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2003-02-15[n年前へ]

アイススケートの帰り 

 富士山の麓のスケート場で十何年ぶりにアイススケートをしてみた。最初はなかなかエッジを立てられなくて、とても怖かった。アイスホッケーシューズって本当にちゃんとエッジを立てないとものすごく横滑りするのね。いやビックリ。でも、結構気持ちよいかも。

アイススケートの帰り






2008-05-15[n年前へ]

PSoC制御の「加熱ホッケーブレード」や「堅さ可変シューズ」 

 PSoCはCypress社のマイコン・チップで、各種デジタル・アナログ回路が搭載されていて、その組み合わせをユーザがプログラミング(設計)できる、というものだ。FPGAほど高性能ではないけれど、PICより少し賢く便利なアナログ回路が色々詰めあわされている(だから周辺回路を大幅に減らすことができる)、という感じだろうか。アナログ制御・入出力をしたい場合には、とても便利そうなチップである。

 このPSoCが使われている商品で面白いなぁ、と思うのが「Therma Blade」と「adidas_1, intelligence level 1.1.」だ。

 Therma Bladeの方は、アイス・ホッケー・シューズのブレード(氷と接触する金属板部)の氷との摩擦係数を低くし、スピードを高めるために、PSoCでヒーター制御し、ホッケー・シューズ・ブレードの温度を適正に調整したり、ON/OFFしたりするものである。スケートが滑るのは、ブレードと氷の間で氷が解け水になることで、摩擦係数が下がるだ。それならば、「ブレードの温度を上手く制御してやれば、摩擦係数が下がりスピード速く滑ることができる」という狙いの技術である。



 一方、adidas_1, intelligence level 1.1.の方は、PSoCで制御したモータで踵部分にあるエアクッション部を押すことで、エアクッション内圧力=靴の堅さ(衝撃吸収率)を適正に変える、というものだ。電子制御されている車のサスペンション機構(タイヤと車ボディの間で、路面の凹凸・カーブなどがあるときの衝撃を吸収する機構)も多いけれど、それと同じような技術が搭載されたシューズである。

 こういったシューズで高機能・高付加価値の流れはどれだけ進んでいくのだろうか。いつか、「トランジスタ技術4月号」で、「フレッシャーズのためのアイスホッケーシューズ制御のABC」といった特集記事が当たり前のように書かれる日が来るのだろうか。

adidasThermabladespSoCshoseshoesblade






2009-05-16[n年前へ]

「靴の持主」を推理してみよう 

 シャーロック・ホームズはコナン・ドイルが作った名探偵ですが、「青いガーネット 」の中に、ホームズが帽子から帽子の持ち主を推理していく有名なシーンがあります。「この帽子の持主は・・・」とさまざまなことを言い当てていくのです。

 さて、下の靴は普通の靴です。とはいえ、やはりシャーロック・ホームズならすぐに「持主がどんな人であるか」推理できるような気がします。あなたなら、一体、どんな推理をするでしょうか?少しだけ、ミステリの名探偵になったつもりで考えてみれば、一種の頭の筋トレになるかもしれません。

 少なくとも、「利き腕」はすぐにわかるでしょう。この靴の持主は右利きです。左足のソールの削れ方、右足先の削れは、右利きで「ピッチング練習をしている」ことが明らかです。とはいえ、この靴はトレッキング・シューズですから、シューズを履き替えて野球をやっている、というほどではなさそうです。また、右足の甲が少し汚れています。ということは、右足の甲で何かを操つることが多い「聞き足が右足の人」であるようです。

 ・・・という具合に、行動パターン・生活・性格など、ホームズほどでなくとも、ある程度は推測ができます。さて、名探偵のあなたなら、一体どんな推理・プロファイリングをするでしょうか?

シャーロック・ホームズでなくてもわかる「靴の持主」シャーロック・ホームズでなくてもわかる「靴の持主」








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