2012-11-08[n年前へ]
■「メガネのままの君が好き ~ 恋愛少女マンガの思想と構造」
「メガネのままの君が好き ~ 恋愛少女マンガの思想と構造(1)」
眼鏡をかけた少女のことを「眼鏡っ娘」という。ときどき「少女マンガでは眼鏡っ娘が眼鏡をはずすと美人になる」などと言われる。たとえば、中島梓はこう言っている。「「眼鏡をとったら君も美人」は少女マンガにとってはいまだに有効な呪文であります」。大ウソである。私は古今のマンガに描かれた眼鏡っ娘を1,041人調べたが、そのうち眼鏡を外して美人になるのは130人。率にすれば12.5%であり…「メガネのままの君が好き ~ 恋愛少女マンガの思想と構造(4) <おとな>と眼鏡」
つまり、眼鏡は容貌に問題があるという記号ではなく、当初は<おとな>の記号だった。そして、60年代には「子ども/おとな」という厳密な二項対立コードが成立しており、<おとな>の記号としての眼鏡は「脱-恋愛」的存在であることを意味していた。
しかし、1970年頃に<子ども>と<おとな>の境界線が消失し、<おとな>の権威が失墜する。そして<おとな>の失墜は、<おとな>のシンボルとしての眼鏡にとっては厳しい逆風となった。<おとな>になるという目的が存在した時代には、眼鏡は<おとな>のシンボルでもあったから権威を保ち得た。
眼鏡をかけた少女は権威ある<おとな>を想起させ、ステータスを保った。しかし、<おとな>という目的を喪失し、<恋愛>が自己目的化したとき、非-恋愛のシンボルとしての眼鏡は「<恋愛>からの脱落」を意味するシンボルへと容易にすり替わってしまった。そして、ついに眼鏡が負の記号となった。
現実的に眼鏡をかけている女性がブスだったから「眼鏡=ブス」というイメージができあがったのではない。<おとな>の消失に伴う価値観の転回により、「眼鏡=ブス」という図式が70年頃に成立したのである。
■女子 + メガネ = 勝利の方程式
海外の画像サイトで「Girls + Glasses = A Winning Combination」という記事を発見した。意訳すれば「女子+メガネ=勝利の方程式」ともいえよう。様々な人種のメガネっ娘写真が25枚掲載されている内容だ。
■続 「メガネをとると美人になる」現象の秘密 ~「”サイズが違う近視用メガネ”のブサイク化マジック」編
『続 「メガネをとると美人になる」現象の秘密 ~「”サイズが違う近視用メガネ”のブサイク化マジック」編』を書きました。
しかし、「メガネをとると美人になる」現象の秘密は、実はこれだけではありません。
サイズが合わない近視用のメガネを掛けていると、目の間隔が妙に離れて平目顔に(外見上)見えてしまったり・目の感覚が過剰に狭まってプロポーションが悪いブサイク顔に見えてしまう…という現象もさらに起きてしまいます。
近視用メガネをかけた人を眺めると、メガネレンズの内側にあるものが「小さく」縮小されて見えるのですが、縮小される時の中心位置はレンズ中心位置となります。すると、目の位置とレンズ中心位置が一致していないと、目が縮小されて見えるのと同時に、目の位置も移動して見えてしまうのです。
2013-01-19[n年前へ]
■1920円で「超クールなメガネ・帽子スタンド」を作ってみよう!?
メガネや帽子スタンドを置くための超クールなスタンドの作り方、それはこんな感じです。まずは、DIYショップで内径1/4インチのナットを買い(参考:たった50円で作る!?「三脚取り付け対応スマートフォン用ケース」)、Amazonで980円ナリのメガネや帽子を置くのにちょうどいい”台”の下部(裏側)に瞬間接着剤で取り付けます。
そして、Amazonで891円ナリの4段三脚を買い、メガネ・帽子台の下に取り付ければ、右の写真のような「超クールなメガネ・帽子スタンド」ができあがります。
さっとメガネや帽子に手を伸ばすのにちょうど良い高さで、「メガネや帽子があるべき場所」というイメージを伴っていて、そして何より超クールです。
980+891+50=1920円ナリで「超クールなメガネ・帽子スタンド」を作ってみるのはいかがでしょうか?見た目が格好いいだけでなく、結構使いやすいと思いませんか?
2013-01-27[n年前へ]
■「めがねっ娘の秘密」マネキンヘッドで実験!編
続 「メガネをとると美人になる」現象の秘密 ~「”サイズが違う近視用メガネ”のブサイク化マジック」編(めがねっこ大好き。)では、種々のメガネを掛けたときの「目の大きさ」が変化する度合いを計算シミュレーションしてみました。今日は、「(マネキンヘッドに眼鏡を掛け)目の大きさの変化度合い」を実際に確かめてみました。
近視用の-3D(ディオプシー)メガネ、遠視・老眼用の+3Dメガネをマネキンヘッドに掛け、素顔との違いを比べてみたのが下の図です。(視力が0.3程度以下の人が掛けている-3Dのメガネでは目が結構小さく見えてしまうし、結構な遠視・老眼の人がかける+3Dのメガネの場合には、瞳がずいぶんと大きく見える!と実感できるのではないでしょうか。
凸レンズな遠視用メガネは瞳を大きく美人に見せ=メガネ美人を作り出し、凹レンズである近視用メガネは(女の子の瞳を小さく見せるがゆえに)「メガネをとったら、あれ美人だった?」という伝説のマジックの原因になります。
誰にも言ったことがないのですが…実は「めがね美人」になることができる秘密テクニックがあります。それは「近視用のコンタクトを着用した上で、遠視用のメガネを掛ける」というワザです。目の前のものは(これまでと同じように見えるけれど、瞳を大きく美人に見せるのです。…実にムダでおバカなテクニックなのですけれど、ね。