2000-06-22[n年前へ]
2002-06-22[n年前へ]
■雨に唄えば
デパートで内部連絡のためにかかる曲。例えば、雨が降った時には傘売り場の拡張や、買い物袋を耐水性のものに変更するため、その連絡用に流す曲が「雨に濡れても」「雨に唄えば」とか。そして、雨上がりを知らせる曲で一番多いのが「オーバーザレインボー」、とのこと。
2003-06-22[n年前へ]
2004-06-22[n年前へ]
■An Escher Grid
エッシャーの「ねじ曲がる世界」の格子点をコンピュータに取り込んだAn Escher Grid. PostScriptデータもあるので、これを加工してEscherスクリーンを作ってみるのも面白いかな。
■ひとりよがりの楽譜の書法
演奏者という人間を媒体にした曲を書く以上、ひとりよがりの書法をとらないでもらいたい。うまく演奏家という動物を使うべきである。自分の表現したいことを、能率良く、無駄なく演奏家に伝える方法を常に考えてほしい。見やすい、わかりやすい方法で書いた方が自分のために得なのだ。岩城宏之 「楽譜の風景」 岩波新書
■仲間由紀恵の豊胸マジック
秋冬コレクション「グラデーション・セーター」で仲間由紀恵も豊胸に…。 (◎_◎)
■誕生花とその花言葉
誕生日仲間のKLaxon - O.P. on HATENAから誕生花365日・花言葉。ちなみに今日は薮萱草。
「悲しいときに、萱草(かんぞう)を眺めれば忘れられる」という言い伝えがあります。1日でしぼむ花が、悲しみを包み込んでくれるのかもしれません。夏至も過ぎる今日この頃、萱草はそんな何かの境界に咲いている花なのかも。
■僕の記号
僕の記号は普通使われている記号に比べ、優れているか、そうでなくても同じくらいの価値がある、そもそも記号などはどれを使おうとこっちの勝手だ…と僕は思っていたのだが、あとになって必ずしもそうはいかないことに気がついた。人に何かを説明するときには、やっぱり標準の記号を使わなくてはならないことを悟り、それ以来自己流の記号を使うのはあきらめてしまった。ファインマン 「ご冗談でしょう、ファインマンさん」 岩波書店
2005-06-22[n年前へ]
■立体顔表情ロボット
表情豊かに喋る顔の様子を立体表示してくれる、というロボットです。表情が豊かで自然なので、人に与える印象が優しい、というわけです。…しかし、結果として、このロボットを見た人が受ける印象は恐怖以外の何者でもありません。「リングの貞子」もビックリのまるでホラー映画です。というわけで、見かけた場所は東京ビッグサイトで開催中の産業用VR展示会で。
2006-06-22[n年前へ]
■「OpenCVによる実践画像処理」
木曜・金曜と「OpenCVによる実践画像処理」という講座を受講していた。Intel社が無償で提供しているコンピュータ・ビジョン向けのライブラリOpenCVの概略・使い方紹介を東京工業大学 精密工学研究所nの佐藤教授らが教える、という講座だ。時間のほとんどは、サンプルコードを使いながらの実習として使われていて、なかなか楽しくOpenCVを知ることができた。
1日目の終わりに、受講者に対し「今日を踏まえて、2日目はどのようにやりたいですか?」というようなことを聞かれた。「実習の時間が短い」という意見が出る一方で、「サンプルコードをコピペしてしまえば済むような実習では身にならず面白くない」という意見も出た(出したのは私だが)。
…というわけで、2日目は「サンプルコード無しで、長い実習時間を使い、講師に質問しつつプログラムを作る」という実習形式になった。個人的には、実習時間をもっと短くて・課題を増やしてもらいたかったような気もするが、それでもとても身になった。…しかし、その結果、「実習の時間が短い」という意見を出した受講者は実にご機嫌がよろしくなかった。…その怒りの矛先が向いてしまった講師の方には、悪いことをしてしまった。
■「自分の書法と標準の書法」
fromn年前へ
自分の表現したいことを、能率良く、無駄なく演奏家に伝える方法を常に考えて欲しい。見やすい、わかりやすい方法で書いた方が自分のために得なのだ。先日亡くなった岩城宏之と、ファインマンの言葉。
岩城宏之
人に何かを説明するときには、やっぱり標準の記号を使わなくてはならないことを悟り、それ以来自己流の記号を使うのはあきらめてしまった。
リチャード・P・ファインマン
2008-06-22[n年前へ]
■ホッケー・パックの飛び方のナゾ
