2013-09-14[n年前へ]
■横浜近くの廃線・旧線跡を歩いてみたい!
鉄道ファン 2013年 09月号 に、東急東横線沿線にある横浜近くの廃線跡・旧線跡の記事がありました。たとえば、京浜東北線に乗ると横浜・桜木町間から見える(2004年まで使われていた東急東横線)高架廃線や、今は遊歩道になってトンネルを歩くことができたりもする東白楽から横浜までの旧線跡や、汽車道から赤レンガ倉庫を通り、山下公園・山下埠頭まで続く横浜臨港線跡の紹介記事です。
鉄道の線路は同じ場所を走っているように思えても、地下化されたり・相互乗り入れのために走る場所を変えたりして、いつのまにか違う場所を走っていたりします。まるで川の流れのように、時間を経るうちに次第に道が変化して、廃線・旧線跡を残しているものです。
もしもGoogle Mapなどに「廃線・旧線」表示モードがあったなら…と想像します。そんなモードがあったなら、今も残る線路跡を歩いてみたり、あるいは、昔の街を走る列車の姿を現在の景色に重ねて思い浮かべてみたくなります。
2014-10-01[n年前へ]
■いつも持ち歩く普通のスマホで超リアル撮影・表示アプリを作ってみよう!?
今日は9月も終わり、10月1日になりました。この9月30日のおおよそ一ヶ月前は、ちょうど8月から9月になり夏休みが終わる夜近くでした。夏休みが終わる時期…というわけで、ちょうどその頃は、夏休みの工作的特殊カメラをど作っていました。しかも、とても面白いことに、そのカメラを使って、偶然にもゴッホやルノワールやセザンヌやクリムトやゴーギャンや(以下省略)の絵画を特殊撮影して、さらにVR再現したりしてみました。
今日は、そんな特殊カメラを使った特殊撮影をしなくても、何の細工もしていない普通のスマホで撮影したもので、眺めたものをリアルに再現できるシステムを作ってみました。カメラ撮影は、iPhoneを手に持ち・駅のポスターを眺める方向を変えつつ動画撮影し、周りの景色がポスターに映り込むさまを利用して、金箔が貼られた横浜中華街ポスターを復元してみました。
ちなみに、WEBブラウザ上でグリグリ眺めることができる URLリンク先はこちらになります。
2020-08-30[n年前へ]
■市街地の高低を、アルプスをに見立てて尾根沿いに山歩き。
大都市周辺のベットタウンの住宅地、住宅地に隠れてる山脈や渓谷を「山歩き」
たとえば渋谷の道玄坂など、都市に「坂道」がたくさんあることでわかるように、大都市にも山や谷が残っています。それと同じように、あるいはそれ以上に、大都市の周辺に位置するベットタウンにも、山や谷があるものです。たとえば、右の画像は、標高を強調した横浜・新横浜周辺の3Dマップです。……今朝は、そんな市街地アルプスの尾根沿いに「縦断山歩き」をしてみることにしました。歩いてみたのは、新横浜近くにある「鴨居アルプス」です。
住宅トレッキングのコツは「ひたすらに高い尾根沿いを歩く」
市街地アルプスのコツはとても簡単。少しでも標高が高そうな方向に進み、どんな路地でも交差点でも、ひたすらに標高が高そうな方向に進むだけ。つまりは、ポール・グレアムが言う「風上を目指せ」と同じルールです。そんなルールに従っていると、たとえば右の写真のように、尾根沿いの道が見えてくるのです。
市街地アルプスから見える「大都会のビル」も格別な素晴らしさ
ひとたび、こんな山脈縦断コースに出たら、後は自動的に興味深い色んな風景に、自動的に出会うようになります。たとえば、右の写真のように、横浜のみなとみらい……つまりはかつての未来的な風景が、ベットタウンな住宅地の隙間から見えてきたりもします。
あるいは、路地を少し歩くだけで、反対側の住宅地の向こうに東京都心の高層ビル街が見えてきたりもするのです。今年、オリンピックがあるはずだった2020年のTOKYOが、少し寂しい色合いにも見えたりして、そんな景色を見ることができるのも、市街地アルプス山歩きの楽しい利点のひとつです。
尾根近くの谷には、不思議な秘境があったりも
市街地に位置するアルプスでも、少し尾根を離れるだけで、秘境的な不思議な場所が隠れていたりもします。たとえば、右の画像は、鴨居アルプスの尾根沿いに隠れていた、そんな奇妙な空間です。どうすれば辿り着くことができるかわからないような場所に、不思議な神社が隠れていたりもするのです。
自分が好きに決めた場所、そこが市街地アルプスの山頂という名のゴール地点
市街地アルプスの山頂は、自分が好きに決めれば良いものです。「ここが山頂と決めた」と自分が思った瞬間に、そこが市街地アルプスの縦断山歩きのゴール地点になります。……もちろん、その次の瞬間に「いや、あの先にある交差点を山頂にしよう!」と思ったならば、次の山頂ゴールはその場所に移動します。右の写真は、今朝の縦断山歩きで自分で決めた、鴨居アルプスの山頂です。
住宅地にある市街地アルプスを歩くのは、意外に楽しく新鮮なのかも、と思います。