hirax.net::inside out::05月15日

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2001-05-15[n年前へ]

レーザープリンターについて。 

 確かに。しかし、雑誌で紹介?されてから「この人はきっと…」という書き込みが減った気がするのは気のせいか?(リンク)(リンク)(リンク

2002-05-15[n年前へ]

ICIS'02 

 一昨日辺りで気が抜けていたので(会場が小さかったし)、気楽に喋った、がほとんど日本人だ…。日本語字幕付けといて良かった…。
 で、もちろん夜は東京駅 美少年。こだま22:46に乗る直前、伊集院・松村のぽっちゃりペアーとすれ違った。松村がとっても小柄でビックリ。

世界は狭いか、あるいは広いか 

 色んな人を知るために、外の世界に触れようとしても、案外自分と似たようなことをしている人、あるいは似た趣味をした人と出会っているのではないか。案外、狭い世界に(深いとは当然思うが)入っていくのではないか、というナルホドなアイデアが某さんから。
 しかし、それはキーを今叩きながら考えてみれば「広い世界」だから「自分と似てたり近い人」を見つけられるのではないかー、という気もしてまぁ当たり前の話なのか、と今ふと思ったり。

「遙か」 

 こだまの中でのBGMはノートPCで(Pacemaker使って)0.22オクターブ下げた松任谷由実「君なき世界」と、0.25オクターブ上げたスピッツ「遙か」。前者は小田和正に聞こえて、後者は森進一の息子の声になる。
 森進一の息子の「遙か」は結構いい感じ。むしろ、こんな青臭い歌にはこれくらいの子供の声の方がきっと似合うと思う。
 ちなみに鬼束ちひろの音程を0.25オクターブくらい下げると平井堅になります。というわけで、この前カラオケで挑戦してみた、と。

2004-05-15[n年前へ]

Flashのフォトアルバム作成キット 

 Flashのフォトアルバム作成キット。from 読書記録ChangeLog

科学技術論文の書き方 

 科学技術論文の書き方. from みかままの覚書新館

沼津港 

 沼津は名前の通りの小さな港町。いつか、小さな定期連絡船に乗って伊豆の先に行ってみるのも面白だろうか。

 港の景色を眺めていると、水面に映る景色がとてもきれいに見える。水面で斜めに反射して映し出された景色は、偏光メガネをかけて景色を見ているのと同じなのだから、その景色は実際よりもきれいなのは当たり前だ。けれど、きっと水面に映える景色がきれいに見える理由はそれだけではないような気もする。

沼津港沼津港






Castle imitation 

ニーナ、空へ行こう リンク先を変更した、鬼束ちひろのCastle imitation

 以前印象的だった「この世界で生きるしかないとしても。このまま生きる方が楽だとしても。その先に何があるかわからなくとも。知らない方が幸せだったとしても。たとえ世界を壊してしまうとしても。ニーナ、空へ行こう。世界に従うか 自分に従うか」というCMのビデオファイルはこれかな


25/暫定一位/偽47氏についての観察 改訂版 

 まずは「Winny開発者の写真」として有名になったこの画像を眺めた上で、25/暫定一位/偽47氏についての観察 改訂版を読んでみると楽しめるはず。from *popupeye

CMMUSIC-あのCMで流れるあの曲は何? 

 CMMUSIC-あのCMで流れるあの曲は何?. from モロッコの市場で買った何かログ

2005-05-15[n年前へ]

御殿場 

御殿場御殿場御殿場御殿場






BLOGPOLY 

..::littleoslo::..blogpolyWEBサイトでMONOPOLYHIRAX.NET Edition 「モノポリー」 ネットサービスやツールを廻るBLOGPOLY. こんなのを眺めていると、WEBサイトでMONOPOLYを思い出す。5年前によく眺めていたページのうち、今でも残っているページがどのくらいあるものでしょうね?

 「教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書」辺りを本屋でちょっと眺めてみたくなるような気も…。

KHRONOS PROJECTOR 

 時間軸と空間軸を指先で歪ませ、かき混ぜるKHRONOS PROJECTOR.

The Real Virtual Car Project 

 実際の車でゲーム用の環境を作り上げようというThe Real Virtual Car Project.

