度は、本城直季の写真を動画で焼き直したものか…」と少し冷めた気分で眺めに行った。しかし、時間軸に細工をしてあるせいもあり、(実写動画でミニチュア・ムービーを作る、もそうだったように)静止画と動画はやはり違っており、よりミニチュアな「箱庭の世界」の感じを楽しむことができた。 via おれはおまえのパパじゃない
2008-04-13[n年前へ]
■「幅広バルコニー(ベランダ)」と「冬の部屋」のヒミツ
街を歩いていると、「3.5m×3.5mの幅広ベランダ(バルコニー)!」というマンション広告を見かけた。広いバルコニーは気持良さそうだなぁ、そこでビールでも飲めばとても気持ち良いだろうなぁと思いつつ、その立て看板を眺めていると、ふと「このマンションは冬に湿気(しっけ)てしまわないだろうか…?」ということが急に気になりだした。
「日差しの科学」を読むとわかるように、夏と冬では日差しの角度が大きく異なる。暑い盛りの夏至ともなれば、太陽が一番高く上る南中の時刻には、(真上の)天頂方向から見て約11度の頭上から日光が強く差し込んでくる。その一方、寒い冬至の時期であれば、(天頂から)58度もの低い角度から、日光は斜めに差し込む。
だから、
夏至の時、窓の直上に約60cm程度のひさしをつければ、夏の日差しを部屋の中に入らなくすることがわかりますといいうように、上階にベランダ・バルコニーなどがあれば、それが庇(ひさし)となって、夏は日差しが部屋の中を暑く照らすこともなく、かといって、冬には斜めから差し込む陽の光が寒い部屋の中を暖めてくれる。
「日差しの科学」
それなら、上階に幅広3.5mのバルコニーがあるマンションなら、どうなるだろう。もちろん、夏の暑い日差しが部屋の中に入らないことは全く同じに違いない。しかし、冬の正午の日差しを計算してみると、部屋の中を太陽がほとんど照らさなくなってしまうことがわかる。たとえば、ひとつの階あたりの高さが2.5mほどである場合には、南中の時刻の太陽は部屋の中に50センチメートルほどしか、入ってこない。これでは、「寒く湿気た部屋」は暖まりそうにない…。
というわけで、「このマンションは冬に湿気(しっけ)てしまわないだろうか…?」と、自分の家でもないのにそんなことが気になってしまい、マンションの完成予想図を見ながら「日照シミュレーション」を頭の中で試み続けたのである。はたから眺めたとしたら、さぞかし、そのマンションに惹かれているように見えたことだろう。しかし、実はそんなこんなの「(余計な御世話の)日照シミュレーション」をしていたのだった。
2009-04-13[n年前へ]
■分光スペクトル・色処理のデモ・インタラクティブ・アプリケーション
分光スペクトル・色処理用のMathematica 7.0用ライブラリを使った「デモファイル」を、誰でも操作できるインタラクティブ・アプリケーション」に変換してみました。変換したファイルは、ColorLib_amature+on+7.0demo.nbp(124kB)として置いておきます。
実行には、 Mathematicaノートブック実行用の無料インタラクティブプレーヤー Mathematica Player が必要です(ダウンロードページ)。Windows 2000/NT/XP/Vista, Mac OS X 10.4以上, Linux 2.4以上で実行することができます。下の「実行画面」動画のように、「D65光源の下で、白色紙の上にシアン色とマジェンタ色を塗り重ねていくとどんなスペクトルになるか」を表示することができます。
不具合などありましたら、教えて頂ければ幸いです。
2010-04-13[n年前へ]
■拡散方程式で考える「あみだくじ空間」と「(見えない)時空間ループ」
拡散方程式で考える「あみだくじ空間」と「空間ワープ」の続きです。前回は、”縦線をまたぐ”ような線が、離れた場所を強引に結びつけ、その空間どうしを”ワープ”できるようにすることで、隣り合った空間にさせてしまう、という何やら不思議な存在であるのかもしれない、ということを考えてみました。
それでは、次は、こんな場合ならどうしたら良いでしょう?今度は、横線同士が交差していたり(下図のExample1)、同じ縦線同士を繋ぐ線があるような場合(下図のexample2)です。
