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2010-01-09[n年前へ]

「古写真」と同じ場所で写真を撮って「タイムトリップ」してみませんか? 

 「保存版 古写真で見る街道と宿場町 」という本がある。江戸末期から明治・大正初期という時期に、東海道・中山道・甲州街道・日光街道・奥州街道の各宿場町や、街道沿いの景色や街道沿いから見える景色を撮影した写真を集めた大判の本だ。そして、同じような場所を描いた浮世絵などもたくさん収録されている。

 この本を読んでいると、江戸時代に東海道(やその他の街道を)を歩いているような気になってくる。写真の中の百年以上前の景色の中にある質素な宿、その前を歩く人、そんな景色の中に自分が溶け込んでいくような心地に襲われる。

 ふと、こんなことを考えた。これからは、この本をデジタル化してケータイの中にでも保存しておき、持って歩くことにしよう。そして、古写真と同じ場所で景色を撮影して昔と今を重ねてみたら、時の流れを目にすることができるだろう。100年の昔と、今この瞬間を重ね眺めてみることができるだろう。

 あるいは、記念写真のように、自分もその中に写って見ることにしよう。そうすれば、過去と現在が重なる写真の中で、まるで自分がタイムトリップでもしたような気持ちになれるに違いない。遥か昔のモノクロの古写真の中に、あるいは、東海道を描いた色鮮やかな浮世絵の中に、自分が入り込むような不思議な気持ちになるだろう。

 「幕末・明治期 日本古写真メタデータ・データベース」なんていういうものもある。たとえば、幕末の頃に撮影された「上野 不忍池の写真」を見て、今よりずっと華やかだったことに驚かされたりする、のも面白い。

2011-05-12[n年前へ]

「いわき市民のチェーンメール」と「固有ベクトル 」 

 「いわき市民のチェーンメール

 2ヶ月近く前から、頻繁に流れていた「いわき市民のチェーンメール」を貼り付けてみます。このメール内容を転送する人たち、その人たちを動かしていたはずのものを踏まえた上で、こういった一連の言葉を眺めてみた方が良いような気がします。

 なぜか、「固有ベクトル」という言葉を思い出しました。線形変換を行っても変わらぬベクトルを「固有ベクトル」と呼ぶように、人それぞれが密かに持つ「固有ベクトル」があるように思います。…もちろん、ここでいう固有ベクトルは「ゼロベクトル」ではありません。変換がかけられた世界を眺め、ありとあらゆるベクトルが変わったように見えたとき、その世界の中で「変わらないベクトル」が透けて見えてきたとしたならば、それが「固有ベクトル」なのかもしれません。

 そういった各自が持つ固有ベクトルを眺めてみたならば、そこにはどんな空間が見えてくるものでしょうか?「いわき市民のチェーンメール」を眺めたとき、どのような固有部kとるが見えてくるものでしょうか。



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