hirax.net::Keywords::「PTAM」のブログ



2010-10-31[n年前へ]

PTAMをLinux(Ubuntu)上のUSBカメラで動かそう 

 「PTAMをLinux(Ubuntu)上のUSBカメラで動かそう

 Ubuntu 10.04 LTS 日本語 Remix Live CDから興したUSBメモリでの実行環境で、 OpenCV 2.1.0 だけでなく PTAM も動かしてみましょう、というものです。…しかもこちらの希望としてはノートPC(Panasonic CF-Y5とか)で動かしたかったりUSBカメラを使いたかったりする(授業とか出前とか)ので、今回手順をアップデートして、ついでに若干修正してみました。

2010-12-28[n年前へ]

iPhone4でマーカレス拡張現実のPTAMを動かす 

 Aaron Wetzlerさんが行った「(カメラに映る画像から空間把握を行うことができる) PTAM(Parallel Tracking and Mapping for Small AR Workspaces) のiPhoneへの移植作業レポートとプロジェクトソース」がGitHubに公開されています。そこで早速ビルドし、iPhone4でPTAMを動かしてみることにしました。

 下の動画が「PCのディスプレイにiPhoneを向けて、PTAMで空間認識をスタートさせたようす」を撮影してみたものです。「思った通りには動かない部分が残っている」ということですが、それでも手元のケータイ(スマートフォン)が空間自動認識をしているようすを眺めていると、たとえ動きが不十分であるにしても、なかなかに楽しいものです。(プロジェクト設定やソースコードを眺めた限りでは)高速化する余地がまだまだ多くありそうに見えますから、色々なことをさせる機能を追加したりして、実用的なものへとさらに作り変えるのも面白いかもしれません。



 現実にはありえないような不思議なものを映し出してみたり、あるいは、現実の世界をより現実(と思えるもの)に見せてみたり、あるいは目の前の世界を誰か全然別の時(空間)にいる人たちと共有してみたり・・・色々なことができそうな気がします。下に貼付けてみた(PCで動かした)PTAMのデモ動画でも眺めつつ、「あんなこといいな、できたらいいな」と思えることを色々考えてみることにしましょうか。



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