hirax.net::Keywords::「ソフトウェア」のブログ



2009-12-20[n年前へ]

年賀状作りをモノクロ版画で簡単にしよう 

 年賀状を書く時期になってきましたので、そんな時に(少しは便利な)消しゴム版画風画像作成ソフト「ナンシー"小"関風パッチもん版画」作成ソフト」の使い方でも、動画として(下に)張り付けておくことにします。行っている作業は、適当な画像をソフトウェアのアイコンにドラッグ&ドロップし、画像を作成・(Sキーを押すことで)保存し、(ESCキーを押すことで)ソフトウェアを終了させ、後は適当に”ペイント”ソフトウェアで文字を手描きしている、という具合です。

 カラー化したバージョンや、高画質化したものも作成し、さらにそれをWEBアプリケーションにしたものも作成したのですが、(少し前にサーバのクラスタ構成を変更した際に)動きがおかしくなっているようなので(その問題修正は後回しにして)、とりあえず白黒版画のアプリケーション版の紹介動画を今回は張っておきます。

2010-01-29[n年前へ]

伸びない人は「銀の弾丸」を捜し求める。 

荒井玲子「ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人 (技評SE新書002) 」から。

伸びない人は「銀の弾丸」を捜し求める。

2010-02-15[n年前へ]

高速動作版!「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフト (初出:2006年11月26日) 

 もう今は、あるいはようやくと書くべきか、とりあえず、こういった「ミニチュア写真風」写真撮影機能を搭載したデジカメが増えてきました。今は、こうした(リアルタイム)画像・動画加工機能が豊富なカメラ付ケータイを待ち望んでいる、2010年の今日この頃です。


image  以前、「本城直季」風ミニチュア写真を作り出すソフト 叩き台バージョンというものを作ったことがあります(「本城直季」風とは名付けていますが、こういった写真の原典に近いものとしてはMiklos Gaal による写真集などがあります)。 こんな風に 実際の写真を「まるでミニチュア模型風にする」処理を行うソフトウェアです。このソフトウェアには大きな問題がありました。つまり、動作があまりに遅かったのです…。そこで、今回は気持ちよくサクサク動く高速動作版を作ってみました。動作環境は、(以前と同じく)Windows版ですが、Mac OSX版・Linux版などを順次公開していく予定です。今回作成したアプリケーションはToyImage2.20061126.lzh (2.4MB)に置いてありますので、ダウンロード・展開して使ってみて下さい。

 このソフトウェアの使い方は、下記のようになります。

Miklos Gaal

  1. 画像ファイルをExeアイコンにドラッグ&ドロップする
  2. 画像中からマウス(クリック&マウス移動)でピントを合わせたい領域を選択する
  3. キーボードの"s"ボタンを押すと、結果画像が"○×の処理.00.jpg"というようなJpegファイルとして保存される
  4. ソフトウェアの終了はキーボードのESCを押す

 あなたの撮った写真を、色んなミニチュア写真にしてみると面白いかも知れません。そして、そんなミニチュアの景色をブログなどに張って、みんなに見せてみるのはいかがでしょうか。

2011-04-23[n年前へ]

工学を超えていくために 

 「工学を超えていくために

 福島第一原子力発電所の事故のニュースを眺めつづけた。早野龍五先生のツイートによれば、私たちにはSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワーク システム)という虎の子があるようであった。なにやらシミュレータであるらしい。私は発表を待ち望んだ。

 待ちながら、私は「工学の限界」について考えあぐねた。蓋を開けてみれば、示されたのは試算だった。工学の限界どころではない。工学は徹底的に負けたのだと、私は悟った。この敗北の責任を、工学は取らなければならない。そしてようやく、私はSPEEDIについて調べはじめた。

 工学の敗北を徹底的にならしめるために、私はSPEEDIがこの原子力災害において果たした役割──果たさなかった役割を見つめることにした。手始めに、似たような結果を示すコードを開発し、自由に配布できるようにしようと企てた。SPEEDIは私が片手間に開発できる程度のソフトウェアであり、つまり、お粗末で信じるに足りないことを示したかった。そのようなものを後生大事に抱えこんでいるとしたら、そんな工学は滅べばいいと心底思った。



■Powered by yagm.net