2000-12-23[n年前へ]
2001-12-23[n年前へ]
■私と二度めに出会う「水」
Ohgimiさんと娘さんの会話から始まった話。さて、今年のクリスマスは雪が降るのでしょうか?(リンク)
■戸田ブックス
「うちの近所の某店の問題は、アルバイトがレジ打ちしかできないことなんだよなー。店長はそれなりに自分の思想があるんだが、…」 from つっちーのよろず日記。
某店 = 戸田ブックス裾野店に100カノッサ。この店が月に一回配ってる冊子に文章を書いてる人は私のよく知ってる人。そんなつながりもあって、以前「できるかな?」が本になった時に、「じゃぁ、平積みにしよう」という暴挙をしたのはこの店長。
2002-12-23[n年前へ]
■海辺の景色と浜辺の富士山
冬の海辺はとても綺麗です。冬の海辺といっても、沼津はそれほど寒くないので、なかなかに気持ちよい。歩いているだけで柔らかな気持ちになります。こんなところをずっと散歩していたい気持ちになります。
そういえば、浜辺に大きな富士山が描かれていました。少しづつ色の違う石を並べて、大きな富士山を誰かが描いたみたいです。近くに座っている人たちの大きさを見れば、この富士山の大きさが判ることと思います。なかなか大変な作業だったのでしょうに、どんな人たちがしたのでしょう?
さてさて、そんな景色に向かって自転車に乗っている人も遠くにいます。海の向こうには蜃気楼だって見えるのでした。このままここをずっと散歩していたい気持ちになります。
■「テレビニュース」はあなたの人生にとってなくてはならないものですか?
あなたが見たいものは何ですか?わたしは誰かに良い仕事をしたと言って欲しい。 from NEWS23 「あなたの物語」「誰でもない誰かの物語」 筑紫哲也はともかくも、この番組は見て良かったと思う。今から、再放送をして欲しいと強く願う。
大林宣彦の「私の視点」の一説を思い出す。「報道とは本来が客観的事実のみを伝えるものではなく、記者個人にとっての心の真実を伝えようと願うものであり、… つまりは、僕ら自身がメディアに何を求めているのかが、今問われている … 僕らメディアの受け手自身が、やじ馬ではなく署名入りの個人とならねばならぬ。僕らは、実は語る人間でもあるからだ。メディアもジャーナリズムも世論も僕ら自身であるからだ。」
だから、「テレビニュース」が世の中に与える影響は?とか、「テレビニュース」はあなたの人生にとってなくてはならないものですか?とか、そんな質問への答えは全て自分達に降りかかってくるに違いない。その「テレビニュース」の部分は全て「僕ら自身」と置き換えられるに違いない、と思う。そう思いながら、刻々流れる質問への答えを眺めている。
多かった答えは、
「テレビニュース」が世の中に与える影響は? -> 悪い
「テレビニュース」は信用できる -> No
「テレビニュース」はあなたの人生にとってなくてはならないものですか? -> Yes。
■去年の今頃のクリスマスツリー
去年の今頃に眺めた「☆ ほのぼのクリスマスツリー ☆」を眺めてみるのだ。ノイズが多くたってそっちの方が良いのかも、と思うのである。この主人公だって、薄汚れて見えるクリスマスツリーなんだろうしね。さてさて、あのスレッドに書き込みをした人は今頃何をしてるんでしょ。
2003-12-23[n年前へ]
■時間を積み上げる
時間を積み上げる感覚がよく判るCLOCKBLOCKと、時間が流れてズレていく感覚が少し判るtime@insertmonkey.com。時間が足りない年末、夜はアルコールで満たされる年末には、こんな時計で行く年来る年を眺めてみるのも良いかも。via textfile.org
■国内のウェブログサービスのシェアを(超適当に)グラフ化
「国内のウェブログサービスのシェアを(超適当に)グラフ化」この集計には入れられていない"いわゆる"diary系のウェブログサービスのシェアも合わせて見たいかも。
2004-12-23[n年前へ]
■化学の本だな / サンタが街にやってくる
明後日はクリスマス。だから、明日はクリスマスイヴ。「化学の本だな のインタビュー記事」にも書かれた通り、「できるかな?」の話の中で一番好きで、一番意外な結果だったのが「サンタが街にやってくる- 複数サンタクロースの巡回問題 -」です。だから、この話が二冊目の本の中に選ばれなかったのは(私にとっては)少し意外に思った覚えがあります。 from 思い出したきっかけは YAMDAS現更新履歴
■尾崎亜美「Jungle Gym」
「例えばひらばやしさんなら自分をどう分析して、どういうタイプが好きですか?」と言われると…、私は「大手小町」の「色気=セックスアピール」には違和感を感じましたね、とても。
「ちょっとゆるい甘い付け込む隙があるような(に見える?)女性」には(間違いなく苦手なタイプなんで…)惹かれそうにない気がします。私は何かがんばってる女性を好きになるかなぁ、でちょっと小柄なタイプ。外見だけなら、守ってやりたくなるように「一見」見えるけれど、もう一度見直せば、もう歴然と私よりずっとずっと強いタイプ、かなぁ?