あみだくじを拡散方程式で解くときには、縦線の「横方向」が「空間」を意味します。それに対して、「縦方向」はすなわち「時間」を意味することになります。「横線同士が交差する」ということは、異なる縦線の間で「時間」が共通のものでなくなってしまう「奇妙な線」であるように思えますし、「同じ縦線同士を繋ぐ線」はまるで過去や未来へ「タイムトリップ」する「不思議な線」に見えます。
今回考えてみたいのは、こういったスペシャル技を、ちまり時間軸を捻じ曲げるような「線」をどう扱うか、ということです。「どう扱うか」というのは、「どう考えると、単純に思えるか」ということです。「単純で共通なルールで記述できるか、と言い換えても良いかもしれません。
なぜかというと、この「線」について考え出すと、少し「スッキリしない」というか「気持ちが悪い」ことが出てくるからです。具体的には、「どの経路を考えてみても、通らない線がある」とか「横線に対して、(両方向に進む経路があって欲しいのに)片方向に進む経路しかない」、あるいは、「線を追いかけていくと、下から上に遡らなければいけない部分がある」ということです(下図参照)。
この「時空間を歪ませるようなスペシャル線」は一体どう扱う・どう考えれば良いのでしょうか?そんなに考え込むことでもないのかもしれませんが、あみだくじというものを考えるとき、「通らない線がある」「横線に対して、(両方向に進む経路があって欲しいのに)片方向に進む経路しかない」「線を追いかけていくと、下から上に遡らなければいけない部分がある」というのは、あまりに「おさまりが悪いこと」であるように思われます。
そこで、こう考えてみることにしました。下図のように、時間を捻じ曲げるているような線の部分には実は「縦線が隠されている(そういう仮想縦線を考えてみる)」と考えてみるのです。そして、その(仮想)縦線は最下部と最上部が繋がっていて、最下部からさらに下にさがると…アラ不思議、最上部にワープして、そこから下に降りていく、という具合に考えてみるのです。それが、下の図です。
すると、例外的な現象に思えていた不思議なことが、ごく当たり前の普通のあみだくじに見えてきます。あみだくじを辿る線は、いつでも下方向にしか移動しません、つまり、「線を追いかけていくと、下から上に遡らなければいけない部分がある」という現象は消えますし(仮想線の最下部でも、(仮想線の最下部と最上部が連結されているだけで)その空間上は下に落ち続けているのみです。)、「(いろいろな経路を考えたとき)通らない線」というものもなくなりますし、「横線に対しては、両方向に進む経路が必ずある」という、ごくあたりまえのあみだくじに思えてきます。(下図参照)
というわけで、横線同士が交差していたり、同じ縦線同士を繋ぐ線がある時には、そこには実は見えない縦線が隠されていて、その縦線はたとえるなら上下両端が繋がったことで「明確な端を持たない」ということだけが特殊だ、と考えてみるのです。「実は目には見えづらい空間(縦線)があり、そこでは時間軸は永遠のようでなぜかループしている」というわけです。
こんな風にあみだくじを、あみだくじの「スペシャル線」から考えてみると、何だか不思議なくらい惹かれます。そして、考えていくうちに、変に思えていたものが、いつの間にか、ひとつの綺麗な星座のように見えてきます。それは、とても面白い感覚です。
数字がバラバラに書いてあって、その数字を順番になぞっていくと最後に絵ができる"Connecting Dot"ってパズルがあるじゃない? バラバラだったりしても、途中で間違っているように思えたりしても、色々と続けていたら最後に何か浮かび上がってきたりしたら、それで良かったりするのかな?って時々思ったりするの。
種ともこ 「どこかの学園祭コンサートで」
(目の前にいる人・目の前にある悩みを)ボーと見ていると、おもしろいものが見えてくる。その面白いものが見えてくることを"コンステレーション"と呼びます。"コンステレーション"というのは「星座(を意味する言葉)」です。
河合隼雄 「河合隼雄 その多様な世界―講演とシンポジウム 」
星が散らばっている時、その星を結んだ瞬間が一番楽しい。
浅草キッド 水道橋博士
2011-04-13[n年前へ]
■お手軽「地震検知器」を作ってみよう!?
