2010-04-15[n年前へ]
■雑貨ショップで「レーザーライト」の内部を覗く
雑貨ショップに、音に連動して適当な模様を描くレーザライトがありました(右上のようなものですが、右上のものとは違い、回折格子などは取り付けられていないものです)。気になったので、店頭でレーザライト内部を覗いてみることにしました。
レーザー照射口周りを外して、中身を覗いてみると、緑色レーザーと赤色レーザーに、小さなガルバノミラー2個とミラーが1個の光学系を付けたような具合になっていて、マイクからの音入力でガルバノミラーを動かしている、という具合です。
なぜ、内部を見たかったかというと、レーザ駆動部分と、ガルバノミラー駆動部分を改造して、(好きな模様を描くことができる)格安レーザースキャナを作れそうかを確認してみたかったからです。このレーザライトが、9千円くらいだったということもあり、部品代を考えるとリーズナブルに思えたのです。
内部を覗いた結果、これは改造してみる価値があるかもしれない、と判断したのですが、さらに、今度は自分の財布の内部を覗いた結果、買うのをあきらめてしまいました。
100円ショップにでも行って、部品をかき集め、レーザースキャナを980円くらいで作れないものでしょうか。スピーカーを買って格安ガルバノミラーを作り、レーザポインターを買って、自由自在に絵を描くことができるレーザースキャナを980円くらいで…作れないものでしょうか。
2016-08-31[n年前へ]
■100円ショップのダイソー凹面鏡(200円)で、シュリーレン光学系撮影をしてみよう!?
空気中の屈折率分布・密度分布を可視化するシュリーレン撮影のデモ映像で、「たて v.s. ほこ」的にドライヤー2本が勝負をし合う動画を面白く楽しみました。それが、下に貼り付けた動画です。
面白く楽しいなら、それはもちろん真似てやってみよう!というわけで、100円ショップのダイソーに行き、一個200円ナリの大型凹面鏡を2個買い、シュリーレン光学系を簡易的に組んでみました。組んだ光学系は、おおよそ右のようなレイアウトです(右の写真はカメラ画角に納まるように、実際に使用したレイアウトより少し小さく配置しています)。また、使ったライトは机の上に転がっていた、小さなLEDライトスタンドです。
この凹面鏡2個のトータル400円ナリで作ったシュリーレン光学系、雑極まりない作りですが、ライターから出るガスや炎の動きを可視化するくらいならとても簡単にできます。空気のような「その動きを普通は目にすることができないもの」が一体どんな風に流れているのか、それを眺めることができるというのは意外に楽しいものです。…というわけで、100円ショップのダイソー凹面鏡(200円)で、シュリーレン光学系を組んでみて、遊んでみるのは少しお勧めです。
100円ショップでどんなもの買い、そしてどんな風に並べれば超簡単なシュリーレン光学系撮影実験をすることができるか…は明日以降に書いてみることにします。