2008-04-12[n年前へ]
2009-02-13[n年前へ]
■太宰治と井伏鱒二
吉田和明 「太宰治はミステリアス 」より。
しかし、それにしても、井伏さんはどうして、ここまで太宰の面倒をみるのでしょう。結婚の世話をしたり、仕送りの仲介を引き受けたり、太宰が何か問題を起こせばその解決のために尽力する。……では、井伏さんはなぜそうした面倒臭いことを引き受けたのでしょうか。
吉田和明 「太宰治はミステリアス 」
2009-02-14[n年前へ]
■井伏鱒二と太宰治
豊田清史「知られざる井伏鱒二 」より。
彼(太宰治)は生活の破綻男で、人間は相手にせなんだが、何しく資産家の子でなア、旅や宿に行っても彼が気前よく代を支払ってくれるので、ぼくは助かったよ。放蕩息子にぼく(井伏鱒二)は生活の面で救われたよ。
井伏鱒二
2009-02-15[n年前へ]
■今でもべつにお前のことをおこってはいないんだ。
井伏鱒二「山椒魚 」より。
「お前は、今どういうことを考えているようなのだろうか?」 相手はきわめて遠慮がちに答えた。 「今でもべつにお前のことをおこってはいないんだ。」
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