2010-02-24[n年前へ]
■広告費7700億円が1年で消えた!ネットが新聞を抜いたのではない?フリーペーパーが雑誌を抜く?
「広告費7700億円が1年で消えた!ネットが新聞を抜いたのではない?フリーペーパーが雑誌を抜く? ~日本の広告費2009から見る広告業界の今~」から。
ネットが新聞を抜いた、というよりも、新聞の落ち込みが大きすぎて前年比横ばいのネットの広告費を突き抜けて落ちてしまったように見える。実際に、ネット広告業界で業績をのばしている企業は一部企業に偏っており、多くの人にとってはネット広告業界好調の実感がわかないのが現実だ。
低迷が続くフリーペーパー広告よりも早いスピードで雑誌広告が縮小している、という結果だ。宝島社をはじめとする付録つきの女性誌や、ブランドムックが部数を伸ばしているが、「エスクァイア日本版」「小学5年生」「小学6年生」「PINKY」などが次々休刊するなど、大型の休刊が相次ぎ、2010年も一部雑誌を除いたこうした傾向は続くと見られている。
■「サイエンス・ウォーカー」で「科学なデート」 (初出: 2006年03月16日)
「文科省がフリーペーパー デートにお勧め!!」という記事が、東京新聞に出ていました。「科学離れ」を防ごうと、20~30代のカップルがデート中に科学の話題を楽しむ手助けとなる小冊子を作ってみよう、という試みを紹介した記事です。A4判16ページの小冊子を百万部作製し、雑誌「東京ウォーカー」などにとじ込んだり、首都圏などの駅やコンビニエンスストアなどで配布したりする予定だということです。
科学館に行くと、そこには何組もカップルがいる、ということは多いように思います。そして、説明が不足気味の科学館などで、そんなカップルの片方が相手に科学ウンチクを垂れている、という風景もよく見かけます。
人それぞれだと思いますが、「科学ウンチクを垂れること」は「恋を一歩進める」には効果的なのでしょうか?それとも、逆効果なのでしょうか? 人によっては、「この彼(or 彼女)ってなんて物知りなんだろう!→尊敬しちゃうなぁ→恋しちゃうなぁ」という効果もあるかもしれません。しかし、あるいは、人によっては、「何ワケわからないこと言うんだろうコイツ!?」と思われるかもしれません。
いつだったか、私は「科学に詳しい男性&科学に疎い女性の科学館デートはOKかもしれませんが、逆のパターン「科学に詳しい女性&科学に疎い男性の科学館デートは絶対駄目そうな気がします」という感想を女性から頂いたことがあります。感想というよりは、それは哀しくも確固とした実体験にもとづいた貴重な名言のようでした。
さて、あなたの場合、過去の経験を振り返ってみて、「デート with 科学」は一体どんな具合だったでしょうか?