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2010-01-11[n年前へ]

「お笑い番組」の効果音・BGM楽譜集が欲しい!? 

 「侍チュート!」をYoutubeで眺めているとふと、各コントの冒頭に書きならされるギターリフが、気になりだした。たとえば、この動画の冒頭で流れるリフである。アイデアに詰まった時など、このフレーズをギターでかきならせば、何か素晴らしいアイデアが出てくるような気がする。

 お笑い番組、例を挙げれば、「笑点のテーマ」のように、その番組中の効果音やBGMをギターで弾けたら、気持ちが良く・面白いだろうな、と思うことがある。

 色んな時代のお笑い番組、最近のものから昔のものまで、「ギターで楽しむ”お笑い番組”楽譜大全」なんていう楽譜集が出版されないものだろうか。

2010-01-14[n年前へ]

「技術の進歩」と「歌詞の意味」と「10円でゴメンね」 

 本棚を整理していると、種ともこのデビューアルバム「いっしょに、ねっ。 」のピアノ譜が出てきた。電話の「ベル」の音がドラム代わりに曲始まりを奏でる「10円でゴメンね」を聴きながら、技術が進歩して文化が変わっていくと、歌詞の意味がわからなくなってしまうものだ、と実感させられた。

勇気出して、ダイヤル回して
受話器とうらはらに、心は繋がらない

 今では、ダイヤルを回す黒電話を使ったことがない人の方が多いだろう。そして、もしかしたら、10円玉を公衆電話に入れて、家の外から電話をかけた経験がない人のほうが多いかもしれない。ケータイを持たない人を見つけることのほうが難しい現在では、電話「線」ってナニ?「アンテナで電波」じゃないの?と思う人も多いことだろう。

10円でゴメンね
ことばが出てこない Telephone line
ピンチのウルトラマンみたいさ
制限時間 Three minutes
 なぜ、10円なのか、それがなぜ、なぜウルトラマンの3分間なのか、首をかしげてしまうのが自然な時代に、今はもうなっているに違いない。(電話の歴史を楽しく眺めるなら、同じ時代、やはり同じ種ともこの「ないしょ Love CallのPV」を観るのも良い)

 下に張り付けた動画は、デビューアルバムの後、何年もしてからリアレンジされたバージョンで、「電話の音」を多用した最初のアレンジとは非常に異なっている。すでに、この頃ですら、時代がアレンジの変化を要求したのだろう。

まさに、「歌は世につれ、世は歌につれ」である。


10円でゴメンね






2010-11-11[n年前へ]

「ひとりよがりの書法をとらないでもらいたい」 

 岩城 宏之 「楽譜の風景 (岩波新書) 」から。

 演奏者という人間を媒体とした曲を書く以上、ひとりよがりの書法をとらないでもらいたい。うまく演奏家という動物を使うべきである。自分の表現したいことを、能率良く、無駄なく演奏家に伝える方法を常に考えてほしい。見やすい、わかりやすい方法で書いた方が自分のために得なのだ。

 ほとんどすべての場合、ありとあらゆるコード記法、ありとあらゆる記述法に、このアドバイスは当てはまるのだろうか、と思ったりするのです。



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