というわけで、今日頭の中で流れているのは、「ジャングルジムを上っててっぺんまで行けば、きみを守れるくらい強くなれるかも(超意訳)〜」と歌う尾崎亜美の 「Jungle Gym」です。
別の次元に行けるならば Jungle Gym
ぼくは一番にてっぺんに登る Jungle Gym
彼女に誰よりも頼られる
そんなガンバル男になれたらいいな
あれは確かにぼくなんだ
別の次元の二人が見える Jungle Gym
そして、できれば、君もぼくが好きで
そしたら怪獣ごときなんでもない。…多分ね。
■2004 Year-End Google Zeitgeist - Interactive Edition
2004 Year-End Google Zeitgeist - Interactive Edition. from buchilog
■継続することで初めて見えてくる何か
つーか、時期が過ぎたら削除ってのはどうかと思うぞ。思うことを書き記す、その行為一個一個は断片的でも、継続することで初めて見えてくる何かがあると思うのだが。切込隊長BLOG(ブログ) 〜俺様キングダム
■今日の矛盾
"Limited"な場所というものにあまり興味がなかったのだけれど、ふと思い立ってmixiに「日記」を書いてみた。今日、
私は"Limited"というものがキライです。確かに、世界は限られているけれど、それを受け入れていかなければならないことも確かだけれど、それでも「身の丈にあった」なんていう言葉はキライです。たくさんの「できること」があるのに、不自由な世界がもっと他にはあるのに、贅沢なばかりに色々なことができるのに、それを勝手に狭める人は好きではありませんなんて書きつつ、書いた場所と内容に矛盾を感じる今日この頃。
■CINEMA REDUX
CINEMA REDUX. from buchilog
2007-12-23[n年前へ]
2008-12-23[n年前へ]
■答えが見つからない「女性作家のコトバ探しミステリー」
角田光代の「酔って言いたい夜もある」は、魚喃キリコ・栗田有起・石田千・長島有里枝と「同じ皿の料理を食べ飲みながら」喋った内容を本にしたものだ。その中の第2章、角田光代が栗田有起と話している部分に、気になる箇所がある。
角田:絶対にこういうことは書きたくないということはありますか?
栗田:まだわからないんですよ。でも絶対に避けてるものはある。・・・角田さんは絶対にね、書かないことがあるんですよ。
角田:私は、川上弘美さんがすごい好きなんですけど、川上さんって、ドロドロしたことを絶対書かないなと思って、そのときにハッと気づいた。この作家はすごく慎重に書かないんだ!書かないことでなにかを言ってるんだ!って。
栗田:確か江國香織さんもインタビューで同じようなことをおっしゃってたんですよ。書きたくないものがあるって。あと丸谷才一さんのエッセイでも、その作者がなにを書かないかということも考えながら読まなきゃいけないって。
ここで触れられている「江國香織が話したこと」を眺めてみたくて、ずっと探しているのだけれど、そのインタビュー記事を未だに見つけることができずにいる。「書きたくないものがある」という言葉を探す何か一種の「ミステリー」のような気分で、本棚をよく眺めたりする。図書館に行けば、(CD-ROM版の)大宅壮一文庫を検索できたりするのだけれど、それはアンチョコをいきなり見てしまうようで何だか味気なく、ただひたすら答えが書いてありそうな本を読みあさっている。
「書きたくないものがある」というのに少し近い言葉だと、そして、角田光代と栗田有起が会って話した時期より前に栗田有起が目にした可能性があるものだと、後藤繁雄が柳美里・吉本ばなな・川上弘美・赤坂真理・山田詠美・中上紀・江国香織・松浦理英子という8人の女性作家にインタビューした「彼女たちは小説を書く」の中に、こんな会話がある。
後藤:(江國さんの小説って)大きな事件というのをつくらないでしょ。どうしてですかね?
