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2014-03-29[n年前へ]

「バストの径からバスト体積を求める方程式」と「スプートニック・ショック」 

 ”Breasts: A Natural and Unnatural History”を読んでいると、「バストの径からバスト体積を求める3種の方程式」が載っています。「3種類」載っているのですが、掲載されている式は

  1. 体積=直径^3×0.5236/2
  2. 体積=半径^3×4.1888/2
  3. 体積=半径^3×4π/2
というもので、前者の2つは(半径で表すか・直径出表すかの違いしかない)全く同じ式です。また、最後の式は、おそらく、体積=半径^3×4π/(2×3)の間違いだろうということを考えると、つまるところは、これらは全て同じひとつの公式「体積=半径^3×4π /3 /2という「おっぱいの体積は球の半分である、としたい」というひとつの主張が書かれているに過ぎません。…わざわざ3つの異なる式で書くと、むしろわかりにくくなる話のような気がします。

 それはともかく、面白かったのが「スプートニック・ショックの頃、アメリカ合衆国がソヴィエト連邦に誇れる技術のひとつがブラジャー設計技術だ、と言われた」という一節。

 These equations are taken from a mechanical journal published in the wake of Sputnik. Its proud author declared, “Brassiere design is one engineering activity, at least, in which the United States is ahead of the Soviet Union.”



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