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2009-09-07[n年前へ]

深い青の空にはコバルト色の基本的な青よりももっと深い青の雲が… 

 「色の名前 」からゴッホの言葉(手紙)。

 深い青の空にはコバルト色の基本的な青よりももっと深い青の雲が飛散っていた、それからもっと明るい蒼白い天の川のようなものも。

2009-11-08[n年前へ]

川面の上をゆっくり歩く 

 通りからは見えない川があった。川を挟む2本の道沿いは家がすべて面していて、そんな家々の下を綺麗な水がゆっくりと滑らかに流れてる。そして、その水面には青空と白雲と、そして、緑の木々が写り込んでいる。水面に映る青空は、頭上の空より遥かに青く、木々の緑も水面を通して眺めると、より強く見える。

 水面はさざめき、それはまるで印象派の絵画を見ているようだ。鮮やかな絵の具を素早く走らせたような、そんなマチエールを感じる。不思議なくらい、印象派絵画を思い起こさせる。

 川面の上には、小路が作られていて、流れる川の上を歩くことができる。時には、その川を見下ろすようなテラスがあって、ランチを食べている人々もいる。日差しを木陰で遮り、その下で飲むワインは、きっととても美味しいに違いない。

 (この町に)実家があるんだ。水がきれいでね。

万城目学 「プリンセス・トヨトミ
 この町に来たら、川面を歩いてみたり、時には川の水に足を少し浸してみる、のがお勧めです。そういう場所が、たくさんあります。

川面を歩く川面を歩く川面を歩く川面を歩く川面を歩く川面を歩く

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2010-05-10[n年前へ]

走る街を見下ろして、のんびり雲が泳いでく。 

 斉藤和義 「歩いて帰ろう」から。

急ぐ人にあやつられ、右も左も同じ顔。
寄り道なんかしてたら、置いてかれるよ。
すぐに。
走る街を見下ろして、のんびり雲が泳いでく。
だから歩いて帰ろう。
今日は歩いて帰ろう。

2010-08-26[n年前へ]

青空のレイリー散乱を眺めて、太陽の場所を感じとろう!? 

 空に浮かぶ太陽の方向に対し直交する方向の青空を眺めれば、レイリー散乱で強く偏光した太陽からの光を見ることができます。だから、青空を偏光板を通して仰ぎ見ると、太陽の方向から90°の向きの青空を、偏光板を回して眺めると、明るくなったり暗くなったりします。

 けれど、人の目は「明るくなったり・暗くなったりするもの」には、それほど敏感ではありません。だから、「偏光板を回して眺める」というやり方では、どの方向に偏光板を回した時が一番暗くて、どの方向に偏光板を回した時が一番明るいなんていうことは、結構わかりにくいものです。

 人の目は「明るいものと暗いものが隣り合わせにある」場合には、結構敏感に感じ取ることができます。人間の目は、空間的な差異にはとても敏感で、いわば一種の微分器のようなものだからです。

 だから、下の動画や右の写真のように、偏光版(の偏光方向)を直交するように配置して貼り合わせたものを作り、それを通して青空を眺めてみると、偏光の方向がとてもわかりやすいものです。貼り合わせ偏光版を回転させてみれば、隣り合う箇所の明暗が一番強くなる向きはすぐわかります。

 ちなみに、偏光版を使わずとも、実はヒトは偏光の有無や偏光方向自体を眺めることができます(ヒトは電磁波の振動方向を見ることができるか?)。だから、コツをつかんだ人であれば、太陽を中心に90°の円を描く領域を黄色く感じ取ることもできるかもしれません。

 残暑が続く毎日ですが、青空のレイリー散乱を眺めて、太陽の場所を感じってみるのも、少し面白いかもしれません。

青空のレイリー散乱を眺めて、太陽の場所を感じとろう!?






2010-09-05[n年前へ]

空を写すだけで場所が特定できるシステム 

 Fast&Firstの「AR」から。

 ドコモの全基地局上にカメラをつけて空を見上げておけば、(携帯電話で)空を写すだけで住所を特定することだって、もしかしたらできるかもしれない。

 ケータイなら、カメラを空に向けなくても、GPS衛星からの電波を取得して場所がわかることだろう。けれど、こんな発想をすることができる感覚を手に入れたいと思い、さらに、それを実装してみたりする行動力を備えたいと強く願う 。



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