2004-08-04[n年前へ]
■「自らを振り返る夏休み」編とオマケ一話
今日からTech総研で「自らを振り返る夏休み」のニュースが公開されています。
そういえば、通常は四つのニュースを一回分として送ることが多いのですが、今回は三つのニュースになっています。なので、同じような書き方で一つオマケを追加してみることにしましょうか。ちょうど、「自らを振り返る夏休み」風の話でないわけでもないですから。
//--------オマケ------------
「成果主義の崩壊」がベストセラー
光文社の内側から見た富士通「成果主義」の崩壊が売れている。Amazonやイーエスブックスでも発売当初からベスト10入りしているようだ。成果主義給与制度にシフトする企業は多いが、他社に先駆け成果主義を導入した富士通を題材にしたこの本に注目する企業や社員は多いはず。個人的には若手社員に読ませてみたい。
2010-03-25[n年前へ]
■笑いを止められない”怪作”「大河ドラマ入門」
地下鉄大江戸線の中で、新書を読みながら、不気味に笑い声を発する人を見かけたとしたら、それは私だったかもしれない。
私が手にしていた本は、小谷野敦「大河ドラマ入門 (光文社新書)」というもので、一言で言うなら、これはまさに「怪作」である。著者人による大河ドラマ出演者たちのイラストが最高に面白い。そのイラストを見て「大笑いする」というのが、まずは、この本を一番楽しめる読み方だと思う。
本屋に並ぶ本、あるいは、同人誌として売られる本、どんなイラストを基準にしても「ここまでヒドいイラストを見たことはないかも!?」と思わせるほどの超異次元の「イラスト」を眺めていると、「笑い」を堪えることは到底できないはずだ。(6点ほど、他の人によるイラストがある。それらは、それは素人にしては、なかなかに巧いと思う)。このイラストを眺め、そして、大笑いするためだけにでも、この本を手に取ってみる価値はあると思う。
たとえば、下の写真はそんなイラストの一部である。この4人が誰だかわかるだろうか。確かに、冷静に眺めてみれば、それぞれの人に似ているようにも見える。しかし、これは人間というより河童か何かの妖怪を描いた図に見えてくる。そこが、無性に面白い。基本的に、この本のイラスト群は、妖怪大図鑑である。
ちなみに、上の写真のイラストは、左から「斎藤洋介」「榎本明」「草刈正雄」「小池栄子」である。こういったイラストを、疲れた深夜に眺めたら、もう笑いが止まらなくなると思う。