2009-08-25[n年前へ]
■「ナナ」と「ハチ」という分身の物語
小倉千加子と中村うさぎの「幸福論 」から。矢沢あいのマンガ「NANA 」に関する、中村うさぎの鋭い言葉の羅列。
私は、あの作品が若い女の子に支持される理由がわかる。だって、自分のことを本当にわかってくれて、ずっと一緒にいたいのは恋愛相手じゃないって、皆思っている。
私はあれを「分身」の物語だと思いました。
そして、自分のことをすごくわかってくれるというのは、自分の分身なわけですよ。違う生き方ができる分身ね。
2010-01-25[n年前へ]
■義理固い人というのは、依存心の強い人なんです
小倉千加子と中村うさぎの「幸福論 」から。
依存というのは甘えであり、義理固さの別名なんです。義理固い人というのは、依存心の強い人なんですね。
素直に読める対談は、つまらない。真剣勝負の対談は、事前調和的なヤラセの対談よりも、一見するに噛み合わないのが本当ではなかろうか。本書は、少なくとも、事前調和的ではない。
2010-01-28[n年前へ]
■もし、それが明日でもかまわないのなら、なにも今日する必要はない
小倉千加子と中村うさぎの「幸福論 」の中村うさぎの言葉から。
(そうしたら、先生は)「明日できることは、なにも今日する必要はない」
「もし、それが明日でもかまわないのなら、今日一日生きてみればいい。そう思って、少なくとも三日間生きてみなさい」と言われたんです。
いままで、私はそれで生きてき続けてきた、みたいなところがあるんですね。
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