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2004-11-30[n年前へ]

世界規模ソースコード検索エンジンgonzui 0.1 公開 

 高林氏の「世界規模ソースコード検索エンジン」のgonzui 0.1 公開
gonzui: a source code search engine世界規模ソースコード検索エンジン中間報告 (1/33)Koders - Source Code Search EngineTokuLog! -- The Empty sack cannot stand upright-- - PSoC , なぜ p: が多いのか , 江呂杉くんばかえろ , ネンドで作る芸術の世界ばかえろ , gonzui を試せgonzui高林さん

2008-05-15[n年前へ]

PSoC制御の「加熱ホッケーブレード」や「堅さ可変シューズ」 

 PSoCはCypress社のマイコン・チップで、各種デジタル・アナログ回路が搭載されていて、その組み合わせをユーザがプログラミング(設計)できる、というものだ。FPGAほど高性能ではないけれど、PICより少し賢く便利なアナログ回路が色々詰めあわされている(だから周辺回路を大幅に減らすことができる)、という感じだろうか。アナログ制御・入出力をしたい場合には、とても便利そうなチップである。

 このPSoCが使われている商品で面白いなぁ、と思うのが「Therma Blade」と「adidas_1, intelligence level 1.1.」だ。

 Therma Bladeの方は、アイス・ホッケー・シューズのブレード(氷と接触する金属板部)の氷との摩擦係数を低くし、スピードを高めるために、PSoCでヒーター制御し、ホッケー・シューズ・ブレードの温度を適正に調整したり、ON/OFFしたりするものである。スケートが滑るのは、ブレードと氷の間で氷が解け水になることで、摩擦係数が下がるだ。それならば、「ブレードの温度を上手く制御してやれば、摩擦係数が下がりスピード速く滑ることができる」という狙いの技術である。



 一方、adidas_1, intelligence level 1.1.の方は、PSoCで制御したモータで踵部分にあるエアクッション部を押すことで、エアクッション内圧力=靴の堅さ(衝撃吸収率)を適正に変える、というものだ。電子制御されている車のサスペンション機構(タイヤと車ボディの間で、路面の凹凸・カーブなどがあるときの衝撃を吸収する機構)も多いけれど、それと同じような技術が搭載されたシューズである。

 こういったシューズで高機能・高付加価値の流れはどれだけ進んでいくのだろうか。いつか、「トランジスタ技術4月号」で、「フレッシャーズのためのアイスホッケーシューズ制御のABC」といった特集記事が当たり前のように書かれる日が来るのだろうか。

adidasThermabladespSoCshoseshoesblade






2009-03-06[n年前へ]

簡単フィジカルコンピューティング GAINER 

 PSoCによる簡単フィジカルコンピューティング GAINERキットは、基盤完成品が3980円、機能は同じで小さなサイズのGAINER miniが4200円。便利なパーツや書籍が組み合わさったGAINER miniスターターキットは13650円から。

 書籍「+GAINER―PHYSICAL COMPUTING WITH GAINER 」「はじめてのGainerプログラミングガイド (I・O BOOKS) 」は、読むと色々な機器を作りたくなる。あとは、付加回路の詰め合わせが色々あれば、とても楽しいに違いない。



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