2010-08-16[n年前へ]
■暑い夏の汗かきあとには「ソルティドック風ハイボール(アメリカンで氷たくさん)」が美味しい。
残暑激しく、まだまだ真夏日が続いています。そんな暑い夏に汗をたくさんかいたあとには、「ソルティドック風ハイボールをアメリカンで作る」のがお勧めです。つまりは、濡らしたグラスのふちに塩をたくさん浸けた上で、たくさん氷を入れ、薄めのハイボールを作ってゴクゴクと飲むのです。ハイボールは、氷に好みのウィスキーを少量入れた後に、 サントリー C.C.レモン ゼロで思い切り注ぎいれるのが、(炭酸飲料分に関しては)カロリーゼロなのにビタミンCたっぷりで体に心地良い感じで良いように思います。アルコールが要らなければ、100% サントリー C.C.レモン ゼロの「ソルティドック風サントリー C.C.レモン ゼロ(氷たくさん)」にしてもOKです。熱中症対策には、こちらのアルコールなしのパターンの方が良いかもしれません。
「ソルティドック風ハイボール(アメリカンで氷たくさん)」「ソルティドック風サントリー C.C.レモン ゼロ(氷たくさん)」の味がどんな感じかというと、冷えた甘いスイカのような、甘くビターなグレープフルーツのような、あるいは、ポカリスエットのような・・・とにかく、暑い夏の日差しの下で汗をたくさんかいた後に飲むと、体の中に染み入り、とても美味しく・気持ち良くなります。欲しがる水分と塩分(とビタミンC)が、美味しさと一緒に体に溶けていくのが本当に気持ち良いです。
カクテルのソルティドッグの由来は、「船の甲板の上で汗だらけ塩だらけになって働くひとたち(甲板員)」です。暑い夏の汗かきあとには、一度、「ソルティドック風ハイボール(アメリカンで氷たくさん)」で作って飲んでみる、のがお勧めです。(右上の写真は、真夏の陽射しの下でハンダゴテを握り工作作業をして、自転車試走をした後に作って飲んだ「ソルティドック風ハイボール(アメリカンで氷たくさん)」です)
2011-04-28[n年前へ]
■「進む」私たちが「できる」こと
小学校の教室に避難している人の後ろに、こどもたちが習字で書いた「進め」という紙がたくさん貼ってありました。教室にこどもたちがいた頃にすでに貼られていたはずの、こどもたちが墨汁で描いたはずの「進め」という言葉を眺めました。
原発が事故を起こしてから、いわき市内の学校内で「水溜まりが乾いた跡などで20μSv/h以上の出力を線量計が出している」という実計測結果を聞いていました。そんな数字を知った上で、その後にどんな選択をしていくかという選択には、「答え」などないのだろうと思います。こどもたちに背負わせたくない「リスク」という名の厄難と、彼らにプレゼントしたい可能性と、それら「いずれも確実なものでないもの」を天秤にかけ・そのいずれかを選ぶということは、容易にはできないことに思えます。
教室の後ろの壁に貼られていた習字のように、「進む」ことしかできない私たちは、適当なヒューリスティックス(曖昧な経験則)にもとづいて、行き当たりばったりの判断を(過去そうであったように)未来永劫し続けなければいけないのだろうと考えます。
けれど、「進む」ことしかできない私たちでも、「簡単にできる・ささやかだけれど役に立つこと」があるのではないかとも考えます。根拠もあやふやなリスク見積もりでなく、より大きな要因を勘定に入れない精度が確かな計算でもない、「何か」がたくさんあるようにも思えます。
たとえば、長い休み明けの校舎にたまった(放射能を帯びた)ホコリを、こどもたちが登校する前に、ダスキンモップを持った年老いた大人たちが掃除するなんていうことは、(たとえば、休み明けに雑巾を持ったこどもたちが溜まった埃を拭き掃除するということに比べれば)たいしたリスクを伴わずにこどもたちへの大きなリスクを避けることができる、伊東家の食卓的な役立つ「知恵」に思えます。
「イソジンガーグルをそのまま飲むとお腹がもたれるから、ビタミンCを適量トッピングして中和させたものをこどもには飲ませた(笑)」と小名浜近くの人が軽く話すのを眺めながら、あぁこういう言葉こそが「知恵」というものなのだろうかと思わせれました。
「進む」ことしかできない私たちが(選択に悩むことなく)「できること」とは何だろうか、そのために必要な「知恵」というものは、一体どのようにすれば手に入るものなのだろうか?と考えます。その「答え」は、他の誰か(何か)が教えてくれるものではないということを、この春知ったような気がします。