(チューインガムで作った)ラトルバックではないけれど、実際に再現させることは簡単にできるのだけれども、その動きの仕組みを説明しようとすると結構難しいことということが多い。いや、多いどころか、上手く説明できないことばかりが世の中には満ちているように思う。単純に言ってしまえば、「実際に起こる現象を理解・説明する力」というのが不足気味なわけだ。
そんな、「実際に再現させることはできても、その動きの仕組みを説明しようとすると結構難しい」ことの一つが、「ホッケー・パック」の飛び方だと思う。平面の上に置かれた扁平円板を叩くと、それが上に飛んでいく仕組みをきちんと説明しようとすると、これが結構難しい。ゴルフボールのように、ピンや芝生の上に浮いている状態の物体を打つのではなくて、あくまで摩擦抵抗の低い平面の上にある扁平円板を叩くのに、パックが浮かんで飛んでいく減少を定量的に話すのは、なかなかに難しいように思う。
パックがホッケー・スティックのブレードの先で回転することで(決して小さくない)回転モーメントを持ち、その回転モーメントがあることが前提で、スティック・ブレードの下部がホッケー・パック下部を押し、ブレード面を転がり浮かぶようにして、クルクル横に回転しつつ、パックが斜め上に飛んでいく…というような説明はできても、それを数式を書きながら、単純な形で説明してみろと言われたら、言葉に詰まってしまうに違いない。(参考動画)
ヘロヘロと縦回転をしながら情けなくパックが飛んでいってしまうことが多いように、頭の中で計算をしようとしてみても、どうしても「ヘロヘロと縦回転をしながら情けなくパックが飛んでいってしまったりする」のである。現実にも、あるいは、頭の中のシミュレーションでも、鋭くゴール上方隅に決まるようなシュートが打てたら良いのだけれども。
2009-06-22[n年前へ]
■ドラッグ&ドロップしたファイルからデータを抽出するRubyスクリプト・サンプル
「ささやかだけれど、役に立つこと」が、きっとあるだろう、と思っています。本屋に行けば、たくさんHOW TO本が溢れています。けれど、意外に、HOW TO本という割には、そこにはスローガンのような曖昧なことしか書かれていないことも多い、と感じることがあります。あるいは、Geek好みではあるけれど、そうでない人を想定読者にしていない本も多いように思います。
今日は、「(Windowsで)ドラッグ&ドロップしたテキスト・ファイル中から特定の行・列を抽出するスクリプト」のRubyサンプルを書いてみました。つまりは、誰でもすぐに書ける使用例です。・・・とはいえ、実験データの解析をしようとすると、必要になることが多そうなサンプルです。
けっしてすごいことができるわけではありませんが、意外にこんなスクリプトを実際に使い・役立てて、そして自分で道具を作り始めることのきっかけのひとつになる可能性もあるかもしれないと思い、書いてみました。
下のスクリプトは、HEADER_LINE_NUMで定義した行より後の行から、(スペースで区切った時の)2・3列目だけを抽出したcsvファイルを作ります。もしも、1,9行目をコメントにして、2,10行目をコメントアウトすると、pickupLineで定義した行からだけデータを抽出します。何だか、こんな説明を書くことも、少し気恥ずかしく感じてしまうようなサンプルですが、けれど、意外にこういう入門の入門の情報が「ささやかだけれど、役に立つこと」なのかもしれないと思い、ふと仕立ててみました。
HEADER_LINE_NUM=5 #pickupLine=[23,24,26,28] ARGV.length.times{ |i| data=[] filename=ARGV[i] open(filename) {|file| lineNum=1 file.readlines.each{|line| if lineNum>HEADER_LINE_NUM # if pickupLine.include?(lineNum) lineData=line.split(' ') data<<[ lineData[2], lineData[3] ] end lineNum+=1 } } isFirst=true f=File.open(filename.gsub('.txt','')+'.csv','w') data.each{|l| if isFirst f.puts 'a,b' # print caption isFirst=false end f.puts l[0].to_s+','+l[1].to_s } f.close }
2010-06-22[n年前へ]
■エクセルで飛び出す"立体"粒子群アニメーションを作ってみよう!?
