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2012-09-07[n年前へ]

「田舎と都会の電力事情と飲食店・風俗店の境界」や「apple][のビデオ回路」など 

 9月7日の「n年前へ」から。

 「飲食店・風俗店の境界と田舎・都会の境界」に関する議論がエンエンに続く参議院地方行政委員会。高田なほ子君と政府委員(原文兵衞君)のエンエンと続く会話はまさに喜劇。

「飲食店と風俗店、境界と田舎と都会」の境界線をルクスで計る(2004年)
 apple][の回路は、14.32MHzのオシレータ出力を2分周した7.12MHzの信号がビデオ信号のドット・クロックとなる。(基本的には)1ドットが1bitの単純な構成だ。NTSCのビデオ信号のカラー情報は「ビデオ信号に重畳した3.58MHz波形」の位相で表すが、この3.58MHzはappleのビデオ・クロック(7.12MHz)のちょうど2倍である。ということは、2ドット分のビデオ・信号を"on""off"として出力した場合と、"off""on"して出力した場合では、NTSC信号でのカラー情報(位相)が180度ずれたもの(=補色)を表すことができる。

 さらに、(ある時期以降の)appleの場合ビデオ・データの特定の(=横7ドット, 縦8ドットのテキストモードとの兼ね合いで使われていなかった最上位の)bitを立てると、フリップフロップ回路で70nsだけ信号を送らすことができる。その70nsのずれは、NTSCのカラー信号3.58MHzのドット・クロック幅の25%に相当する(角度で言うと90度)。ということは、NTSC信号でのカラー情報(位相)が0, 180度の色だけでなく、90, 270度の色も出力(疑似生成)することができるようになる。すなわち、黒・白・紫・緑に加えて青・橙という計6色が出力することができるようになる。

appleのビデオ機能(2005年)
 飛び乗った東急東横線 各駅列車車両を隅から隅まで眺め、一体スピーカーがどこにあるのかを確認してみました。確認した結果の図、車両のどこに車内放送用スピーカーがあるかを描いてみたのが下の図です。この図を描いてみて、「私は列車の中で隅っこの席に好んで座っていたけれど、そんな”隅っこの席”14/16=87.5パーセントの確率で間近にスピーカーがあったのだ!」ということに気づきました。隅っこの席には、(今日、確認した東急東横線の車両では)非常に高い確率で「真上・正面・すぐ横」のいずれかにスピーカーがあったのです。

「うるさい電車の車内放送」を避けるためのテクニック(2011年)

2014-01-22[n年前へ]

横浜線の車内放送が耳障りなのは、1~10kHzの高周波帯が大き過ぎ(歪み過ぎ)!? 

 JR横浜線の車内放送があまりに耳障りだったので思わず上を見上げると、スピーカーの真下に立っていたことに気づきました。…ところが、次に乗った京浜東北線は、やはりスピーカーの真下になったにも関わらず、車内放送が「耳障り」というほどではありません。これは一体どういうことだ!?と思い、マイクをスピーカーに向けて、車内放送を計ってみました。…なぜかというと、その数分前、JR横浜線の車中で、「このヒドイ車内放送の音量を記録してやるぜ!」と思い、マイクをスピーカーに向けて車内放送の音量・周波数分布を計っていたからです。

 というわけで、耳障りのJR横浜線の車内放送と(そうではなかった)JR京浜東北線の音質の違いを、スピーカーの真下で比べてみた結果が下に貼り付けたグラフです。こうして比較してみると、耳障りな横浜線の車内放送は、1~10kHzの高周波帯が大き過ぎ(歪みによる高調波が発生し過ぎ)のような気がします。ハイファイ高音質にする必要は無いにしても、ここまで歪ませなくて良いような気がします。

 …しかし、周りにいる人たちの様子を眺めてみると、(私には歪みまくりに思える車内放送にも)平穏・落ち着いた表情をしています。ということは、私の耳がおかしくなっているのかもしれません。他の人たちは、あの車内放送を一体どういう風に感じているのか(逆に言えば、私の耳や感受性がどうアブノーマルなのか)を知りたい今日この頃です。

 2月中旬から京浜東北と同型の新車が運転開始し、1年半位で全部置き換わるはずです。ちなみに埼京線で横浜線と同型車両の時は耳障りなノイズを経験してました。

from M さん

横浜線の車内放送が耳障りなのは、1~10kHzの高周波帯が大き過ぎ(歪み過ぎ)!?








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