2010-10-13[n年前へ]
■b-microSIMをSIMフリーiPhone4で使ってみる
(SIMフリーの)iPhone4でNTTドコモFOMAネットワークに接続することができるb-microSIM(一か月定額使い放題パッケージ2980円ナリ)が届いたので、早速使ってみました。画面の左上に、NTT DOCOMO 3Gと表示されるのを新鮮に感じつつSIMフリーiPhone4でb-microSIMを使ってみた感想は、一か月あたり「2000円ちょっと」という価格に惹かれるのであれば、使ってみると良さそう、というものでした。7000円/月くらいの通信料を高いと思わない人ならば、この商品を買う必要はないけれども、そんな通信料は高い!と思う人には魅力的に違いない、というごく当たり前の感想でした。
通信速度が300kbpsの制限がかかっているというわけで、操作のたびに「サイズの大きな画像を頻繁にダウンロードするような、たとえば、Google Mapsのようものを素早く使うことはできません。そのためそんなサービスを使う時には、ゆったりとした気持ちになった上で(けれど、使えないほど遅いわけではなく、ワンテンポ遅れて表示される程度です)、操作をする必要があります。また、同様に、リモートデスクトップ系のソフトウェアをb-microSIM経由で使おうとする場合にも、画面表示更新を少し待ちつつ操作しなければなりません。
その一方で、通常のテキスト主体のWEBブラウジングをするのであれば、何のストレスもなく使うことができます。たとえば、Gmailにアクセスする程度だと、サクサク気持ち良く使うことができました。通勤電車の中でiPhoneを使ってネットワーク経由で文章を読むという使い方なら、特に不便さを感じることもなく使うことができそうです。
今度は、iPhoneのテザリング機能を使い、iPhone(b-microSIM)経由でPCにネット接続をさせてみようと思います。さて、一体、どの程度の速度が出て、どの程度の時間使うことができるのでしょうか。
2010-10-15[n年前へ]
■iPhone4+b-microSIMをBluetooth経由でモデム代わりに使ってみる
「b-microSIMをSIMフリーiPhone4で使ってみた」ので、次にPCでiPhone4+b-microSIMをモデム代わりに使ってみました。つまり、iPhoneでテザリングをした時の体感速度と使用感を確かめてみることにしました。
Bluetoothを有効にしたPCの近くで、(海外で売っている)iPhone4でBluetoothを有効にして、さらに、テザリングを有効にすると、PCがiPhone4経由でネットワークに接続できるようになります。その時、iPhone4の画面には「テザリング」という文字が表示されます(右上図)。接続手順はとても簡単です。
そんな風にiPhone4経由でPCをネットに繋ぎ、十分ほどネットを使ってみました。その体感速度をひとことで言うと、それは「かなり使える」というものでした。テキスト主体のWEBブラウジングはもちろん、Google Mapsも(高速とは言えないまでも)普通に使うことができました。動画を眺めるというのでもなければ、普通のモバイル環境としては、何の問題もなく使うことができそうです。これなら、PC用のモデム代わりに常用しても良いかもしれない、と思わされます。
…というわけで、テスト使用を経て、Amazon経由でb-microSIMを買ってみることにしたのです。
2011-03-10[n年前へ]
■「香港版iPhone+日本通信Simカード」でパーソナル・ホットスポット機能を使ってみる
iPhoneのOSを4.3(8F190)にバージョンアップしました。すると、iPhoneのネットワーク接続を他機器から使うことができる「テザリング」機能が「インターネット共有」という名前に変わっていました。
これまでの「テザリング」機能の場合、iPhoneのネットワーク機能はBluetoothもしくはUSB接続でしか使うことができませんでした。しかし、今度の「インターネット共有」機能では、最大5台までの外部機器がWifiを通じて接続できるパーソナル・ホットスポット機能も搭載されているので、結構面白そうです。
アップルジャパンいわく「(パーソナルホットスポットは)日本を含む一部の国々では、ご利用いただけません」と発表しているということでしたが、少なくとも「香港版iPhone 4 + 日本通信 b-microSIM 」では、「日本を含む一部の国々」の制限は適用されていないようです。「日本では利用できない」というわけでなく、「ソフトバンクでは利用できない」とあたりが、正確な表現なのかもしれません。