hirax.net::Keywords::「金木犀」のブログ



2001-10-08[n年前へ]

金木犀 

 先日、「金木犀の匂いが流れて来ないですか?」と言われて、私は何も知らずに「トイレの中でしかしません…。箱根の辺りにも金木犀は咲くものなのでしょうか?」と答えた。
 その夜、御殿場で飲んでいる時に、なんと「最近、会社の辺金木犀の匂いがとてもするよねぇ〜」と隣で話す声が聞こえた(隣だから聞こえて当り前なのだけれど)。な・なんと、そうだったのか…。
 で、その夜の帰り、御殿場線を降りて、迷路のような街を迷いながら歩いて帰る途中に、「あれが金木犀、これも金木犀」と教えてもらった。「あぁ、確かにこれなら会社の辺りにも咲いていたなぁ」、と目からウロコ。
 それはともかく、その夜の迷路のような街もちょっと不思議で良い感じだったなぁ。

2009-10-11[n年前へ]

「金星」や「木星」と「金木犀」 

 天体計算プログラムを書くと、たとえば、その中で「金星」とか「木星」という言葉を打っていると、なぜか自然に「金木犀」という似て非なる言葉が頭の中に浮かんでくる。

 今頃の季節、街中を歩いているとどこからかトイレの芳香剤のような匂いがしてくる。そのトイレの芳香剤のごとき匂いが、実は「金木犀の花の香り」だと知ったのは、いつの頃だったろうか。教えてもらったのは、いつだったろうか。

 金木犀の匂いは(多分)わかるようになったのだけれど、今でも金木犀の花はよくわからない。「丈夫そうな緑の葉っぱのあの樹」ではないか、その樹に咲いているのが金木犀の花ではないか、と想像してみるのだけれど、いつも、今一つ確信が持てないまま金木犀らしき樹を飾っている花を金木犀だと勝手に思い眺めている。

 金木犀は桂花とも言われるという。金木犀をお湯で煎じて、桂花茶ならぬ、金木犀を今度飲んでみることにしよう。金木星の強い香りを、その香りに似合うカップにでも注いで、鼻と喉で味わってみることにでもしようか。

2010-03-27[n年前へ]

気になる花の名前を気軽に検索「花しらべ」 

 「気になる花の名前を気軽に検索「花しらべ」【東京camp】

 普段生活している中で花を見かける機会は多い。デジカメやケータイできれいな花を撮る機会もある。でも、意外と撮影した花の名前が分からない場合も多いんじゃないだろうか。もし、知らない花の名前を知りたくなった場合はどうすればいいだろうか。

そんなときに使えるのが花しらべだ。このサービスは撮影した花の画像から簡単な操作で花の名前や特徴などを調べることができる。
 この花認識エンジンには現在約1000種類の花が登録されている。イギリスのOxford 大学の花認識の実験(PDF)が約100種類の花で行われていることを考えると、その技術力の高さが伺える。また、データベースの構築に約10万枚の写真が使われているとのことで、1種類につき100枚もの写真がデータベースに登録されていることになる。

 季節が変わるたび、新鮮な花の香りが流れてくる。そんな時、その花の名前を教えてもらうと、少し豊かな気持ちになれて、とてもうれしい。

 今の時期、もうすぐ四月が始まるこの時期に、薫る匂いのもとにはどんな花びらがあるのだろうか。



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