2009-03-27[n年前へ]
■哲学の道沿い疏水は北上している!?
京都市の街は北が高く、南は低い。だから、御所の東側・祇園の西側を南北に流れる鴨川は北から南へと流れている。京都に住んだことがある人、京都に行ったことがある人なら、常識のようにそんなことは知っていると思う。
「哲学の道沿い疏水は北へと流れている」と祇園の白川沿いを歩きながら聞き、驚いた。6年間京都で過ごし、哲学の道を数え切れないほど通り、哲学の道沿い疎水の水面を何度も眺めているはずなのに、北へ水が流れている、と意識したことはなかったような気がする。
琵琶湖から山科を通り京都へ流れる疏水の一部が、南にある南禅寺から哲学の道に沿って北へ北へと登っていく。もちろん、実際の水面は北へ北へと降りていく、けれど京都の街の高低感覚からすれば、「北へ北へと登っていく」と言いたくなる。
哲学の道沿い疏水は、北へ北へと上り流れてる。哲学の道を歩くときには、ゆっくり水の流れを眺めてみたい、と思う。今の季節なら、水面に浮かぶ桜の花びらがゆっくりと流れ動いていくさまを眺めてみたい、と思う。
2010-12-23[n年前へ]
■京都の鬼門の風水マップ
そして、百万遍コピーセンターは、グリコ森永事件の闇にもつながっていく。「哲学の道」を作り出す疎水では、水が北上しています。北から南へと坂が下る京都の街を、水の流れは北「上」していくのです。その違和感がなんとも不思議でたまりません。そんな時、それは「風水の流れ」だと言われたならば、「そういうこともあるかもね」と気持ちよくアルコールを飲むこともできそうな気がします。
百万遍コピーセンター自体、カオスな臭いがしていたが、のちにグリコ森永事件他の関係を知って、やはり、闇には闇の臭いがあるのだと実感したりした。
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