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2012-11-29[n年前へ]

「オシッコが捻れて見える」のは尿道の異方性と表面張力が原因だ!? 

 寒くなってくると、自然とトイレが近くなってきます。 一日になんども、「放水作業」をするようになると、「オシッコが空中で描き出す形状」が気になり始めました。 たとえば、オシッコの放水速度が低いときには、(右上写真のような)捻れた輪ゴムのような形状になっているように見えます。

 そして、ひとたびオシッコの速度が増してくると、捻れた輪ゴムのような形だったはずのオシッコが、グ~ンと長~く伸びた形状に姿を変えます(右図参照)。とはいえ、そんな風にオシッコの捻れの周期は変わると言っても、オシッコの姿は結局のところ、トルネードというかスクリューのように、グルグルと捻れた姿であることには変わりありません。

 …この「おしっこ」の捻れ形状は一体どのようにして生まれているのでしょうか?そんな、ことを考えて、メモ書きしてみたのが下の写真です。

 「おしっこの放水口」の断面は、完全な円ではありません。少なくとも、…いや大幅に扁平・潰れた形状になっているように思います。その扁平形状に、さらに放出時の速度異方性が加わって、おしっこは大きく潰れた楕円状の断面となり、尿道から空中に飛び出ていきます。

 さらに、その楕円状のオシッコが表面張力に導かれるまま、楕円形状の「引き延ばされた部分と縮んだ部分」を交互に入れ替えることで(それに初期の異方性が加わることで)、あたかもオシッコがスクリュー&トルネードのごろとく捻れ進んでいくように見えるのではないだろうか、と考えたのです。

 そんなわけで、トイレに行くたび観察を続けているのですが、まさか「普通の放出口は完全円形なのが普通で、オシッコがトルネード形状に見えるのは異常」という「意外な真実」が隠れていたりしないだろうか…と、そんな恐怖に小便をし終わった後、ひとりブルってみたりするのです。

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2014-08-29[n年前へ]

「おしっこの匂い」の拡散を防ぐにはどうしたら良いか!? 

 太平洋と日本海の分水嶺に立ち、二手に分かれていくおしっこをしながら考えました。おしっこをすると、その匂いをすぐに感じ取ることができます。…言い換えれば、おしっこから揮発したアンモニア等の分子が鼻の中に侵入してきているわけです。自分が排出したものとはいえ、それほど心地良い香りではありませんから、アンモニア分子などが鼻孔に押し寄せてくるのは少し避けたいところです。

 空気中におけるアンモニア分子の拡散は、「気体の拡散速度は、分子量の平方根に逆比例する」というグレアムの法則にもしたがうかもしれませんが、こと立ちションの場合には、空気中に「(暖かい)おしっこが放たれることにより、空気が掻き乱されたり・上に立ち上る空気流が生み出されたりしそうです。実際、下に貼り付けた「(シュリーレン光学系で可視化した)カップに注がれるお湯が作り出す空気の流れ」を眺めてみても、上に立ち上る暖かな空気の流れが見て取れます。

 立ちションをして、下からアンモニアの湯気が立ち上ってくれば、当然のごとく、すぐに鼻の中に侵入してくるに違いありません。そうした下腹部から立ち上り攻めてくるアンモニア分子たちから逃げる方法はないのだろうか?そんなの無理なことなのだろうか?…さらには、立ちションする人体周辺の空気流を可視化したら、きっと恐ろしい姿が映し出されるに違いない…などと考え悩む夏の終わり、です。



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