2002-03-29[n年前へ]
■Photoshopプラグイン作成Tips
最近Photoshopプラグイン作成にハマリはじめた下丸子の某氏とPhotoshopのプラグインを作って遊ぶSDK倶楽部を結成した。で、ここはワタシもはまったのだー、などと目隠し将棋のように電話でデバッグをした。で、「やっぱり、ハマったところはちゃんとメモしといた方が…」ということで、情報源をここにメモしとこー。詳しい人は情報を下さいな、と。
まずは数少ない日本語の情報源。(リンク)(リンク)
■フィルターをかけた後にAboutを呼ぶとその後エラーが起きる
PluginMainのswitch文でサンプルプログラムなどでbreakで出てるところを、returnに書き直すべし。
■tileでデータをPhotoshopをもらう場合の6.0の不具合
6.0でtilingが正常に行われない。強引だけれど、tileWidthをgFilterRecord->outRect.right, tileHeight = gFilterRecord->outRect.bottomてな具合で全領域をいきなり要求するべし(とんでもねー)。5.5以前ではこの現象発生せず。
■pluginAboutの6.0の不具合
Adobe dialog managerのpluginAboutでのサイズ自動調整が動かない。動かないモノはしょうがないから、自分でダイアログを作る。というわけで、Win, Mac共通コードは減るのだ。
■荒川は渡れない。
で、数日前の「荒い川だって乗り越えていくのだー」というのはもちろんPhotoshopのプラグイン作成で有名なWild River systemsの某氏を暗に指しているわけですね。いや、もちろんこの言葉は冗談ですが。
で、もってどこぞの誰かが想像した「ある方(本人はまさか自分がと思ってると思うけど)」はその某氏と知人なわけですねー。面白いものです。
2003-03-29[n年前へ]
■月とタンポポとキャッツ・アイ
京都に九時半位について、その後マウンテンバイクを借りて、京都一周自転車の旅。京都駅→河原町五条→円山公園→平安神宮→哲学の道→京都大学→高野→宝ヶ池→松ヶ崎→金閣寺→嵯峨野→嵐山→松尾→上桂→西院→京都駅、というので五時間弱。胃の痛みも消えて、とても良い感じ。
腰掛けた三日月さんは哲学の道で、黄色いタンポポと黒猫の黄色いキャッツアイは嵯峨野で。風が少し強いけれど、とても気持ちの良い昼間。
2004-03-29[n年前へ]
■ことばの砂時計 / kotosuna
自分のことばをサラサラ落としてみよう。長い言葉なら、ことばの山がきっとできる。短いことばなら、思った通りに並ぶかもしれない。あるいは、思っては見なかった、だけど何故だか少し似合うことばに変わるかもしれない。
何人かが書いただろう言葉、そしてそれ以上に面白い言葉をなかなか思いつけないのが「す」「き」。ガラスの砂時計の中にそれぞれのことばを封じ込めてみたり、それを少し振ってみるのはとても面白く新鮮だと思う。見なかったからといって、損はしないだろう。けれど、これを見れば必ず何かを得ると思う、の「ことばの砂時計 / kotosuna」 from 優雅な生活が最高の復習である
2005-03-29[n年前へ]
■「さん」づけ
私は基本的には年下でも何でも「さん」で呼んでいる。以前世話になった先輩が言っていた。「人間それぞれ優れている面もあれば劣っている面もある。年下だろうと目下だろうと、自分より優れた面をきっと持っているに違いない人間を○○君と俺は呼べないね」と。
■「高画質化するイメージング技術」
今夏、7月14日(木)、 15日(金)に日本画像学会技術の講習会「高画質化するイメージング技術」が開催されます。定員は250名ですが、初日午後のシミュレーション実演講習は「エクセルを用いたシミュレーションの実習」で、先着20名限定です。その中でも、富士ゼロックスの伊藤朋之氏の講習「表計算ソフトを用いた熱伝導計算(非定常問題)」は特に必見だと思います。おそらく、奥深くもあり、だけどもとても明解な話がされそうな予感がします。
ちなみに、私の担当は15日の午前です。アストロ・マキタさんは14日ですね。興味がある方はいかがでしょうか。会場は、品川コクヨホールです。
■小川洋子が数学界出版賞を受賞
「博士の愛した数式」の小川洋子が数学会出版賞を受賞。
2006-03-29[n年前へ]
■リクルート雑誌「スカウト」インタビュー
リクルートの雑誌「スカウト」に1ページほどで、インタビュー記事が出ています。「のめり込み仕事人図鑑 日本のビジネスオタク42人」ということで…。一体、私はナンの「オタク」なんでしょうか…。もしかして「オッパイ星人の科学オタク」だったりして…?
