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2010-02-05[n年前へ]

激増する「素人偽札」の世界 

 激増する「素人偽札」の世界。なぜ「1000円札」「子どもの犯行」が多いのか。その「理由」

 実は最近、コピー機やパソコンなどを使って、子どもたちが偽札を作る事件が増えているのが現状だ。
 偽札は、犯罪者の目的から見れば、2種類ある。自動販売機を通過させればこと足りるものと、実際に人の目や感触もだますための精度の高いものである。
 「自販機偽札」は被害が小さい反面、現行犯でない限り、逮捕しにくい。犯罪者から見れば、リターンも少ないが、リスクも低いというわけだ。そのため、最近では子どもでも大人でも、「素人」が手を出すことが多い。
 彼らは専門誌などで磁気インクの意味も理解し、紙幣をコピーしたものに特殊な加工を施し、自販機を通過するように細工した。
 素人に対し、プロはやはり1万円札をターゲットにする。たとえば4~5年前に、偽1万円札で駅の券売機が集中的に狙われたことがある。この偽1万円札は、できはやはり「自販機をだませればいい」レベルのもの。



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