2001-03-08[n年前へ]
■今日の同姓同名だけど別人
芸短の前の天下一品・王将・ゲーセン(バッティングセンター)にはよく行ったなぁ。懐かしい。しかし、同じ名前でも顔は違うモノだ、当たり前だけど。だけど、髪の毛の寿命がちょっと心配、ってとこが似てたりして。(リンク)
2002-03-08[n年前へ]
■北の国から 最終回は「みんなが幸せに」
前半ではなくて、終わり近くの軽いギターの「蛍のテーマ」が大好き。涼子先生や色んな人が戻ってくるんだなぁ。(リンク)(リンク)(リンク)
■東大のGRAPE-6が世界最高の48TFLOPSを達成
私はこういうGRAPEのようなアプローチの方がずっと好き。だって、よくある「多目的スパコン」使ってる単に汎用の力・金任せの高速計算ってつまらないと思うもの。(リンク)
2003-03-08[n年前へ]
■過去の未来
私だって、きっと何処かにいる「もうだめなのかもしれないと迷ったりするひと」だって、誰だって、結局のところみんな時間のベクトルは未来にしか向かわないのだから、安心していいんじゃないのかな。
■落書き再生FLASH
こんな落書き再生FLASHを見ていると、Flashの勉強もちゃんとしたくなるな。というわけで、私が描くカコノミライと過去の未来。
■映画館での海賊版撮影を撃退する技術開発
映画の中に観客に見えないような時間だけノイズを混入させ続けたりしたら、それってサブリミナル広告(それが実証されているかはさておき)そのものじゃないだろうか?いや、広告じゃなくてノイズだからサブリミナルノイズというべきか。
その映画を見た人が無意識のうちにのノイジーな気分になったりして。 from Graphic Wizard's Layer
■Arcade Games by Java Applet
なかなか凝ってるArcade Gamesby Java Applet. インベーダーから、クイックスからとにかく色んなクラッシック・アーケード・ゲーム。
■「松任谷由実の軌跡」
NHK総合19:30-21:00. デビュー当時の歌を「プチブル的(懐かしいフレーズだ)」と批判されたことに対して、「それしかできない、それしか自分にはできなかったから」
それはそれとして、清水ミチコにしか見えないぞ、と。
2004-03-08[n年前へ]
■hirax.netのwiki
hirax.netのWikiを他の環境と揃えるためにデザインはそのままにPukiwikiへ。データ移行は…ガッツで手作業。なんてこったい。
■AFRAのCMメイキング
あまりに"Human beat box" AFRAの一人口ラップがスゴイので、これまでそれが何のコマーシャルかが全然判らなかった富士ゼロックスのコマーシャル。メイキングも面白いし、コマーシャルを繰り返しかけるのもまた良い。
2006-03-08[n年前へ]
■探偵!ナイトスクープのDVDが6月2日に発売
ワーナー・ホーム・ビデオから、探偵!ナイトスクープのDVDが6月2日に発売される。6月発売分は、「探偵!ナイトスクープDVD Vol.1 傑作選〜謎の爆発卵編(本編約88分)」「探偵!ナイトスクープDVD Vol.2 傑作選〜マネキンと結婚したい!編(本編約103分)」上岡局長の懐かしいエピソード満載のVol. 3, 4は、7月に発売。オッパイ星人と言えば、「母乳でケーキ作り」も入ってる。
■「Life Hacks PRESS」
3月23日に発売されるLife Hacks PRESS 〜デジタル世代の「カイゼン」術〜に25ページほどの「プレゼンが簡単にうまくなる」という原稿を書きました。書かれている内容は…右のサムネイル画像をクリックしてみると大雑把にわかるかと思います。
「Life Hacksって何ですか?」と編集者の方に訊ねた覚えがあります。「(私にはよくわからない)Life Hacksって、コンピュータを駆使した伊東家の食卓みたいなものでしょうか?」などと訊ねたような気がします。…なるほど、Life Hacksって「デジタル世代のカイゼン術」なんですね。
■クリップ-オン マルチ(1000)&ゲルインク改造
色々アイデアスケッチをしたりする時や他の人に何かを説明する時、多色ボールペンを使う。これまでは、四色ボールペンを使っていた。先日、文房具屋で「四色ボールペン+シャープペンシル(消しゴム付)」というクリップ-オン マルチ (1000)を見かけて思わず買ってしまった。これは便利だ。ただし、シャープペンシルが付いているのも便利ではあるが、(欲を言えば)他の色のボールペンとか修正ボールペンが装着された5色ボールペンなら、私自身の用途としてはさらに便利そうだ。
