2009-06-22[n年前へ]
■まるで古墳のテーマパーク!!天皇陵4基を3Dで再現
岸本准教授は調査にちなんで、宮内庁が昭和初めに作製した測量図をコンピューター処理したうえで、専門業者の協力で3Dに仕上げた。
完成した3Dでは、日葉酢媛命陵を含めた計4基の古墳が並ぶ姿が、パソコン操作によって真上や斜めなどあらゆる角度から見ることができ、“古墳のテーマパーク”のように再現される。
2018-03-08[n年前へ]
■海沿いの陸地にそそり立つ、ピラミッドのような大古墳
大阪の中百舌鳥近くに行く途中、仁徳天皇陵の一周散歩をしてみる。…すると、天皇陵周りの一周散歩に徒歩で約一時間かかり、その大きさに驚いた。もうひとつ驚いたことが、外堀がパナマ運河みたいに段々が着いていたこと。つまり、不思議に驚かされたことが、仁徳天皇陵の周りにある一番外側の外堀は標高が同じじゃない!ということ。
試しに、国土地理院マップで眺めると、一周をする間の最高・最低値で5mくらいの標高差があった。古墳本体を囲う堀は一体化した大きな湖のようで、重力的には等ポテンシャル面を成しているけれど、外堀は同じ標高でない作りになっている。
そこで、仁徳天皇陵の「外堀段差」を周囲の地形と一緒に眺めてみる。すると、古墳は、かつての海沿いの傾斜地上に作られていて、その古墳周りに外堀を作ろうとすると、(古墳中央の)水平面とその周囲に段差が作らざるをえない作りになっている。
他の古墳を眺めてみても、まるで水の流れに沿って建つ神社のように、海沿いや川沿いに建っている。…昔の古墳は、海沿いにそそり立つピラミッドのような存在だったのだろうか。
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