2010-03-27[n年前へ]
■「減点法」と「加点法」の「見方」
十二の星座、それぞれの男女、全部で二十四人を主人公にした二十四の物語 角田光代・鏡リュウジの「12星座の恋物語 」から。自分の星座や性別や、あるいは、誰かの星座や性別から始まる、角田光代が綴る「物語」を読んでみれば、その言葉に、少し惹かれるかもしれません。
私をふった恋人は減点法で人を見て、店長はその反対、どんどん点数をプラスしていくつきあい方をするんだろう。
私は善人ではないし、たぶん女性としての魅力もそんなにないんだろうと思う。けれど、私をふった彼氏が知らなかったことを店長は知っている。彼氏が見てくれなかったところを見てくれる。自分がすばらしい人間とはゆめゆめ思わないけれど、でも、そんなに捨てたもんでもないはずだと、ようやく私は思うことができる。
おばあちゃんになったっていいや。私のだめなところも、弱いところも、全部受け入れてくれる夏の陽射しみたいな人と出会えるならば。時間の経過とともに、そういうの全部、ひとつひとつプラスに換算してくれる人といっしょにいられるならば。
2010-04-05[n年前へ]
■恋愛の場において、女の人は狩猟型と農耕型に分けられる。
角田光代の「恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。 」から。
恋愛の場において、女の人は狩猟型と農耕型に分けられる。これはもう、本当にきれいさっぱり分けられる。
私は後者である。
私の長年のともに、完璧な狩猟型がいて、(中略)農耕民族への移行を誘ってみた。そのほうが絶対に成功率が高い、と説得し、農耕型の距離の縮め方を伝授したのである。
それすなわち。絶対に自分から告白しない。行為の欠片も見せない。彼の参加する飲み会には必ず赴く。自分の参加する飲み会にも必ず誘う(だれかに誘ってもらう)。飲み会ではあくまでさりげなく隣の席を陣取る。相手の話をよく聞く。すごいと褒めつつ好みを分析する。自分にも共通趣味があるとあくまでさりげなく強調する。
2011-01-31[n年前へ]
■「本当は伝えたいけど伝えられないこと」を確認できる「恋するノート」
ケイタイ向け恋愛サイト「恋するノート」で恋人と秘密のやりとり
「恋するノート」はカップル向けの恋愛コンテンツ。同サイトから1日1回送られてくるメールの質問に対し、お互いに返事を送信することで、お互いの気持ちを理解し合うという恋愛応援サイトだ。これにより、恋人に「普段聞けないこと」や「本当は伝えたいけど伝えられないこと」をスムーズにするという。
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