2004-02-09[n年前へ]
■「人を楽にする作業」
「人を楽にする作業」って何だろう?「仕事」って何だろう?という話です。
この間も、いつもパートさんにして頂いている作業をAutoMouseで自動化しました。勝手にパソコンの画面の中でマウスが動いてキーボードを叩いてボタンをクリックする様をみながら、パートさんたちをまとめているマネージャーと一緒に、「私たちにとって、パートさんたちにとって、仕事って何なんだろうね。この作業が自動化されたのをみて、パートさんは喜ぶんだろうか、悲しくなるんだろうか」としみじみとしてしまったのでした。そんなことを思い出してしまいました。from Sさん。
「ただの単純作業は機械に任せて、人間は人間のセンスが必要な作業へ進んでいくんだろうな」とはもちろん思う。ただ、そういう新たな作業へ移行していくことを喜ぶ人もいるだろうけれど、そんな移行を辛く感じる人もきっといるだろうと思う。色んな人がいるのだから、新しい作業に適応していく人もいるだろうし、そうでない人もいるだろうと思う。それが、Sさんの「パートさんは喜ぶんだろうか、悲しくなるんだろうか」という疑問なんだろうか。
私よりも年をとっているかもしれないこのパートさんたちに向かって、「じゃぁ次は機械にはできない作業をして下さいね」とはとても言う気にはなれないです、ね。
人間は、決してあきらめてはならない「ロボット (R.U.R)」 カレル・チャペック
2005-01-02[n年前へ]
■「自分を単純作業の機械にする」文化
void GraphicWizardsLair( void ); //の「PublishingSoftware 講談社はLightWayTextとInDesignで組版」から
「自分を単純作業の機械にする」という文化に激しく抵抗感があった。デザイン系の人は、手や指で反復作業をすることにあまり苦痛が無い人が多いのかも。デザイン系だけでなく、師弟伝承「ものつくり文化」はこの単純作業スパイラルに陥いりやすい。それが、特別に訓練が必要な作業であればともかくも、とりたてて特別なところのない(あるいは比較的容易な)単純作業の繰り返しに対してこの「単純作業スパイラル」が向けられることも多い。恐ろしいのは、教える側も教えられる側も、この「自分を単純作業の機械にする」という文化に心酔(あるいは他の文化を知らないのだろうか)していることが多いことだ。人間はロボットじゃないのになぁ…。
下記のリンクは、「ドラえもん〜ロボットらしく、ロボットらしくなく」「ロボットは安心を創造するか」「人を楽にする作業」です。
2006-02-09[n年前へ]
■「人を楽にする作業」
from n年前へ.
「私たちにとって、パートさんたちにとって、仕事って何なんだろうね。この作業が自動化されたのをみて、パートさんは喜ぶんだろうか、悲しくなるんだろうか」
人間は、決してあきらめてはならない「ロボット (R.U.R)」 カレル・チャペック
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