2014-12-20[n年前へ]
■フェルメール「絵画芸術」をX線CTボリューム像で眺めてみよう!?
巨匠絵画の埋蔵文化財発掘をしてみたい!なんて3週間前に書きました。すると、フェルメール「絵画芸術」のX線CT画像があったので、ボリュームイメージにして眺めてみました。…フェルメールの絵は、粒径が粗いゴロゴロした顔料層の上に、粒径サブミクロン以下のきめ細やかなな層が塗り重ねられていて、それらの層の特性が違うために剥離・壊れやすい…というわけで、そんな層恒星を 次元的に眺めたくて、X線CTのボリュームイメージを眺めてみました。
下の動画がフェルメール「絵画芸術」の派遣のX線CTボリューム像です。また、WebGLに対応したブラウザがあれば、ブラウザ上でもグリグリと動かし・眺めることができるようにもしておきました。
ボリュームレンダリングしつつグリグリ眺めてみると、複数の油絵層が剥離つつあるさまや(内部で密かに広がっている絵具層間の空隙)を発見することができます。
…次は、こうした層構成が「どんな風に見えるか」がわかるようなレンダリングでもしてみようと思います。
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