江國:どうしてでしょうね。多分、単に私の書きたいことじゃないからでしょうね。この本は、雑誌連載を出版したものだけれど、雑誌が出たのも本が出たのも、栗田有起がデビューする前になるから、時期的にはおかしくはない。・・・けれど、何だかこの会話は、答えから遠くはないけれど近くもないという感じがする。
ただ、「彼女たちは小説を書く」の中で、「書きたくないものがある」という言葉とかなり近い内容を山田詠美が語っている。
山田:私、自分が書きたいと思うことよりも、書きたくないことの基準を決めておくことの方がずっと大切だと思っているんで・・・それが矜持と言えば、矜持ですね。
後藤:書かない部分に厳密ですね。
山田:そうですね。書かない部分の方が重要ですね。
栗田有起が喋った「江國香織のインタビュー」は、もしかしたらこの「(江國香織もインタビューイになった)インタビュー連載の中にある、山田詠美のインタビュー」なのだろうか。そうであってもおかしくもない、と考えつつも、何だかそれは「決めつけ」に過ぎないようにも思う。
そんなわけで、「女性作家のコトバ探しミステリー」は未だ答えが見つからない。その分、足を棒にして、読む本だけは増えていく。
だから、答えが見つからない方が、きっと楽しい。
■Ubuntu と WindowsをタブレットPCでシームレスに使う
Windows Vista上で動くVmware Workstationの仮想PCにUbuntuを追加した。Vmware toolsをインストールし、/usr/bin/vmware-user を動作させた状態にすると、(ホストOSとゲストOSのウィンドーをシームレスに表示する)ユニティ機能も、ホスト・ゲスト間のテキストのコピー&ペーストも何の問題もなく動く。
B5ミニノートのX61 Tabletでも、キータイプ主体の作業なら動作感も悪くない。タブレット用のペンも(Windows側で認識しているので)普通に使うことができる。そして、そう驚くことではないような気もするけれど、(コンバーチブルのタブレットPCの画面を回転させ)横長画面から縦長画面に変えると、その瞬間にUbuntu側もそれに連動し画面が調整され、何の違和感もなく使い続けることができる。
・・・残る課題は、使う人の側も無意識のうちに「頭」を切り替えて、"ls""dir"などをバイリンガルに使い分けることができるようにする、ということだけかもしれない。あまりにシームレスになると、意外に人の方がついていけなくなるかもしれない。
2009-12-23[n年前へ]
■続 rubyscript2exe.rb のエラー
Rubyスクリプトを実行形式(Windowsで言えば.EXE形式)にするrubyscript2exe.rbというスクリプトがある。このスクリプトは、ただ一つのファイルを(変換したいRubyスクリプトと同じディレクトリに置くだけで使うことができるので)実に便利で重宝する。
しかし、このrubyscript2exe.rbが動作しないことがある。そんなシチュエーションのひとつは以前書いた、rubyscript2exe.rbが"Frozen String error"を出力し動かない場合である。
そして、他にも、
uninitialized constant Gem::RubyGemsVersion (NameError)とか
Couldn't execute this command (rc=256):というメッセージが吐かれ、Rubyスクリプトを実行形式に変換することができないことがある。
そんな時は、DOSプロンプトから、
set RUYBOPT=とか、
set RUBYOPT=-Ke -rkconvとか、適当にRUBYOPTを設定してやると、rubyscript2exe.rbが動くようになる。つまり、
ruby rubyscript2exe.rb hoge.rbという具合で、hoge.rbをhoge.exeに変換することができるようになる。
2010-12-23[n年前へ]
■「答え」にたどり着くための「羅針盤」や「地図」
ある人の影響で、今年の春頃から、数学パズルが好きになりました。単純に解くことができそうにも思える・・・けれど、実際に解こうとするとなかなか溶けない頭の体操をする楽しさを教えられ、「数学パズル」に挑戦する心地良さに魅入られています。
たとえば、それはこんな「バシェの分銅の問題」のようなパズルです。
太郎の「リュック」の重さは、「1〜40kgまでの整数で表される」ということがわかっている。天秤を使って太郎の「リュック」の重さを量るためには、最低何個の分銅があればよいか?