2006-05-15[n年前へ]

「料理も基本的には技術」 

 「お笑いパソコン日誌」の「料理も基本的には技術」という一節を読みながら、「料理のレシピ」は「科学実験の手順書」だを思い出す。と、書くこの文自体は「文化系的な感覚」な文章だったりして…。

「料理のレシピ」は確かに「理科実験の手順書」ですよね。だって、「料理は理料」、左から読んでも右から読んでも、「りょうりはりか」ですから。
少しの違い(ごまかし)があっても、どちらも同じ「計る」意味ですよね。「人が決めたしきり」で計るか「料 = りょう(量)」を料るかというだけの違いですから。

「おとなの小論文教室。」 

おとなの小論文教室。 私は「ほぼ日刊イトイ新聞」は読んでいない。単独の記事を、他からのリンクで読みに行くことはあるけれど、「ほぼ日刊イトイ新聞」を読みに行くことはない。レイアウトが読みにくい、ただそれだけの、けれど十分な理由があるからだ。レイアウトが読みにくいから読まないだけだから、書籍として読みやすく作り直されたものは、楽しんでいる。もしかしたら、書き手からしたら不十分な出来なのかもしれないが、それでもWEBサイトの読みにくさと比べれば雲泥の差だ。

ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。 昨日、山田ズーニー著「おとなの小論文教室。」を読んだ。これもまた、「いい」という感想は眺めつつも、WEBページ上では読む気にならず、これまで一度も読まなかったものだ。この本は本当に良かった。けれど、タイトルは、本当に良くない。少なくとも、この本のタイトルは、この本の内容の素晴らしさを表していない。私がこの本の中から読み取ったことは、「自分を見つけ出す」ということだ。

 年齢によらず、「自分という一人称を主語にして、私は〜だ」と言うことができない人、自分が相手にしている若い人たちの中に「自分という一人称」が見えないと感じる人、そんな人は手に取ってみるといいと思う。本屋で手に取って読んでみるか、それができなければ、Amazonで買った方がいいと思う。この本のタイトルや「ほぼ日コラム」というキャッチフレーズだけで手に取る気を無くす人も多いだろうけれど、手に取った方がきっといいと思う。そうすれば、自分や他人を見つけ出し、それらを手に取ることもできるんだろう、と思う。

2008-05-15[n年前へ]

PSoC制御の「加熱ホッケーブレード」や「堅さ可変シューズ」 

 PSoCはCypress社のマイコン・チップで、各種デジタル・アナログ回路が搭載されていて、その組み合わせをユーザがプログラミング(設計)できる、というものだ。FPGAほど高性能ではないけれど、PICより少し賢く便利なアナログ回路が色々詰めあわされている(だから周辺回路を大幅に減らすことができる)、という感じだろうか。アナログ制御・入出力をしたい場合には、とても便利そうなチップである。

 このPSoCが使われている商品で面白いなぁ、と思うのが「Therma Blade」と「adidas_1, intelligence level 1.1.」だ。

 Therma Bladeの方は、アイス・ホッケー・シューズのブレード(氷と接触する金属板部)の氷との摩擦係数を低くし、スピードを高めるために、PSoCでヒーター制御し、ホッケー・シューズ・ブレードの温度を適正に調整したり、ON/OFFしたりするものである。スケートが滑るのは、ブレードと氷の間で氷が解け水になることで、摩擦係数が下がるだ。それならば、「ブレードの温度を上手く制御してやれば、摩擦係数が下がりスピード速く滑ることができる」という狙いの技術である。



 一方、adidas_1, intelligence level 1.1.の方は、PSoCで制御したモータで踵部分にあるエアクッション部を押すことで、エアクッション内圧力=靴の堅さ(衝撃吸収率)を適正に変える、というものだ。電子制御されている車のサスペンション機構(タイヤと車ボディの間で、路面の凹凸・カーブなどがあるときの衝撃を吸収する機構)も多いけれど、それと同じような技術が搭載されたシューズである。

 こういったシューズで高機能・高付加価値の流れはどれだけ進んでいくのだろうか。いつか、「トランジスタ技術4月号」で、「フレッシャーズのためのアイスホッケーシューズ制御のABC」といった特集記事が当たり前のように書かれる日が来るのだろうか。

adidasThermabladespSoCshoseshoesblade






2009-05-15[n年前へ]

「スラローム」スケート始めました。 

 スラローム・スケートを見たことをきっかけに、スラローム・スケートを見よう見まねで始めました。車輪部分を取り外すことができるHYPNO(ヒプノ) のシューズを、久しぶりに、引っ張り出し駐車場でたまに練習しています。「HYPNOは柔らかくて(剛性がなく)頼りにならないから、ちゃんとした靴を買った方が滑りやすいですよ」とアドバイスされつつ、今日も HYPNOで滑ってきました。

 毎日5mほどA-bike(風自転車)で走っています。剛性もなく、ブレーキもネジが緩んで効かなくなったりする超小型折りたたみ自転車ですが、手入れをしている限りは、とても気楽に手軽に乗ることができます。・・・というと、一回、交差点でウィリーをして転びましたから、語弊がありそうです。けれど、少なくともHYPNOでスラローム・スケートの練習をしている時よりは遥かに気を使わずに足を動かし、気楽に進むことができます。