リンク先は、クリップ-オン マルチを(水性顔料系インクにゲル化剤を添加してインクの粘度を上げた)ゲルインクボールペンに改造するための情報など。(参考: ゲルインクと紙の相性…)
2008-03-08[n年前へ]
■「藤本有紀」と「藤本義一」と「徒然草」
NHKの朝の連続ドラマ「ちりとてちん」の脚本家「藤本有紀」が「(放送作家・作家・司会などで有名だっの)藤本義一」の長女だろうかという話が、あった。「ちりとてちん」が上方落語を実に旨く濃縮した味になっているのだから、その作り手はきっと”あの”藤本義一の娘に違いない、という話があった。上方落語家の半生を描いた「鬼の詩」で1974年に直木賞を受賞し、上方文学の研究を続けている藤本義一の娘ではないか、という話がされていた。
「落語いうのはな、人から人へ伝わってきたもんや。これからも、伝えて行かな、あかんもんや」
藤本有紀 「ちりとてちん」
「藤本有紀」は「藤本義一」の血を受け継いだ娘ではないようだけれども、藤本有紀は確かに藤本義一が伝えたいと願ったもの・そういったものの流れの中に、いる。
何百もの時空を生きて現代に伝わる古典には、それだけの深い理由があるのだと伝えてやらなくてはいけない
藤本義一 「徒然草が教える人生の意味」
「ちりとてちん」の主人公が好きなのが「徒然草」で、弟子入りした先の落語師匠は徒然亭の徒然亭草若だ。「徒然」の語源は「連れ連れ(つれづれ)」で、「繋がっていく・続いていく」ということだ。時間や人や社会の流れの中で、同じようなものが、ほとんど変わらずにずっと続いていくことを意味している。
文化はバトンタッチで引き継がれていくものだと知り、自分もナニかのバトンを手にしようと考えるだろう。それは、なにも文学だけではなく、音楽であり、絵画であり、科学への志向に繋がっていくように思う。
藤本義一 「徒然草が教える人生の意味」
そんな「連れ連れ」を、退屈に感じ、あるいは、ひとり寂しくやりきれなくも感じ、時に鬱屈しつつひとり物思いに沈んでしまったりもする。「徒然」という言葉はそんな印象の言葉でもある。けれど、こういう言葉もある。
落語はひとりでやるもんと違うそれが、つまりは、「連れ連れ(つれづれ)」だ。私には、まだ、よくわからないけれど、そういうものがもしかしたら歴史や人や社会といったものなのだろうか。
藤本有紀 「ちりとてちん」
「お前も、その流れの中に、おる」
藤本有紀 「ちりとてちん」
2009-03-08[n年前へ]
■ベンゼン環と6つの炭素
海沿いの防波堤に立つ赤い灯台をが見える公園で、戯曲「戯曲 半神 」を読み直した。この半神には色々なものが詰まっているけれど、その中で、大きなモチーフに使われているのことの一つがベンゼン環だ。ヒトを作り上げている主たる元素、炭素が6つが輪になり形作っているベンゼン環だ。
その6つの炭素は、謎・欲望・誘惑・秘密・後悔、そして、優柔不断の先にある決断の結果の孤独だ。その6つの角を持つ世界で起きる物語、繋がっていた二人の双生児の分離手術を巡る物語は、魅入られてしまうと同時にとても哀しい。けれど、すべての答えを与えてくれるような、そんな気さえする奇跡の一編だと思う。
どうしても、わり切らないではいられない話だと知ったとき、そう思ったとき、孤独が生まれた。
2010-03-08[n年前へ]
■仕事仲間との「給料の比率」 (初出:2006年03月21日)
「(漫才の)ネタを書く側をSE、そうでない人をプログラマとして、人気コンビに例えて、ギャラ比率をレポート(考えよう)」という記事を読んだことがあります。仕事を一緒にする人、けれど仕事の内容は違う人の間では、一体どんな割合でギャラを分けているものなのだろうか?というレポートです。その記事を読んだとき、ウォームビズに関する計算を行い、そして記事を書いた時のことを思い出しました。
編集者と一緒に、計算内容の修正・デバッグ作業をしたときのことです。私たちは、メール越し太平洋越しに、こんな言葉を交わしたような気がします。「何だか大変な仕事になってしまいましたねぇ…」
「この仕事量だと、いくらぐらいの報酬をもらいたいと思いますか?」