そして、その数学パズルを深追いして納得するための四苦八苦にずっとハマっています。その四苦八苦の楽しさも・・・また別の若い誰かに教えられたような気がします。 「どうやったら、解くことができるか」ということに悩み、そして「その解き方に、どうしたら必然的にたどり着くことができるのか」ということを腑に落ちたくて、「とても長い時間」をひとつひとつのパズルに使っているような気がします。
「答え」という名前の「登山道」のひとつより、その答えにたどり着くための「羅針盤」や「地図」の方がずっと魅力的です。たとえば、冒頭の「バシェの分銅の問題」で言えば、「(1,3,9,27kgの分銅)トータル4つ」という答よりも、その答えにたどり着くための「考え方」やその答えにたどり着いたあとに得られる「何か」の方が何百倍も(あぁ、なんて数学的でない表現なのでしょうか)魅力的に思えます。
2016-12-23[n年前へ]
■Python/OpenCVで画像多重解像度解析コードを書いてみる
多重解像度解析…といっても直交基底に分解するというような話ではなくて、単に各周波数帯の特性がどの程度含まれるかを眺めるといった用途なら(つまり、ガボール変換やSTFTを掛ける感じの程度の用途なら)、Python/OpenCVを使って十数行で書けるかも?と思い書いてみました。もちろん、実装は簡単第一最優先!というわけで、ガウシアンフィルタ差分で2次元のバンドパスを作成し、それを周波数軸で重ねて眺めてみるというくらいの話です。
実際に書いてみたら、ポスト処理含めて約20行くらいになりました。超入門的な画像処理コードですが、1次元〜2次元の多重解像度解析や周波数解析を行うことは意外に多いような気もするので、適当に貼り付けておくことにします。*
*画像処理クラスタからのコメント:
・マルチスケールで眺めるなら、DCゲイン1同士のガウシアン差分をとり、そのL2ノルムを1に正規化しすべし。
・周波数軸は等比的にした上で、ボリューム的表示も等比的比率で重ねたい。
import numpy as np import cv2 from matplotlib import pyplot as plt def DOG(img, s, r): img2=img.astype('uint16') img2=img2*128+32767 gs = cv2.GaussianBlur(img2,(0, 0), s) gl = cv2.GaussianBlur(img2,(0, 0), s*r) return cv2.absdiff(gs, gl) img = cv2.imread("sample2.jpg",0 ) (h,w)=img.shape pts1 = np.float32([[0,0],[w,0],[w,h],[0,h]]) pts2 = np.float32([[0,h*1/4],[w*3/4,h*1/4], [w,h*3/4],[w*1/4,h*3/4]]) M = cv2.getPerspectiveTransform(pts1,pts2) baseImg = cv2.warpPerspective( img.astype('uint16'),M,(w,h)) for i in range(100,5,-10): pts1 = np.float32([[0,0],[w,0],[w,h],[0,h]]) pts2 = np.float32([[0+i,h*1/4-i], [w*3/4+i,h*1/4-i],[w+i,h*3/4-i],[w*1/4+i,h*3/4-i]]) M = cv2.getPerspectiveTransform(pts1,pts2) img2 = cv2.warpPerspective(DOG(img, i, 1.05),M,(w,h)) baseImg = cv2.addWeighted(baseImg, 0.9, img2, 0.3, 0) plt.figure(figsize=(6,6)) plt.imshow(np.array(baseImg)) plt.autoscale(False)