 つまるところ、どんなものにもリスクとメリットが表裏一体で付いてきます。A-bike(風自転車)は、メンテナンスを欠かさなければ、リスクよりメリットの方が高いように思います。けれど、「スラローム」スケートの方は、メリットが「楽しさ」と「(ちょっとハードな)エクササイズ」だけかもしれません。だから、リスクとメリットの収支決算は少し分が悪いようにも感じられます。・・・とはいえ、「遊び」はポートフォリオで選ぶこともないでしょうから、趣味・楽しみの世界では、少し赤字で負け気味くらいの方が良いのかもしれません。

「スラローム」スケート始めました。「スラローム」スケート始めました。






2011-05-15[n年前へ]

あなたは「どこまで」なら「ノーブラ」でOKですか!? 

 「からだと下着に関する 1 万人白書」 日本女性の “見過ごせない下着選び” と“バストケア” ~日本人女性 1 万人を対象とした大規模調査から見えてきた実態~を読んでいると、こんな質問とそれに対するアンケート結果が書いてありました。

 ブラジャーを着用せずにどこまで出かけることができるかどうかを質問したところ、距離に差はあるものの、全体の 27.0%の女性が「ノーブラで外出が可能」と回答しました。また、普段着用しているブラジャーのカップサイズ別に意識を比較してみたところ、AA&A カップの人の割合が一番高いものの、E、F カップ以上の人でも 20%以上がノーブラで外出が可能と回答しており、バストの大小で大きな差は見られませんでした

 そのアンケート結果を示すグラフが実感じづらかったので、作り直してみたグラフが下に貼り付けたものです。横軸はカップの大きさで、向かって左が微乳さん(Aカップ以下)で右が巨乳さん(Fカップ以上)になります。

 …確かに「バストの大小で大きな差は見られない」というように見えます。そして、それでもそれでも若干の傾向が見られますが、その辺りの傾向に思いを馳せてみるのも面白そうです。

あなたはどこまでなから「ノーブラ」でOKですか!?






2012-05-15[n年前へ]

鉄分100%ミステリー「列車LED表示の鏡文字のナゾを解け!」 

 鉄道ホームから発車しようとする列車を撮影したら、「なぜか、(行き先や)列車名の表示が鏡文字になっていた」という写真を見ました。

 流し撮りに失敗した写真,よく見たらLED表示器の文字が鏡文字になってた。ダイナミック表示なので妙な写り方になるのは分かるけれど,どうなれば文字が反転するんだろう?

@kunukunu
というわけで、今日のお題は、鉄道大好きな鉄っちゃん、つまり血液中の鉄分濃度100%な人のためのミステリー「列車LED表示の鏡文字のナゾを解け!」です。

 こうした「LEDがマトリクス配置された表示板」は、全部のLEDを一度に点灯させるのではなくて、順々に「順次点灯」されていきます。「2次元画像として」一度に表示しているのではないので、撮影条件によっては鏡文字の2次元画像に見えることもありそうです。…そこで、どのような撮影条件になった時に、こんな「鏡文字」になるかどうかを考えてみることにしました。

 この写真を眺めると、窓から顔を出す制服姿の人がいるので、列車の最後尾を撮影したものであることがわかります(発射時に列車の窓から顔を出すのは、最後尾車両にいる車掌さんです)。ということは、この列車は右から左へと動いています。また、列車表示板の点灯制御は(横方向に)何分割かされていて、その横分割幅と表示された文字の幅が(偶然なのか)ほぼ一致していることもわかります。

 (中略)結論から言えば、こんな鏡文字表示の「列車表示板」に (自然に)見えるのは、次ような条件を満たす場合です。

  1. 列車表示板の点灯制御が(横方向に)分割され、その分割幅と表示される文字幅が”ほぼ”一致していること(そうしないと、文字が”反転”した際に文字間でシャッフルが起きてしまう)
  2. 列車表示板の点灯制御の横方向分割幅が、眺める視界に対して”十分小さいこと” (そうでないと、見るからに「ブレ」た写真になる)
  3. 撮影時間(シャッター時間)の間に(列車の速度とカメラ流し撮りの速度合計として)画面内の列車移動変位量が列車表示板の横分割幅の2倍と”ほぼ”一致すること
 ちなみに、2番目の条件を実現するためには、上の写真のように「列車を斜めに撮影する」ことは有効です。なぜかというと、斜めに撮影すると、画角に対して「点灯制御の横方向分割幅を」狭く見えるようになるからです。

