hirax.net::Keywords::「Objective-C」のブログ



2009-09-21[n年前へ]

「なんちゃってクラスクラスタ」の実装 

 「なんちゃってクラスクラスタ」の実装

 ここで作られる具体的なインスタンスは抽象クラスのサブクラスにするのが簡単だけど抽象クラスと同じメソッドが実装されていればなんでもいい。そのメソッドをプロトコルにしてそれをアドプトすることにしてもいいし、極端な場合、全然違うクラスでたまたま同じメソッドが実装されているだけでもいい。こういういいかげんさはObjective-C特有で面白い。

2009-10-29[n年前へ]

MacRuby 0.5ベータが登場。 

 MacRuby 0.5ベータが登場。JIT、AOT、GCDサポート、GILの削除を実現

 MacRuby 0.5の最初のベータがリリースされた。現在のところ、Snow Leopard (MacOS X 10.6) マシンでのみ利用可能になっている。
 最終的なMacRuby 0.5のリリースは、LeopardとSnow Leopard上で、32ビットモードと64ビットモードのどちらでも動くようになる予定だ。

 「MacRuby」 - ひさしを借りて母屋を乗っ取るか? Mac OS Xの新たなRuby環境

 Leopardの登場以降、Mac OS Xではスクリプティング言語環境のサポートが活発だ。(中略)Rubyに関するものとしては、RubyからCocoaを含む様々なフレームワークへのブリッジを提供する、RubyCocoaが標準でインストールされている。

 そして去る2月28日に、新しいRuby環境が登場した。MacRuby である。MacRubyの動機として挙げられているのは、RubyCocoaが抱えている問題を解決する、というものだ。RubyからCocoaへアクセスするという目的はRubyCocoaと同じものだが、その実装のアプローチはかなりユニークで意欲的なものになっている。
 なんと、RubyのルートクラスたるObjectクラスが、Objective-CのルートクラスであるNSObjectを継承しているのだ。(中略)それに加えて、RubyのString、Array、Hashといった基本的なクラスは、さらに特別な階層が割り当てられている。それぞれ、CocoaのNSString、NSArray、NSDictionaryというクラスから継承されているのだ。
 通常の言語間のブリッジであれば、Rubyの文字列からCocoaの文字列へと変換を行わなくてはならない。だが、MacRubyではすべてのRubyオブジェクトはCocoaのオブジェクトであり、Rubyの文字列はCocoaの文字列である。従って、変換のコストなしでこの呼び出しを行えるのだ。

2010-11-27[n年前へ]

SONYのSNAP SDKをインストールしてみた 

 GNUstepとObjective-Cを採用したSONY提供のネットワークアプリケーションプラットホーム”SNAP”に関する「SONYのSNAP SDKをインストールしてみた

 SNAPエミュレーターはSNAP SDKがインストールされたUbuntu 9.10からしか起動できないので、Mac OS X上で動かしたい場合は、Ubuntu 9.10が動作する仮想マシンを用意して、そこにSNAP SDKをインストールしてからSNAPエミュレーターを起動することになります。
 仮想化ソフトウェアとしてはSONY側ではVMWare PlayerとVirtualBoxの動作を確認済みのようですが、今回は私が使い慣れているという理由でVirtualBoxを選択しました。



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