2011-05-21[n年前へ]
■面白い企画が詰まった「恋と童貞 2号」
再開された六角橋商店街の闇市に遊びに行ってみると、手作り感満載のミニコミ誌を並べ売っている人たちがいました。そこで何冊か買った内の一冊が、その名も「恋と童貞 2号」というもので、たとえば、自分の中の理想の乙女像を互いにプレゼンし合う(そしてツッコミあう)「超バトルロイヤル 俺の乙女選手権」や、夢の座談会「決戦!! 我らが夢の おっぱいVSおしり」、あるいは、ヘテロやホモや色んな相互関係を数式モデル化し議論する論文「童貞喪失機会問題に関する試論」といった話が詰まっていて、とても楽しめる一冊でした。
「童貞喪失機会問題に関する試論」の内容を私の解釈で書いてみると、「(人の)魅力」が次のような式で書けるとして、
「魅力」=「伝達力」×「出会う人の数」+「見た目・財力など」
その「伝達力」を「本人が決めるもの」「周囲が決めるもの」という2種に分けてみれば、それらの値域次第で「童貞喪失機会」の確率が決まることがわかる(かもしれない)、というものでした。
「…このモデルのこの部分には改良の余地がある」といったことを感じたりもするのですが、そんなことを読者たちが考え出し始めてしまうこと自体が、「恋と童貞」の作り手たちの狙いなのかもしれません。
「俺の乙女選手権」「おっぱいVSおしり決戦!!」…読み進むうちに私たちの中にある深層心理も考えさせられたりして…「恋と童貞 2号」面白いです。
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