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2010-02-05[n年前へ]

激増する「素人偽札」の世界 

 激増する「素人偽札」の世界。なぜ「1000円札」「子どもの犯行」が多いのか。その「理由」

 実は最近、コピー機やパソコンなどを使って、子どもたちが偽札を作る事件が増えているのが現状だ。
 偽札は、犯罪者の目的から見れば、2種類ある。自動販売機を通過させればこと足りるものと、実際に人の目や感触もだますための精度の高いものである。
 「自販機偽札」は被害が小さい反面、現行犯でない限り、逮捕しにくい。犯罪者から見れば、リターンも少ないが、リスクも低いというわけだ。そのため、最近では子どもでも大人でも、「素人」が手を出すことが多い。
 彼らは専門誌などで磁気インクの意味も理解し、紙幣をコピーしたものに特殊な加工を施し、自販機を通過するように細工した。
 素人に対し、プロはやはり1万円札をターゲットにする。たとえば4~5年前に、偽1万円札で駅の券売機が集中的に狙われたことがある。この偽1万円札は、できはやはり「自販機をだませればいい」レベルのもの。

2011-03-22[n年前へ]

カップ自販機で「お得」にコーヒーを飲む方法!? 

 紙カップにコーヒーが注ぎ込まれるタイプの自動販売機、いわゆるカップ自販機でコーヒーを飲もうとして、思わず考込んでしまいました。何に悩んでしまったかと言うと…コーヒー自販機にありがちな「濃い(濃くする)」とか「薄い(薄くする)」というボタンは「一体どんなことをしてくれるのだろうか?」と悩んでしまったからです。

 その悩みを言い換えるならば、こんな疑問になります。つまり、自販機のボタンを押して「目一杯濃いコーヒーにした」時と、「薄〜いコーヒーにした」時と、紙カップに注がれるコーヒーの量は一体どうなっているのか?という疑問です。

 たとえば、ひとつの答えは「使うコーヒーのエッセンスが同じ量なので、濃くすると、液体の量としては少なくなるし、薄くすると液体の量は多くなる」といったものです。そして、それと異なる答えは「濃くしても・薄くしても、紙カップに注がれるコーヒーの量は同じ」といった具合になりそうです。

 というわけで、今日は「濃い」「薄い」ボタンを連打して、「目一杯濃くしたコーヒー」と「限りなく薄くしたコーヒー」を買ってみたのです。そして、紙カップに注がれたコーヒーの量を量ってみるという実験をした結果が右の写真です。

 これは、「紙カップのどこまでコーヒーで満たされているか」「コーヒーが紙カップのどこまで注がれたか」を薄いコーヒー(左)と濃いコーヒー(右)で比べてみた結果です(左:一番薄くなるようにボタンを押して設定したコーヒー、右:一番濃くなるようにボタンを押して設定したコーヒー)。

 少なくとも、今日実験したコカ・コーラの紙カップコーヒー自動販売機では、濃くしても・薄くしても、驚くほど正確に「同じ体積のコーヒー」が注がれていたのです。…ということは、たとえばあなたが薄味のアメリカン・コーヒーを飲みたかったとしたならば、あなたにとって『カップ自販機で「お得」にコーヒーを飲む方法』はこんな具合です。
 1.目一杯「濃い」ボタンを連打して、一番濃いコーヒーを注文する
 2.紙カップに注がれたコーヒーにお湯を注いで、増量された「アメリカン・コーヒー」を作り出す

なぜかと言えば、それはもちろん「濃くしても・薄くしても、紙カップに注がれるコーヒー液体の体積は同じだからです。だとすれば、コーヒーのエッセンスが密度高く入っている方を選び、濃いコーヒーが好きならばそのままで・薄くしたければお湯でさらに割る」という注文が一番お得、ということになるわけです。

今日のコーヒー好きな方に送る実験結果は、70円のコーヒー×2杯=140円ナリの予算でお送りする『カップ自販機で「お得」にコーヒーを飲む方法』です。

カップ自販機で「お得」にコーヒーを飲む方法!?カップ自販機で「お得」にコーヒーを飲む方法!?






2011-05-24[n年前へ]

「エコな自販機をどこに置くべきか?」というジレンマ 

 節電ということが気になる日々ですが、住宅街を歩いていると「大きな太陽電池が取り付けられた自動販売機」がありました。横に回ってみると「Ecoる、Coca Cola」と書いてある自動販売機で、筐体の上に取り付けられた太陽電池パネルから電線が伸び、自販機の中へと入っています。

 後で調べてみると、「ecoる/ソーラー」自動販売機というのは、ソーラーパネルによる蓄電で“夜間照明の消費電力量ゼロ”を実現するというものでした。

 ところで、この「ecoる/ソーラー」自販機は、北向きには設置することができないのでしょうか?太陽の光を太陽電池パネルにあてることができなければ、この自販機も活躍できないような気がします。私が見かけたものは、南西向きに設置されていて、その方向には日差しを遮る高いビルなどはありませんでした。 やはり、日差し強く照る場所に、この自販機は置かれるべきなのでしょうか?

 しかし、こうも考えることができます。日差しが強く照る場所に自販機を置いたなら、その強い日差しの中でもキンキンにジュースを冷やすエアコン・パワーも必要になりそうです。…ということは、日差しが差し込まないような場所に自販機を置くと、実はものすごく省エネでエコだったりするかもしれません。

 「ecoる/ソーラー」自動販売機を眺めつつ、「エコな自販機のジレンマ」に悩みます。清涼飲料水を売るエコな自動販売機は、エコ的には、日向に置くべきなのか?それとも、そもそも日陰に置くべきか?…それが問題です。

「エコな自販機をどこに置くべきか?」というジレンマ「エコな自販機をどこに置くべきか?」というジレンマ








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