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2015-02-20[n年前へ]

福岡伸一のフェルメール 光の王国展 2015で展示していた「リ・クリエイト絵画」を特殊撮影・復元し、ライクスミュージアムのオリジナルと比べてみた。 

 『福岡伸一のフェルメール 光の王国展 2015 - 彼は画家ではなく科学者だった。 フェルメールの秘密を解き明かす世界初のリ・クリエイト*絵画展』が開催されているというので、特殊カメラをリュックに入れて東京日本橋に行き、特殊撮影・VR復元してみました。その一例、たとえばMilkmaid(牛乳を注ぐ女)を眺めてみた例がこちらです。(しまった!画像を反転させちゃった)

 オランダのアムステルダム国立美術館(ライクスミュージアム)でオリジナルを撮影した結果と比べると、オリジナルとは全く異なるキャンバス地の上に絵作りがされていて、何だかずいぶんと見え方が違います。額は本物と同じように見えますが、額に収まった中身がずいぶん違うような印象を受けます。このリ・クリエイト絵画は、たとえばMilkmaid(牛乳を注ぐ女)の場合だと15万円程度で販売されていますが、(ビンボな私からするととても高い金額なのに)とても安っぽい印象に見えてしまいます。

 …なんてことを考えながら、その足で秋葉原近くに行くと、美術品を売る店があって、そこに置かれていた2万5千円くらいのフェルメール復元版画の方が、よほど本物に近いように見え、お買い得でとても豊かに感じられ、思わず買いたくなってしまいました。

福岡伸一のフェルメール 光の王国展 2015で展示していた「リ・クリエイト絵画」を特殊撮影・復元し、ライクスミュージアムのオリジナルと比べてみた。福岡伸一のフェルメール 光の王国展 2015で展示していた「リ・クリエイト絵画」を特殊撮影・復元し、ライクスミュージアムのオリジナルと比べてみた。






2015-05-15[n年前へ]

フェルメール「ミルクを注ぐ女」をマルチスケールに3次元可視化してみた 

 アムステルダム美術館(ライクスミュージアム)で、夏休みの自由工作カメラを構えて特殊撮影したフェルメール「ミルクを注ぐ女」を、微細なマチエールから額の形状まで、マルチスケールに3次元可視化してみました。(これまで作ったことがあるのは比較的大きな形状は無視したものばかりだったので)

 マスターピースを描いた筆致を、ブラウザ上でWebGLを使いグリグリ眺めていると、数年後の美術館はバーチャルリアリティを使った(触れるくらい近くから眺めることができる)リアルな展示物公開をしていたりするのかも…と想像したりします。たとえば、今現在は、ルーブル美術館で公開されている「モナリザ」は遠くからぼんやり眺めることがでこる程度の存在ですが、いつか手元で・目の前で大きく眺めることができたりするのかも…と想像したりします。

フェルメール「ミルクを注ぐ女」をマルチスケールに3次元可視化してみたフェルメール「ミルクを注ぐ女」をマルチスケールに3次元可視化してみた








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