hirax.net::Keywords::「イトカワ」のブログ



2013-03-08[n年前へ]

はやぶさを支えた画像処理技術 

「はやぶさを支えた画像処理技術」を聴きました。「イトカワ」に「はやぶさ」が近づき・タッチダウン地点を選ぶ際、イトカワの三次元形状をどのように推定したかという話、完全人力での対応点抽出とか(限られた中での最適化とか)、宇宙空間ならではの輪郭抽出の困難さとか…「ミッション」を(影で)支えたエンジニアたち、彼らが行った作業(日常)は実に興味深いものでした。

 目的地は3億km以上遠く、わずか長径500メートルほどの異形なイトカワ。あまりに小さく、辿り着くまでどんな形なのかも確かでない…。タッチダウンするためには、接近した後、撮影した画像から精密な3D地図を作り・どこか一点を選ばなければならない…。

2014-03-18[n年前へ]

小惑星「イトカワ」の3D形状で遊んでみたい! 

 HAYABUSA Project Science Archive から、工学実験衛星 MUSES-C "はやぶさ" が取得した小惑星イトカワの3D形状ファイルをダウンロードして表示してみました。グルグル回してみると、やっぱり不思議な形をしてるよなぁ…と思います。この3次元形状を、3Dプリンタで出力して、キーホルダー「小惑星イトカワ」でも作ってみるのも面白いかもしれないと思います。…もしかしたら、グニョグニョ熱変形した奇妙奇天烈な形になるかもしれないけれど、そんなものを持ち歩いてみたい気もします。

Show[Import["itokawa_f0786432.stl"], Background -> Black, Lighting -> "Neutral"]

 そしてまた、こんなことも考えます。もしも、「はやぶさ」が小惑星イトカワの周りから撮影した写真を、周囲画像群から3D形状を生成する無料サービス Autodesk 123D に入力してみたならば、一体どんなイトカワ形状が推定されるのでしょうか?…そして、そんな推定形状の小惑星に自分が着陸するならどうしよう?などと想像してみるのも、とても面白そうです。

 …と、こんな処理をMathematica on Raspberry Pi でさせてみて色んな遊びをしてみるのも、楽しそうじゃありませんか?

小惑星「イトカワ」の3D形状で遊んでみよう!?小惑星「イトカワ」の3D形状で遊んでみたい!








■Powered by yagm.net