東日本では地震が続いています。地震があまりに頻繁に起き続けると、「今世界が揺れているように感じるのは、地震のせいなのか、それともめまいのせいなのか?」といったことがわからなくなります。揺れに鈍感になる一方で、その逆に、小さな揺れをも敏感に感じ取る気持ちが育ってきますし、さらに船酔いのような変なめまいも続き、これは一体地震なのか・それともめまいなのか?と悩んでしまうのです。
そんな時には、「地震検知器」を作るのがお勧めです。身の回りにある輪ゴムやヒモを切り、その先にクリップなどの重りになるものを取り付けて、さらに周りの空気流の影響を受けないように(たとえばエアコンや送風機といった空調の影響)、その重り付きのヒモ(ゴム)をペットボトルの中に(フタを閉めるときにヒモの先を挟むなどして)ぶらさげるのです。
この地震計は、こんな風に動きます。「地震」がもし起きたなら、揺れるペットボトルに対して「中の重り」はそれまでと同じ動きをしようとしますから、ペットボトルに対して中の「ヒモ&重り」が相対的に揺れ動きます。それに対して、あなたが「めまい」を感じたとしても、ペットボトルの中の重りはそのめまいと全く関係がないわけで、ペットボトルの中のヒモや重りはピクリともしないハズ…というわけで、「地震」と「めまい」の区別がつくわけです。余震酔いに悩む人は、ダマされたと思って簡単お手軽工作をしてみるのも、お勧めかと思います。
せっかく「地震計」を作るなら、お手本写真のようにあなたがデザインした「ラベル」でも作って・貼ってみれば、なんと、あなただけのおしゃれな地震計を手に入れることができます。
透明なペットボトルとヒモ(のようなもの)と重りになるものを探して・手に入れ、紙に「地震計」とでもラクガキしてペットボトルに貼り付けてみれば、あなただけのデスクトップ地震計のできあがり、です。 余震が続く中「めまいと地震」を区別しかねているのなら、息抜きにこんな工作をしてみれば、少し楽しくなるかもしれません。
2012-04-13[n年前へ]
■エクセル(表計算ソフト)の「表空間と値の拡張」を考える!?
エクセル(Microsoft Excel)に「型」を追加する機能が欲しいと思うことがあります。たとえば、複素数やベクトルをひとつのセルで扱ったり、さらにはもっと複雑な属性を持つ「値」を扱いたい、と思うことがあります。
そうした「(独自の)型」に対して、演算子を自由に定義できたり、セル内での表示方法を自由に定義できたり(「条件付き書式」の自由度が高ければ、独自型の表示スタイルをカスタマイズすることもできるのでしょうか)したい、と思うことがあります。
…とそんなことを書いたら、ささっと @IchiroMori さんがシート(コード)を書いて・送ってくれました。「セルに入っている文字列を"imreal"と"imaginary"関数で処理し、独自定義の複素数クラスで処理した上で、"Complex"関数で文字列に戻すというコードです。
表計算ソフトというものを考えたとき(エクセルは表計算ソフトという範疇にとどまらないものだと思いますが)、表計算ソフトの基本機能は『「表」上で「値」が簡単に計算できる』ということになります。
そして、そんな表計算ソフトに対して、次の2つの点の拡張をしてみたいと感じることがあります。
1.「表」という部分
格子状の座標だけでなく、任意の「位置関係」「座標系」「空間」…を使いたい
2.「値」という部分
任意の属性・特性を持つ「存在(クラス・インスタンスというか)」を扱いたい(属性・値の演算方法やセル・グラフ上での表示方法も含む)
表計算ソフト(エクセル)の性質『「表」上で「値」が簡単に計算できる』というものを、『空間が各領域で値(属性)を持ち、それらが空間上で作用し合う・作用させ合うことができる』と捉えるならば、その「表」と「値」の拡張ができたなら、一体どんなことができるようになるだろう?と考えたくなります。…空間が各領域で値(属性)を持ち、それらが空間上で作用し合うというのは「世界」持つ基本的な性質ですから、つまりそれは、表計算ソフトが簡単に世界を表現しうるということになります。
「値」の拡張という部分に関しては、独自クラスを定義した上で文字列にシリアライズ・文字列からデシリアライズすれば可能だろうとは思うのですが、演算子や関数をオーバーロードできないと、既存関数の再利用ができなくなったり、何より「使い勝手」が悪くなるように思います(たとえば、ある属性に対して+=PLUSを定義したとき、その定義がSUM 関数やAVERAGE関数に反映されないと不便ですよね?)。
…というわけで、表計算ソフトの「表」と「値」の機能拡張ができたなら?と考えるのです。そうすれば、表計算ソフトは、(ある範囲の)世界を表現するのではないかと考えたりするのです。
2013-04-13[n年前へ]
■タイの水掛祭り(ソンクラーン)で軍事紛争戦略を考える!?
