2013-10-19[n年前へ]
■「すべてが水の泡」になる!?Twitter連動 ”バブルジェットディスプレイ”
Maker Faire Tokyo 2013 に行ってみる!? …というわけで、Twitterで(専用アカウント @awatwi 宛に)つぶやくと、そのつぶやきを水の泡で描き出す”バブルジェットディスプレイ”を作ってみました(現物はMaker Faire Tokyo 2013の科学未来館 1F オリエンテーションルーム1の入り口近で展示予定です)。コンセプトは、ふとしたときに生まれる「つぶやき」なんて、まるで小さな泡みたいな存在だから、そのつぶやきに似合った表示形態を作ってやろう!というものです。
このTwitter連動 ”バブルジェットディスプレイ”には不具合がたくさんあって、たとえば、「つぶやき」内容をよく知ってないと泡が描く文字を読めとることができない(それどころか、内容を知ってても読めないことだって多い!)なんていう大欠陥すらあります。
けれど、そんなことはどうでも良いのです。だって、このディスプレイ自体(あるいはそれを作るまでの試行錯誤)だって、すべてが丸ごと「水の泡」を体現したものなんですから。
みずのあわ【水の泡】
① 水の上に浮かぶ泡。
② はかなく消え去るもの。
③ 努力や苦心などがむだになること。
「せっかくの苦労も―だ」
…うーん、何だかまるで人生みたい。というわけで、11月3日/4日は、こんな「水の泡」を東京湾のお台場で浮かべているつもりです。
2014-09-15[n年前へ]
■サンノゼやサンフランシスコ近くの家賃推移でIT企業の勢いを眺めてみよう!?
サンノゼやサンフランシスコ近くの家賃や物価について、「GoogleやFacebook等の好況・好待遇が原因で、どんどん高くなって大変だ…」という話を聞き、Mathematica(とWolfram Alphaのデータ検索)を使い、その家賃変動の実際のところを調べてみました。おおよそ下のようなコードで、下図のような家賃推移グラフを描いてみました。縦軸は一月あたりの家賃(米ドル)で、横軸は時間軸で最近約30年ほど。そして、赤がサンタクララ、橙色がサンフランシスコ、青色がロサンジェルス、緑色がサンディエゴです。
WolframAlpha[ "Santa Clara County 1 bedroom apartment fair market rent", {{"History:RentOneBedrooms:USFairMarketRentData", 1}, "TimeSeriesData"}];
DateListPlot[%];
こうして眺めてみると、(他の地域もそうですが)ここ数年は家賃が下がり気味なのに対して、サンタクララやサンフランシスコは家賃が上がり気味…という感じになっています。確かに、GoogleやFacebookの好況のせいなんだろうか…と思いつつ、何より感じさせられるのは「2000年後のITバブルの影響はもの凄そうだな」とか「2012年くらいに、サンタクララ辺りのプチバブルがあった感じ?」というような具合でしょうか。
好況と不況は業種や地域で色々ずれているでしょうから、家賃が上がっても収入は下がっていたりということはよくあることで…なんて考えると、これは結構大変そうです。しかし、日本の経済政策も、こんなグラフのようなことをしていそうで、全然ひとごとではないですが…。