21世紀に入った頃から、「表計算ソフトを使って、色んなシミュレーションをしてみる」ということをしています。いつも、夏になるとそんなことをしています。だから、暑い夏が来ると、いつもエクセルの勉強を”少しだけ”します。そして、いつもエクセルを憎み、一年くらいは触りたくなくなります。…けれど、憎みと愛は裏表、というわけで、結局エクセルに触り続ける毎日です。
さて、そんな年中行事とは関係なく、昨日は「エクセルのグラフをマウスでグリグリ動かしながら赤青メガネで飛び出す立体動画で眺めよう!?」ということをしてみました。そこで感じたのは、エクセルは三次元的に眺める価値のあるグラフはなかなか作ることができない、ということでした。
しかし、そんな風に限界を感じるときは、そこで感じる限界は多くの場合、自分の限界そのものである、ということもよく感じます。…というわけで、今日は、エクセルで粒子挙動シミュレーションを行い、その結果をアナグリフ立体動画として表示してみることにしました。
そこで、まずは、(反復計算を用いて)簡単な「粒子挙動シミュレーション」をエクセルで行うことができるようにしました。そして、その上で、その粒子群の動きの計算結果を位置・大きさを(適当に)透視変換をした上で、散布図(バブルチャート)として、アナグリフ立体表示できるようにしてみたのです。そうすれば、左右視差による遠近感に加え、バブルの大きさが遠近に合わせた大きさで表示されることで、自然に立体感をもって眺めることができるわけです。
その結果を、先日、作ったアナグリフ表示アプリケーションでアナグリフ立体動画にしてみた結果が、下に張り付けた動画になります。ムービーキャプチャーはいつものようにカクカクしてしまっていますが、もちろん、本当は、とても滑らかに動いています。というわけで、今日は「エクセルで飛び出す"立体"粒子群アニメーション」を作ってみました。
2011-06-22[n年前へ]
■海の見える屋上ビアガーデン
夏日の夕方、「海の見える そごう屋上ビアガーデン」に行ってみる。飲み放題・食べ放題なので、ひたすら飲んで・ひたすら食べる。…その結果、食べ過ぎでお腹が破裂しそうに痛くなる。美味しいグリーンカレーとレッドカレーが、ドンスカドンスカ足踏みしながら腹の中でダンスしている。
みなとみらいの屋上から見る夕方の海はとても綺麗だけれど…けれど、私は知っている。写真右手に見えるビルの中にある「社食」から見る景色は、もっと綺麗で見事に美しいのである。
夕日に照らされた海と空はとても綺麗で、ビールは旨く・夏の空気は心地良い。
さて、下に貼り付けたグラフはビアガーデンで夜を過ごすまでの2日間に、いつも持ち歩いた温湿度ロガーで取得した温度・湿度から計算した「不快指数」グラフです。グラフ終わりの数時間が、ビアガーデンで過ごした4時間と電車で帰った1時間あまり、です。温度と湿度は高くとも、全然「不快」ではない数時間でした。…お腹はとても痛くなったけれども。
2012-06-22[n年前へ]
■続々々 エクセルのワークシートをC++言語プログラムに変換してみよう!
エクセルで(反復計算を用いた)循環参照が行われている計算シートと同じ計算を、C++言語で行うためのC++ソースコードを自動生成するRubyスクリプトを少しだけ更新してみました(github)。
追加したのは、計算した結果を表示する機能と、無駄な数値代入計算をさせないようにしたという部分です。
使い方は、とっても簡単。たとえば、
ruby xls2cpp.rb sample.xls > sample.cppという風にしてXLSファイルからC++ソースコードを生成し(参考:githubのsample.cppなど)、後は、
cl /EHsc /Ox sample.cppとでもし…つまり最適化をバッチリかけてやったならば、計算がバッチリ速くなるかも!?しれません。(エクセルの方が最適化されていて速かったり…とかいうこともありそうですが)
というわけで、エクセルで(たとえば偏微分方程式を離散化して解く)コードをチョチョイと感覚的にプロトタイピングした上で、後はC++コードに変換し・最適化をかけまくる…という、「エクセルプロトタイピング+最適化C++コード自動生成」シミュレーションをしてみるのはいかがでしょう?