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2008-02-28[n年前へ]

風呂場の話題、ふたつ  share on Tumblr 

 久しぶりに、近くの銭湯に行く。一時間くらい浴槽に漬かっていると、浴場に響くエコーに乗って二つの話題が繰り返されていた。

 繰り返されていた話題の一つは、イージス艦と漁船の衝突事故の話題だった。浴場に来ている人の半分近くが、漁船に何十年も乗っている人たちだった。だから、暗礁ばかりの湾を「大きな船」とすれ違う時の話、そんな時にどちらが避けることが多いのか、といった日常の話題がされていた。あるいは、遭難者を探すときの、東西南北というだけでなく「下へ、上へ、そして、下へ」といった潮の流れの話、やはりこれも悲しいことに日常の話がされていた。実経験に基づいた、聞いていて重みのある井戸端話を聞いていた。

 そして、もう一つの話題はロス疑惑リバイバルの話だった。この話題では、熱い湯に漬かりつつ刺青と金のネックレスと共に聞くと、「向こうとこっちの拘置所の待遇の違いなど」やはり妙にリアルに響く。そんな井戸端会議を何だか面白く聞いていた。

2012-09-01[n年前へ]

「38℃の風呂に完全全身入浴時の、人体周り熱収支」を考えよう!?  share on Tumblr 

 中学生が行った自然観察コンクール作品「38℃の日は暑いのに38℃の風呂に入ると熱くないのはなぜか」が面白かった。風呂の中でシュノーケリング全身潜水実験をしたり、服を着たまま風呂に入ったり…という辺りは、探偵ナイトスクープばりのバカバカしさで最高に楽しめる。「それはどうだろう?」と思うデータ解釈や論理もあるけれど、とにかく魅力的だ。

 ところで、「38℃風呂の中でシュノーケリング全身潜水実験」を、ある程度長い時間、たとえば10分程度したとしたら、体温そして皮膚温は一体どうなるだろうか? 人間は、70ワット程度の発熱体である。 ということは、毎秒70ジュールの熱を体から排出しなければ、人の体温は刻々上昇してしまう。 もし、人体の比熱が大雑把に水とほぼ同じだとしてしまうなら、たとえば体重50kgの人がいたとすると、1分あたり0.2℃ほど体温の上昇が続く計算になる。

 風呂の中に全身が浸っていると汗をかいても体を冷やすことはできないから*、結局のところ、体温は38℃より少し高いところに落ち着いて、その38+アルファ℃の体から、38℃の風呂のお湯に向かって熱が流れていくことになるのだろう。そして、皮膚温は38+アルファ℃よりは低く、けれど38℃の風呂温よりは高い程度で落ち着くことになる。

 水の熱伝導度を考えると、1℃弱くらい水温より体温が高い程度で平衡状態になるという具合だろうか。そうだとすれば、もしも「38℃風呂の中でシュノーケリング全身潜水実験」を少し長い時間・キッチリやったなら、38℃の風呂は間違いなく(体より)冷たいと感じることになりそうだ。

 38℃の風呂に完全全身入浴時に、一体「人体周り熱収支」はどんな風になるだろう。?計算はしてみることにしても、中学生の彼ら(彼女ら)を見習って、銭湯にでも行ってシュノーケリングしてみることにしようか…。



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