hirax.net::Keywords::「飛行場」のブログ



2010-08-28[n年前へ]

手作り飛行場に手作り飛行機が降りてくる 

 裏庭の草むらを刈っただけ、という感じの「手作り感溢れる小さな飛行場」を眺めていると、そこにまるで昔の職人さんが手作りしたような小さな飛行機が降りてくる。こんなサイズのものだったら、金属で作られた物体が空気中にフワフワと浮かんでいることも、とても自然に納得できるような気がする。

 大きなジェット飛行機のパイロットでなくて、こういう小さな飛行機のパイロットに憧れる人も多いのではないだろうか。特に、ちょっと年をとっていたりしたら、そんな風に感じる人も多いのではないか、とそんな気がする。

 田舎町の裏庭には、こんな手作り飛行場が隠れていて、手作り飛行機で夏空の空気の中で浮かんでいる人たちがいる。

2010-10-25[n年前へ]

飛行機もたまには眠りたい!? 

 水族館で「まるでベットの上で眠っているかのように、魚たちが休んでいる」ようすを眺めた夜、テレビを眺めていると羽田新国際ターミナル開港のニュースが取り上げられていました。そして、どのチャンネルでも、それと同時に格安航空会社の仕組みを解説していました。

 テレビ画面に映し出される「飛行機が到着するやいなや、すぐに次の出発準備をし、時間を置かずまた飛び立って行くようす」を眺めていると、これは「ラブホテルの清掃バイトで、部屋の回転率を高めることが最重用視されていた」のと同じだなぁ、などとと思い、そしてまた、人も大変だけれども働き続ける飛行機も大変そうだな、と感じたのです。

 そんな気持ちになり、ふと、停まっている飛行機が見える場所に行ってみると、飛行場にたたずむ飛行機の姿が、水槽の片隅で休む魚と瓜二つに見えてきました。大きな魚・小さな魚・・・じゃなかった、大きな飛行機や小さな飛行機たちが、ゴロリと横たわる胴体から小さなヒレ(翼)を伸ばし、そして、寝ているように見えるのです。魚と飛行機は、眺めれば眺めるほど、形がそっくりに見えてくるのです。

 そう考えてみると、水も流体・空気も流体、魚も飛行機もどちらも同じ流体の中を自由に進む仲間のようなものです。ちょっとだけレイノルズ数が違う・・・そんな程度の差しかないのです。

 そして、今は空を飛んでいる鳥たちだって、ほんの数億年前のことを思い出してみれば、水の中を泳いでいた魚だったわけです。そう考えれば、飛行機と魚がとても似ているのも当たり前、という気がしてきます。

 羽田空港の新国際ターミナルは、浜松町から15分くらいとテレビで言っていたような気がします。空を飛ぶ魚が少し体を休めている姿を眺めに、ほんの少し足を伸ばしてみるのも、新鮮かもしれません。さて、冒頭右側に貼付けた画像は、飛行機が幻想的に魚に姿を変えるという押井守「迷宮物件」です。

飛行機もたまには眠りたい!?








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