2009-08-27[n年前へ]
■「ボンレスベルト」で「ボンレス腹」を解消しよう!?
小学生の頃、「ボンレス」といったあだ名があったような気がする。太った子が小さめのシャツを着たりすると、脂肪がムニッムニッとはみ出て、それが「ボンレスハム」を連想させたからだ。もちろん、その「ボンレス」という言葉には、「健康」とか「元気」というようなニュアンスも入っていたけれど、「少し太っている」というニュアンスもあって、「ボンレス」という言葉は、言われた側は少し悲しくるようなネガティブなのものでもあったと思う。
ところが、先日「 脂肪をギュッ!筋肉運動の効率アップで、カロリー消費量UP!!」という広告を見て、そのポジティブな「ボンレス」のニュアンスに驚くとともに、何だか楽しく・嬉しくなってしまった。不思議なことに、「ボンレス」という言葉に力強く誇らしげなパワーすら感じてしまうのである。「ボンレス腹」なら、「ボンレス・ベルト」を使えば脂肪を消し去ることができるのではないか、という実に無根拠な気持が生まれてくるのだ。
「ボンレス・ベルト」という言葉を思いつき、さらに、商品を作り上げた人は、間違いなく「言葉の魔術師」だと思う。
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