2008-03-29[n年前へ]
■各種計算サービス用サーバの再起動など
プラネタリウム/色計算/天体座標計算/月面表示…などの遊び感覚の各種計算を行うサービス、「Lunar-Triangle Calculator」「Spectrum Color Conversion」「The Lunar Surface Telescope」「The Lunar Timescope "Mobile"」「Mobile Planetarium」「PC Planetarium」用サーバを再起動しました。
また、キーワードの一覧ページの処理先(キーワードブログ)や、個別記事指定時の関連記事自動読み込み、などいくつかのサーバ処理の手順などを変えました。
2009-03-29[n年前へ]
■「理想」を「誰でも簡単に実現できる」ようにしたい
「論理的にプレゼンする技術」は、これまでに書いたものとくらべて、
「これが理想だ」という資料を、「コンピュータに慣れていない人」「パワーポイントしか使わない人」でも簡易に作れるようにするということを、これまでよりずっと強く意識して書き・描きました。逆にいえば、これまでに書いたものは、今振り返って考えてみると「コンピュータに慣れていない人」には、あまり優しくなかったように思います。
しかし、たとえば、今回の本の挿入図はほぼすべてが「Windows VistaのLunaモードでの操作画面」になっています。つまり、コンピュータに慣れていない人が、本に掲載されている図の通りに辿れば(混乱せずに)やりたいことができるようにしようということで、Lunaモードで画面をキャプチャしまくりました。それは、つまり、コンピュータのデフォルト設定を変えたりはしない人、が読むさまを想像しながら作ったからです。
また、たとえば「図を張りこんだグラフ・特殊効果グラフ」なども、すべて「PowerPointだけで」作る手順を書いてみました。「使えるものはすべて使おう」という理想ではなく、「Windows上でMicrosoft Office(だけ)を主に使う人・場合が多い」という現実の中で、いかに「理想に近いものを(しかも簡易に)作るか」ということを考え、そういった手順書(図)を作りました。
いろいろな「わからないこと」「わかりにくいこと」をわかろうとする毎日の中で、「わかりやすい」とはどういうことかと、いつも考えています。わかりやすい説明・プレゼンという「理想」を「誰でも簡単に実現できる」手伝いをしたい、とよく思います。本書が、そんな手伝いができたら、ほんの少しでも役に立てたら、何よりも幸いです。
2010-03-29[n年前へ]
■「巨大テトラポッド」の作り方 (初出:2005年08月29日)
右の写真はテトラポッドです。近くに停まっているRV車と比べて眺めてみれば、ずいぶんと大きいことがわかると思います。高さは…、ちょうど5mくらいありそうです。この巨大なテトラポッドは静岡県 富士市近くの田子の浦海岸に置いてありました。なんと、(テトラポッドに書いてある番号を眺めてみると)二百個近く並んでいるようです。テトラポッドが並ぶ景色は、とても壮大でもあり、何だか少し不思議でもあります。
普通、テトラポッドは海沿いギリギリに設置されているわけですから、(防波堤大好きな釣り師ならともかく)なかなか近くでテトラポッドを眺めることがありません。そこで、近くに寄ってしげしげと眺めていると、「この巨大なテトラポッドをどうやって作ったんだろう?」という疑問が湧いてきました。そして、「こんなに巨大なテトラポッドをどうやってここまで持ってきたんだろう?」という疑問も頭の中でグルグル回り出しました。100トンはありそうな巨大コンクリートを一体どうやってココまで…?という製造法のナゾが不思議に思えてきたわけです。
そこで、周りをさらに眺めているとその秘密が中央部に設置されてありました。その秘密が右の写真です。「その場で(鉄筋コンクリートの)鉄筋を組んで、その周りに『型枠』を組んで」、その『型枠』の中にコンクリートをその場でトクトクと注ぎ込んで、このテトラポッド群を作っていたのでした。つまり、「現場」で全て作りだしていたわけです。この巨大なテトラポッドが作り出されていたのは、工場でも会議室でもなく、「現場」で作り出されていたのです。ヒミツを知ってみれば当たり前の話に思えてきます。…とはいえ、この巨大なテトラポッドを量産しているようすを眺めていると、ヒミツが明らかになった後でも迫力があって、ずいぶんと長い間、見とれてしまいました。
もしかしたら、私以外にもこんな「巨大テトラポッド」に見とれる人がいるかもしれないので、テトラポッドの「骨」や、立体十字型テトラポッドの生産工場の写真を下に貼り付けておきます。なんだか、立体十字型テトラポッドが、太平洋に浮かぶイースター島で、水平線の彼方を眺めるモアイ像のように見えてくるのは私だけでしょうか?
