2009-02-08[n年前へ]
■ひとつの疑問をべつのかたちの疑問に有効に移し替える作業
「村上春樹全作品 1990~2000 第3巻 短編集II 」
僕は小説というものは、ひとつの疑問をべつのかたちの疑問に有効に移し替える作業であると、基本的には考えている。
2009-08-27[n年前へ]
■課題解決の結果生じた次課題を解決することが小説を書くということ
児玉清が25人の作家にインタビューした児玉清の「あの作家に会いたい」 から角田光代の言葉。
Aという小説で私なりにあることができたと思った時に、(その結果)Bという課題が生まれたとします。すると、次にBの課題を入れ込んだ小説を書くというふうに、「読み手に向けて」よりは、「自分の中にある課題を片付けていく」というのが近いですね。
この言葉は、「ひとつの疑問をべつのかたちの疑問に有効に移し替える作業」に書いた、村上春樹の言葉と合わせて読むと興味深い。
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