2009-02-24[n年前へ]
■FOMAネットワーク接続の自動販売機
自動販売機の前に立つと、自動販売機の上隅に、黒い変な物体があることに気がついた。よくよく眺めてみると、FOMAのアンテナである。SUICA支払いが可能な自動販売機なので、課金情報などをネットワーク通信するためのFOMA通信ユニットが、上隅に取り付けられていた、ということなのだろう。
SUICAを使うことができる自動販売機以外にも、(たとえばFOMA接続を介して)ネットワークに接続された自動販売機がある、と聞く。これからの時代、ますます、自動販売機・ポスター・エアコンといった、各種さまざまなものが、ネットワークに接続されていくに違いない。
そんな時代では、どんな便利・不便利があって、何が必要となって、何が不要となるのだろうか。
2011-03-22[n年前へ]
■カップ自販機で「お得」にコーヒーを飲む方法!?
紙カップにコーヒーが注ぎ込まれるタイプの自動販売機、いわゆるカップ自販機でコーヒーを飲もうとして、思わず考込んでしまいました。何に悩んでしまったかと言うと…コーヒー自販機にありがちな「濃い(濃くする)」とか「薄い(薄くする)」というボタンは「一体どんなことをしてくれるのだろうか?」と悩んでしまったからです。
その悩みを言い換えるならば、こんな疑問になります。つまり、自販機のボタンを押して「目一杯濃いコーヒーにした」時と、「薄〜いコーヒーにした」時と、紙カップに注がれるコーヒーの量は一体どうなっているのか?という疑問です。
たとえば、ひとつの答えは「使うコーヒーのエッセンスが同じ量なので、濃くすると、液体の量としては少なくなるし、薄くすると液体の量は多くなる」といったものです。そして、それと異なる答えは「濃くしても・薄くしても、紙カップに注がれるコーヒーの量は同じ」といった具合になりそうです。
というわけで、今日は「濃い」「薄い」ボタンを連打して、「目一杯濃くしたコーヒー」と「限りなく薄くしたコーヒー」を買ってみたのです。そして、紙カップに注がれたコーヒーの量を量ってみるという実験をした結果が右の写真です。
これは、「紙カップのどこまでコーヒーで満たされているか」「コーヒーが紙カップのどこまで注がれたか」を薄いコーヒー(左)と濃いコーヒー(右)で比べてみた結果です(左:一番薄くなるようにボタンを押して設定したコーヒー、右:一番濃くなるようにボタンを押して設定したコーヒー)。
少なくとも、今日実験したコカ・コーラの紙カップコーヒー自動販売機では、濃くしても・薄くしても、驚くほど正確に「同じ体積のコーヒー」が注がれていたのです。…ということは、たとえばあなたが薄味のアメリカン・コーヒーを飲みたかったとしたならば、あなたにとって『カップ自販機で「お得」にコーヒーを飲む方法』はこんな具合です。
1.目一杯「濃い」ボタンを連打して、一番濃いコーヒーを注文する
2.紙カップに注がれたコーヒーにお湯を注いで、増量された「アメリカン・コーヒー」を作り出す
なぜかと言えば、それはもちろん「濃くしても・薄くしても、紙カップに注がれるコーヒー液体の体積は同じだからです。だとすれば、コーヒーのエッセンスが密度高く入っている方を選び、濃いコーヒーが好きならばそのままで・薄くしたければお湯でさらに割る」という注文が一番お得、ということになるわけです。
今日のコーヒー好きな方に送る実験結果は、70円のコーヒー×2杯=140円ナリの予算でお送りする『カップ自販機で「お得」にコーヒーを飲む方法』です。
2011-05-24[n年前へ]
■「エコな自販機をどこに置くべきか?」というジレンマ
節電ということが気になる日々ですが、住宅街を歩いていると「大きな太陽電池が取り付けられた自動販売機」がありました。横に回ってみると「Ecoる、Coca Cola」と書いてある自動販売機で、筐体の上に取り付けられた太陽電池パネルから電線が伸び、自販機の中へと入っています。
後で調べてみると、「ecoる/ソーラー」自動販売機というのは、ソーラーパネルによる蓄電で“夜間照明の消費電力量ゼロ”を実現するというものでした。
ところで、この「ecoる/ソーラー」自販機は、北向きには設置することができないのでしょうか?太陽の光を太陽電池パネルにあてることができなければ、この自販機も活躍できないような気がします。私が見かけたものは、南西向きに設置されていて、その方向には日差しを遮る高いビルなどはありませんでした。 やはり、日差し強く照る場所に、この自販機は置かれるべきなのでしょうか?
しかし、こうも考えることができます。日差しが強く照る場所に自販機を置いたなら、その強い日差しの中でもキンキンにジュースを冷やすエアコン・パワーも必要になりそうです。…ということは、日差しが差し込まないような場所に自販機を置くと、実はものすごく省エネでエコだったりするかもしれません。
「ecoる/ソーラー」自動販売機を眺めつつ、「エコな自販機のジレンマ」に悩みます。清涼飲料水を売るエコな自動販売機は、エコ的には、日向に置くべきなのか?それとも、そもそも日陰に置くべきか?…それが問題です。
2012-02-28[n年前へ]
■自販機には「商品配置の法則・決まり」があった!
雪が関東平野に降り積もる寒い一日に、街中を歩き、自動販売機の写真をたくさん撮ってきました。季節折々、街中で小さな小さな店を開いている「自動販売機」が並べている商品内容や、その配置や、さらにそのたたずまいなどを眺める観察日記をつけてみようと思います。
まずは観察の報告として、学生の可能性を可能にするポータルサイト ワンダーノーツに、『自販機には「商品配置の法則・決まり」があった!』を書いてみました。つまりは、自販機に関する「商品配置の法則・決まり(真冬編)」を整理してみました。
自販機には「商品配置の法則」があります。 たとえば、寒い冬の日に、自販機を眺めてみれば、ほとんどの自販機では、最下段にコーヒー・紅茶などホット飲料が並べられ、その上の段には缶やペットボトルに入ったコールド飲料が並んでいることに気づかされるはずです。
2015-09-06[n年前へ]
■「自動販売機の下にお金が落ちてる確率」は1/155=約0.6パーセント!
「自動販売機の下にお金が落ちてる確率」を計算するために、フィールドワークと言う名の下に「日の出と共に、懐中電灯もって自販機の下を除いて廻る作業」をしてきた。「お金が見つかるまで頑張って自販機の下を覗いて廻ろう」と心を奮い立たせながら街をウロウロしてみた。
その結果、調査開始後3時間経過した64個目の自動販売機で「1円玉」を発見した。たかが1円…されど1円、これでやる気が出てさらに廻って、トータル155個の自動販売機の下を覗いてみたけれど、結局自販機の下に落ちていた小銭は1円玉が一個っきりだった。
つまり、「自動販売機の下にお金が落ちてる確率」は結局トータル1/155=約0.06パーセントだった。ちなみに、日の出と同時に調査スタートしたので、他の類似作業をしてる人が「すでに拾ってる」可能性は低い状態でこの数字なんである。…ネットを検索すると「自販機の下にお金が落ちている確率は10%程度」なんて情報がヒットするけど、あれは間違いなく、今日調査した横浜あたりでは全くあてはまらない数字だ。今は小銭だって大事に扱われる時代なのである。