「あと、私たち二人(編集者の方と私)の間で、ギャラの分け前は一体どんな感じだったら納得します?」
その後、「(ギャラの分け前は)半々でいいんじゃないでしょうか? たいていの場合は、下っ端エンジニアの方が”しきり役”より報酬って安いですけどね」と私が書けば、つまり、「いいんじゃないでしょうか」と言いながら…半分寄こせと要求する私に対し、「いやいや、ふつう、選手の方が監督より年俸は高いでしょう?それに、こういった業界では、筆者の方がしきり役(編集者)よりギャラが安いということはありえないんです…」と、大人の編集者は淡々と書かれたりするのです。
異なる仕事をする人の間で、「報酬の分け前がどんな感じだったら納得できるか?」というのは難しい問題であるように思えます。基本的に、長く仕事を一緒にしたい人との間では、難しいことは考えず等分にするのが一番気持ち良いような気がします。二人なら半分に、三人なら三等分に・・・というのが、心地良いように思います。
こんな時、なんだか難しいことを考えようとする時には、経済学者 石川経夫の言葉を、今一度眺め直してみることにしましょうか。
この世は不公平なものだが、
それぞれが努力すればそれに見合ったものを
みんなが得られるようになる社会を
どうすれば実現できるだろう、
ということを愚直なまでに考えるのが経済学だ。
2012-03-08[n年前へ]
■「紙幣を1枚増やしてしまう偽札作り」と「破れた紙幣の交換ルール」
学生の可能性を可能にするポータルサイト ワンダーノーツに、「紙幣を1枚増やしてしまう偽札作り」と「破れた紙幣の交換ルール」を書きました。
さて、ここで復習問題です。 上のような交換基準を踏まえて、冒頭で作った「切断千円札」銀行に持ち込んだとしたら、元は36枚の千円札は一体「何枚」になるでしょうか?
2013-03-08[n年前へ]
■1万円USBサーモカメラを高解像度にしてみよう!?
一万円で買ったUSBサーモグラフィカメラ(キット)の画素数は、小アイコンをさらに4分割したくらいの「16×4ピクセル」に過ぎません(たとえば、右の画像を眺めれば、とてもボヤッとした温度分布画像であることがわかります)。けれど、サーモパイルアレイのピクセル数が極めつけに少ないとしても「その分、数多くのショットを撮ればいいのさ!」というわけで、自分の顔を何枚もサーモカメラで撮影し、少しは高解像度の熱分布写真を作り出してみました。
そこで、自分の顔の熱分布を何枚も撮って高解像度合成してみたのが右に貼り付けた写真です(熱分布にオーバーレイさせた可視光画像は、私の顔でなくマネキンヘッドです)。16×4ピクセルのサーモカメラでも、何枚も画像を撮影して後処理すれば、結構細かい温度分布を眺めることができそうです。ちなみに、撮影時の装いは、右上に貼り付けた写真と全くと言っても良いほど同じです。そしてまた、顔の右後方に見えるのは、熱を発している蛍光灯です。
この熱分布写真を見ると、私の顔が発する遠赤外線を、透明なプラスチックメガネがほとんど通していないことが見てとれます。可視光で眺めると完全透明のはずなのに、遠赤外線で眺めるとまるでサングラスのように見える温度分布で見る世界、やっぱり面白いものですね。
2018-03-08[n年前へ]
■海沿いの陸地にそそり立つ、ピラミッドのような大古墳
大阪の中百舌鳥近くに行く途中、仁徳天皇陵の一周散歩をしてみる。…すると、天皇陵周りの一周散歩に徒歩で約一時間かかり、その大きさに驚いた。もうひとつ驚いたことが、外堀がパナマ運河みたいに段々が着いていたこと。つまり、不思議に驚かされたことが、仁徳天皇陵の周りにある一番外側の外堀は標高が同じじゃない!ということ。
試しに、国土地理院マップで眺めると、一周をする間の最高・最低値で5mくらいの標高差があった。古墳本体を囲う堀は一体化した大きな湖のようで、重力的には等ポテンシャル面を成しているけれど、外堀は同じ標高でない作りになっている。
そこで、仁徳天皇陵の「外堀段差」を周囲の地形と一緒に眺めてみる。すると、古墳は、かつての海沿いの傾斜地上に作られていて、その古墳周りに外堀を作ろうとすると、(古墳中央の)水平面とその周囲に段差が作らざるをえない作りになっている。
他の古墳を眺めてみても、まるで水の流れに沿って建つ神社のように、海沿いや川沿いに建っている。…昔の古墳は、海沿いにそそり立つピラミッドのような存在だったのだろうか。