2009-11-25[n年前へ]
■、タブレット型Mac「ModBook」が日本で初めて正式販売
「企画室ゆう、タブレット型Mac「ModBook」を日本初の正式販売」
Apple Specialist 「PLUS YU」を運営する企画室ゆうは、タブレット型Mac「ModBook」を日本で初めて正式販売すると発表した。価格は199,800円。
ModBookは、MacBook(MC240J/A)をベースに、Axiotron製ModBook kitを組み合わせることで、液晶一体型のタブレット化を施した製品。
2010-01-21[n年前へ]
■手書きの「ピタゴラ・シミュレータ」 (初出:2006年01月15日)
コンピュータの液晶画面上を直接ペンで操作する「タブレットPC」は、とても直感的に使うことができます。例えば、アイコンをクリックしたければ、「そのアイコンをペンで触るだけ」です。もちろん、ウィンドーを動かしたければ、「そのウィンドーのタイトルバーをペンで触れ(つかみ)、そしてそのままペンを動かすだけ」です。そうすれば、ペン先にくっついたウィンドーが動くわけです。コンピュータ画面の中のさまざまな「モノ」を、まるで現実にあるもののように手(に持ったペン先)で操作することができます。
そんな風に、直感的に使うことができるタブレットPCならではのソフトウェアが「Physics Illustrator for Tablet PC」です。これは、ラクガキをすると、その描いたラクガキで「物理シミュレーション」をすることができるソフトウェアで、マイクロソフト・リサーチ(Microsoft Research)が公開しているものです(ちなみに、この Physics Illustrator for Tablet PC のソースコードは Microsoft Research のサイトで公開されています)。このソフトウェアがどういったものであるかは、研究紹介ページやデモンストレーション動画(WMVフォーマット 20MB)などを眺めてみれば、きっとわかると思います。ペンで「○」を描けば、それは自動的に「球(正確には円柱ですね)」に変身し、そして転がしたりすることができます。もちろん、壁を描いたりすることもできます。そして、バネを描いて、「壁」と「球」をバネでくっつけたりすることもできるのです。壁や球や全てのものに重力を与えたり、摩擦力や弾性を設定したり…などと色々遊ぶことができるのです。しかも、それが全部ラクガキで簡単にできるわけです。
ちなみに、右上の画像はそんなラクガキ物理シミュレーションの実効例です。「ピタゴラスイッチ」のカラクリ仕掛け「ピタゴラそうち」のようなものをラクガキで作ったサンプル・ファイルです。こういったラクガキ・シミュレーションで遊んでいるうちに、「車が凍結の坂道を登ることは難しいこと」や「四輪駆動の自動車が二輪駆動の自動車より上り坂に強いこと」などを直感的に理解することができるのです。実に楽しく、素晴らしいソフトウェアです。
このPhysics Illustrator for Tablet PCのインストーラは、残念ながらTablet PC上でしか動きません。ですから、Microsoftのサイトからダウンロードしてきても、Tablet PCユーザ以外はPhysics Illustrator for Tablet PCのインストールはできないのです…。しかし、実は"Physics Illustrator for Tablet PC"のアプリケーション自体は、通常のWindows XP上でも動作するのです…。ですから、もしもアプリケーション(及び付属ファイル)を探し出し、そしてダウンロードしてくることができれば(補足:リンク先にあるフォルダ内のファイルを全部コピーし、このインストールメモを参考にして下さい)、Tablet PC ユーザでなくても色々遊んでみることができるかもしれません(それに、ソースも公開されているわけですから、他OSだって何とかできるわけですし…)。というわけで、このソフトをもしもいじることができた人がいたならば、きっととても楽しめるだろう、と思います。
2013-12-30[n年前へ]
■卓上タブレット兼用なら「イイ!」かもしれない、仕事に使うなら「将来製品に期待」な「Lenovo IdeaPad Yoga」
「Lenovo IdeaPad Yoga(13インチの初代版)」を試用しました(右写真の上がLenovo IdeaPad Yoga、下がLenovo Thinkpad X61 Tablet )。IdeaPad Yoga は、360°広げた状態にできることと、タッチパッド機能を持つディスプレイを備えることを特徴とするノートPCです。そんなIdeaPad Yogaを試用した感想は、卓上タブレット兼用という使い方なら「イイ」かもしれなくて、仕事に使うなら「(現行以降の)将来製品に期待」というものでした。
どういうことかというと、IdeaPad Yoga は(300°くらい開き・立てた状態で)タブレットとして使うには、結構便利だと思います。何故かといえば、タブレットスタンド無しでも、(そういう姿勢で使うことにより)ディスプレイを強く指でタッチすることができて便利だからです。だから、立てて使う卓上タブレットとしては、悪くない製品だと思います。
しかし、汎用的に使おうと思うと、なかなか使いづらい製品です。Lenovo Thinkpad X61 Tabletなどと比べると、「360°広げることができる」といった程度ではディスプレイの向きとキーボード配置の自由度が低いですし、360°広げた状態でキーボード面を床に置くのも、キーボード面の収まりが悪くて、使い心地が良いとは言えません。たとえば、下に貼り付けたThinkpad X61 Tablet の自由度の高さや、キーボード面を内部に格納できる機構と比べると雲泥の差です。
そしてまた、13インチの(かなり)横長というサイズは片手で持ち(もう一方の)手の指で操作するタブレットとしては大き過ぎるサイズ・バランスです。それは、12インチのThinkpad X61 Tabletと比べると、本当に強く実感させられます(下写真は、左がIdeapad Yoga 13インチ、右がThinkpad X61 Tabletです)。もちろん、手に持った際のバランスだけでなく、情報表示デバイスとしてのディスプレイの縦横バランスも、(個人的な感覚からは)あまり適切でないように思われます。
そんな「(文房具として活用しようとするには)改善点が数少なくある」と感じさせられたIdeaPad Yoga も、最近は11インチ版が出ていたりするようです。つまり、手に持ち・使うことが可能なような大きさの機器としても作られたりするようです。…その勢いで、大きさやバランスだけでなく開閉機構など多くの改善がされていけば良いかもしれない…つまり「将来製品に期待」したくなるのが「Lenovo IdeaPad Yoga」という製品でした。
2014-12-21[n年前へ]
■Microsoft Surface Pro3でOSXを動かしてみよう!?
Microsoft のタブレット、Surface Pro 3にOS Xをインストールして使っている人たちがいる。動作画面を眺めてみると、画面へのタッチインターフェースやペンで書き込むインク機能や、あるいは通常のキーボードを使った操作感が楽しそうで、一度使ってみたくなる。
Surface Pro2や3の中古価格を眺めてみると、まだまだダメ元で買うことができるほどの値段には落ちてきてないみたい。もし、2万円以下くらいに値下がりしていたら、試してみたくなるかも…。