 というわけで、その「推理」を可視化するためにエクセルで作ってみた「シミュレーションファイル」がこちらです。点灯分割幅・点灯速度や列車移動速度や、流し撮り速度を変えた時、任意の画像が「どのように見えるか」を画像として確認することができる「エクセルファイル」です。条件次第では、LED表示文字が(エクセルファイルに埋め込んだデフォルト文字の場合には、「やまびこ」という文字が)「鏡文字」として見えることがわかります。

 また、上記条件を導き出す推論からは、「撮影画像には、文字幅とほぼ同じ程度の横ぶれが存在しているはず」という予想が出てくるのですが、実際の画像を見た感じでも「その程度の横ぶれ(流し撮りズレ)」があるかな…と(推論と実画が矛盾しないという)確認もできます。

 ということで、今日は、鉄分100%ミステリー「列車LED表示の鏡文字のナゾを解け!」に対して、ヘッポコ推理をしてみました。

鉄分100%ミステリー「列車LED表示の鏡文字のナゾを解け!」






2013-05-15[n年前へ]

10年前の「はてなダイアリー」全ページ!? 

 同じ月日に書いた記事を、「n年前へ」と題したリンクから見ることができます。なぜ、「n年前へ」と題しているかというと、それは「前にあったこと」という「前」へのリンクでもあり、そして同時に、過去を振り返ることは未来を見ることとニアリーイコールだとという印象から、(これから先の未来へと進む)「前へ」へのリンクだともいうわけです。

 昨日の「n年前へ」を眺めてみれば、そこには(十年前の)「はてなダイアリ全部」がありました。つまり、はてなダイアリーで「WEB日記」を書いていた人の、(10年前の時点の)全トップページ、トータル3000ページ弱をスクリーンキャプチャした(10年前に)結果です(ちなみに、サムネイル画像ディレクトリはこちらです)。

 10年前の「WEBダイアリー」を眺めてみれば、もしかしたら、そこに10年前のあなたが写っているかもしれません。あるいは、もしかしたら、10年先の未来が想像できるような「(一種の)シンデレラの鏡」のような存在になっていたりするかもしれません。


前後(Island Life)」も面白いです。

2014-05-15[n年前へ]

幕末から明治にかけての浮世絵師「月岡芳年」の作品を3次元的に眺めてみよう!? 

 ColorDesigner(分光画像による超高精細・高忠実色再現画像の紹介)に、幕末から明治にかけての浮世絵師である月岡芳年の作品を、正面からや側面からと照明方向を変えて撮影した画像がありました。

 複数方向から照明を行った画像や、あるいは、複数方向から撮影した画像があれば、その画像を3次元的に眺めたようすを復元することができます。たとえば、浮世絵表面での反射のさまをCook-Torranceモデルとして仮定して(また、表面凹凸は、左右両側からの同時照明時と片側だけの照明時の違いから、適当に生成させて)、月岡芳年の浮世絵を3次元的に復元してみたのが下の動画です。

 黒い衣服の中の模様や、画面に時折配置された漆絵(うるしえ) っぽい艶のある黒部が、眺め方を変えるとリアルに光り輝き「浮かび上がってくる」のがわかるかと思います。黒一色に見える服に、実は緻密な(漆のような)光る模様が描かれていることが見てとれます。

 「漆や膠で血の色を出す」という派手な表現をしたともいう月岡芳年の浮き世絵を、こうやって色々眺めてみると面白いかも知れません。

 …芳年の絵に漆や膠で血の色を出して、見るからネバネバしているような血だらけのがある。この芳年の絵などが、当時の社会状態の表徴でした。

江戸か東京か「淡島寒月」

2015-05-15[n年前へ]

フェルメール「ミルクを注ぐ女」をマルチスケールに3次元可視化してみた 

 アムステルダム美術館(ライクスミュージアム)で、夏休みの自由工作カメラを構えて特殊撮影したフェルメール「ミルクを注ぐ女」を、微細なマチエールから額の形状まで、マルチスケールに3次元可視化してみました。(これまで作ったことがあるのは比較的大きな形状は無視したものばかりだったので)

 マスターピースを描いた筆致を、ブラウザ上でWebGLを使いグリグリ眺めていると、数年後の美術館はバーチャルリアリティを使った(触れるくらい近くから眺めることができる)リアルな展示物公開をしていたりするのかも…と想像したりします。たとえば、今現在は、ルーブル美術館で公開されている「モナリザ」は遠くからぼんやり眺めることがでこる程度の存在ですが、いつか手元で・目の前で大きく眺めることができたりするのかも…と想像したりします。

フェルメール「ミルクを注ぐ女」をマルチスケールに3次元可視化してみたフェルメール「ミルクを注ぐ女」をマルチスケールに3次元可視化してみた