2010-02-02[n年前へ]
■「深い後悔」や「苦い失敗」
本当に引用したい一文は、自分の手帳に書き写すだけ、ということが多いものです。
小山薫堂は、映画「おくりびと 」の脚本を書いた人です(それ以外のことも数えきれないくらいしている方ですが)。その「おくりびと」に関する一節を、小山薫堂の「もったいない主義―不景気だからアイデアが湧いてくる! (幻冬舎新書) 」から、1番ではないけれど、気になった言葉をここに書き写しておくことにします。
ある映画評論家の人からはこう言われました。「あの脚本は誰が撮っても面白くなったに違いないけれど、監督が滝田洋二朗だからこそ、さらに輝きを増した」
滝田監督はピンク映画の出身です。だから、職業差別を受けた経験がある。そのコンプレックスが、この映画に反映されているのではないか。(中略)差別される側の痛みを、滝田監督は実感としてよく理解していたのかもしれません。
最初に僕が石文というものの存在を知ったのは、向田邦子さんの「無口な手紙」というエッセイを読んだときでした。
2013-08-08[n年前へ]
■「アイデアには何が大切か」
「社会を動かす企画術 (中公新書ラクレ) 小山薫堂 著」から、長谷川勝士さんの言葉。
「アイデアには何が大切か」
何より、情報に耳を傾ける好奇心。
その情報を選び抜くセンス。
そして、その情報をどう加工するかという編集能力。
この3つが備わっていないと、アイデアというのはなかなか生まれない。
私の経験値もスキルも足りないせいだろうか、この言葉が書かれた5頁弱でしか味わいを感じることができなかった(適当に流してテープ起こしで作った感じに思える本だった)。けれど、この数頁はとても良かった。
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