2012-03-29[n年前へ]
■"Less"は"More"(豊か)ですか?…それとも、"Bore"(退屈)ですか?
「”Less is more.”(簡潔こそが、豊かだ)」という建築家のミース・ファン・デル・ローエの言葉、そして、その言葉に対して言い換えされた、同じく建築家であるロバート・ヴェンチューリの「"Less is bore."(簡素ばかりじゃ、飽きちまうぜ!)」は、いずれも短く的確で美しい言葉です。
今日は、「簡潔こそが、豊かだ」「簡素なんて退屈さ」という両端の言葉を残した、彼らが作った建築物を並べ眺めてみることにしました。
言葉と建築物を同時に眺めると、それぞれ「簡潔こそが、豊かだ」「簡素なんて退屈さ」という言葉を「目に見える形」としたような建物で、何だかとても納得させられます。
こうした建物を眺めつつ、「住むなら・生活するなら」「非日常の空間としてなら」「散策するなら・デートするなら」、"Less"を選ぶか選ばないか…そんなことを考えてみると面白いかもしれません。
2013-03-29[n年前へ]
■100円ゲイラカイト空撮で「丸い地球」を実感しよう!?
100円ゲイラカイトにぶら下げた超小型Wifiカメラに広角レンズをとりつけて、3月終わりの春風に乗せて、ゲイラカイトを頭上に浮かべてみました。
凧糸を延ばしていくと、Wifiカメラが(手元の)スマホに「地平線が丸く見える映像」を送るようになります。川の向こう、池の向こうに街並みが見えて、その先にある丸い地平線の先にはただ空があるだけです。
「丸い地球」を(気分だけでも)眺めたくなったなら、(小さなカメラを取り付けた)100円凧を抱え・広場に遊びに行ってみると良いかもしれません。 お正月と違って、心地良い(冷たくない)風がコンスタントに吹くこの季節、凧揚げに行ってみると良いかもしれません。
2014-03-29[n年前へ]
■「バストの径からバスト体積を求める方程式」と「スプートニック・ショック」
”Breasts: A Natural and Unnatural History”を読んでいると、「バストの径からバスト体積を求める3種の方程式」が載っています。「3種類」載っているのですが、掲載されている式は
- 体積=直径^3×0.5236/2
- 体積=半径^3×4.1888/2
- 体積=半径^3×4π/2
それはともかく、面白かったのが「スプートニック・ショックの頃、アメリカ合衆国がソヴィエト連邦に誇れる技術のひとつがブラジャー設計技術だ、と言われた」という一節。
These equations are taken from a mechanical journal published in the wake of Sputnik. Its proud author declared, “Brassiere design is one engineering activity, at least, in which the United States is ahead of the Soviet Union.”
2017-03-29[n年前へ]
■鎌倉大仏、十円玉を何枚で作れるか!?
数字と科学にこだわる歴史記事をこれから3ヶ月間書くことにした!というわけで、今日は「鎌倉大仏、十円玉を何枚で作れるか!?」を書く。
”10円玉で作ったら4億4500万円!青銅製の鎌倉大仏は、青銅の材料費だけなら1億3千万円!アルミニウムの1円玉で作ったら、6050万枚=6050万円ナリ!”