タイの1年は4月始まりなので、お正月休みは4月にあり、ソンクラーンと呼ばれます。この時期に行われるお清めのための人々同士の「水掛け」が、今では超無礼講な、水掛合戦と化しています。そんな水掛合戦の中にいると、少しだけ軍事紛争の国際戦略を理解することができるのです。
水掛合戦の地を歩くとき、まず気づくことは、「武器(=水鉄砲)を持っていると、紛争に巻き込まれる」ということです。水鉄砲を持ち歩くということは(かなりな割合の人が水鉄砲を持ち歩いているわけですが)周りの人に宣戦布告をして歩いているようなものですから、すぐに周囲から水の集中砲火を浴びせられて、びしょ濡れになってしまいます。それはいわば、リアクション芸人の「押すなよ!絶対押すなよ!」より超鉄板の「さぁ押してくれ」ならぬ「さぁ俺を水鉄砲で撃てよ!」合図だからです。
さらには自分が「水鉄砲」を持たなくとも、そういう「目立つ武器」を持つ・ひけらかす人の近くにいるべきではありません。そういう人が近くに居ると、気づくとその辺りが(あっという間に)「紛争地帯」に化してしまいます。とばっちりでびしょ濡れになるのがイヤならば、武器をひけらかす人たちに近づいてはいけないのです。それは、イラクや北朝鮮の近くに位置する国々の悩みと少し似ています。
かといって、「武器を持たない白旗上げ」戦略が良いかというと…そういうわけでもありません。丸腰無防備でただ歩いていても、容赦なく水を掛けられることもありますし、たとえば自転車になんか乗っていたりすると、まさに通りにたたずむこどもの「標的」になり、ドブネズミのようにずぶ濡れになります。…パンツまでぐっしょり濡れつつ自転車に乗っていると、「軍隊を放棄する」と宣言した日本が自衛隊という名の「軍隊」を持ち続ける判断をしていることを、少し理解できるようになります。
それでは、いっそのこと、強力な水鉄砲を持つのはどうでしょうか。たとえば、空気圧縮式で2500〜3500cc程度の弾丸(水)容量を持つ水鉄砲を使うと、10m以上先くの相手に容赦のない無慈悲な水攻撃をすることが可能です。あるいは、水鉄砲機能付リモートコントロールヘリ なんていうものも世の中にありますから、そういった武器を標準装備してみるのはどうでしょうか。
…しかし、そういう戦略では資材物資を潤沢に持つ巨大な国には勝てません。たとえば、通りを歩いていると、水鉄砲ならぬ消防車からの放水ホース攻撃(しかもチームで!)をしていたりもします。消防車相手に水鉄砲で挑むのは、空飛ぶB29に竹槍で立ち向かうようなもので、太刀打ちできるわけがありません。アメリカみたいな国を敵に回してはイケないのです。
しかし興味深いことに、消防車が容赦のない無慈悲な放水をしてる先に、その放水に負けず・向かっていく人々がいます。放水されても、満足げに水に向かっているのです。それを見ていると、アメリカも自爆テロには勝てないだろうな…ということを何だか納得できるようになります。
ちなみに、町の通り・商店街の前などでは、こどもたちが店や家から次々と補給される水を、通りを走るバスやバイクなどに(タライなどに入れた水を)掛けています。後方支援・ロジスティックスというのは紛争戦略に非常に重要な項目です。相手がこどもたちとはいえ、こどもたちが位置する場所が支援物資が無尽蔵に得ることができる家のあたり…となると、これも決して敵にしたくはない相手です。アメリカがかつてベトナム戦線で勝てなかった歴史が当然のようにも思えてきます。
そして最後に気づくことは、街中・通りのありとあらゆる場所に、「水鉄砲」と「ペットボトルに入れた戦闘用水タンク」が山のように積まれ・売られている、ということです。それらの兵器・燃料は、次々と買われていき、そして次々と新たな兵器が積まれていきます。それはつまり、戦争が起きると、兵器を供給する側や石油を売る側に、とめどなくお金が流れ込むのだな…ということです。それを水鉄砲の戦いを通じて実感できるのです。
タイの水掛祭り(ソンクラーン)を眺めていると、何だか歴史の教科書に載っていたことや・この瞬間の新聞・TVニュースに載っていることが実感できるような気になります。
2014-04-13[n年前へ]
■東京都立高校の入試合否を決める「内申書評価」は「先生個人の基準」に左右される!?
東京都立高校の入試合否を決める「内申書評価」は「先生個人の基準」に左右される!?を書きました。
ちなみに、大きく分けると「評価の最頻値が3というケース」と「評価の最頻値が4というケース」という2種が多いようですが、(驚くことに)「評価の最頻値が2のケース」も見受けられます。