2014-03-18[n年前へ]
■小惑星「イトカワ」の3D形状で遊んでみたい!
HAYABUSA Project Science Archive から、工学実験衛星 MUSES-C "はやぶさ" が取得した小惑星イトカワの3D形状ファイルをダウンロードして表示してみました。グルグル回してみると、やっぱり不思議な形をしてるよなぁ…と思います。この3次元形状を、3Dプリンタで出力して、キーホルダー「小惑星イトカワ」でも作ってみるのも面白いかもしれないと思います。…もしかしたら、グニョグニョ熱変形した奇妙奇天烈な形になるかもしれないけれど、そんなものを持ち歩いてみたい気もします。
Show[Import["itokawa_f0786432.stl"], Background -> Black, Lighting -> "Neutral"]
そしてまた、こんなことも考えます。もしも、「はやぶさ」が小惑星イトカワの周りから撮影した写真を、周囲画像群から3D形状を生成する無料サービス Autodesk 123D に入力してみたならば、一体どんなイトカワ形状が推定されるのでしょうか?…そして、そんな推定形状の小惑星に自分が着陸するならどうしよう?などと想像してみるのも、とても面白そうです。
…と、こんな処理をMathematica on Raspberry Pi でさせてみて色んな遊びをしてみるのも、楽しそうじゃありませんか?
2017-03-06[n年前へ]
■父が書いた「はるか」な物語
『超巨大ブラックホールに迫る―「はるか」が創った3万㎞の瞳』が届いた。本のタイトルそのままでは内容が伝わりにくいような気がする電波天文観測衛星「はるか(MUSES-B)」に関する20年以上の物語…ひとことで言ってしまえば、父が書いた「はるか」な物語。
客観的な目で読んだ人が、どんな感想を持つかは全くわからないけれど、手にとって何度もたくさん読まれたなら、少し嬉しい気がする。
それにしても、父の名が付けられた小惑星が十年近く前から空に浮かんでいた…なんて知らなかった。
久(ひさし、10224 Hisashi)は小惑星帯に位置する小惑星。埼玉県のアマチュア天文家、佐藤直人が1997年に秩父市で発見した。JAXA宇宙教育センター長や電波天文衛星はるかのプロジェクトマネージャーなどを勤めた平林久にちなんで、2009年4月に命名された。