2010-03-16[n年前へ]
■パナソニック、世界最小、最軽量デジタル一眼カメラ
パナソニックは4月28日より、デジタル一眼カメラ「LUMIX DMC-G2」を発売します。デジタル一眼で初となるタッチパネルを採用し、3.0型高精細液晶モニターを搭載しました。ボディはミラーレス構造で小型軽量を実現し、エルゴミックグリップ採用で手に自然となじむデザインです。
デジタルカメラ業界は、活気があるのだろうか。もしも、活気があるのなら、それは成熟しきっていない製品だということである。自分の買った製品よりも機能が豊富な新製品が、瞬く間に出現する、ということでもある。
しかし、だからといって、買い替えるか否かは本人の気持ち次第である。必要十分な機能があるから買い替える必要がないという考え方・生き方もあるだろうし、欲しい時に買わなくて何とする、と思う人もいるだろう。
デジタルカメラは、いつ成熟期に達するのだろうか。いつまで、成長期でいるのだろう。私個人の感覚としては、「デジタルカメラで撮った写真」がその後どうなるか・どうするか、ということに応えるための投資がもっとあっても良いのではないかと思う。
使い捨てた「使い捨てカメラ」を思い返すことはないとしても、眺めた景色・瞬間を思い起こすことはあるだろう、と思う。その景色・瞬間を生かすための技術は、もっと生まれてきても良いと思う。
2010-04-08[n年前へ]
■「神」と「紙」という無関係の連想。
小田光雄の「ブックオフと出版業界 ブックオフ・ビジネスの実像 」の冒頭に掲げられた、最後の部分から。
ひとは、自分の真の神をよく隠す。一時期、毎週のように、伊豆の各地を訪ね歩いた時、太宰治が景色を眺め過ごした場所に足をのばすこともあった。あるいは、身近な場所にあるそんな場所を眺めて、少し佇み、夕暮れを味わってみたりすることもあった。
太宰治『如是我聞』
話は、「神」から「紙」に飛ぶ。
書籍のようなものを考えるとき、一体どんな考え方でそれを扱うのが、一番みんなの役に立つのだろうか。一番、長く、みんなの役に立つ続けることができるだろうか。
本って、すごく丁寧に読めば、ずっと新品同様のままですよね。それをモノ主体の経済学でどのように扱うかは難しいところがあります。経済学では、本とかも一応「紙が減ってボロボロになる」とかいって、無理やり「使い切るから消費」という理屈をつけていたと思うんです。「紙」というメディアは、これからどうなっていくのだろうか。そして、その紙という「メディア」上に表現されたものごとは、これからどのように変化していくのだろうか。
松原隆一郎
2010-07-15[n年前へ]
■「凄いもの」を作る側に立て
「Fast&Firstの blog風」から。
大規模集積回路 LSIがある。従来は単純ロジックを組み合わせながら作っていた回路が、今は専用IC一つでできてしまう。エンジニアは回路設計する事をせず、仕様書を読んで配線を繋ぐだけだ。
しかし、そんな便利なLSIを設計する人も存在する。宮崎氏の言うのは、LSIを便利だ凄いぞと崇(あがめ)ている側ではなく、その凄いものを作る側に立てと。
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