2008-10-10[n年前へ]
■たむけんアンケート結果グラフ
「たむらけんじ」で見る「東西の差」もしくは「蝸牛考」で行った(行っている)アンケート結果をビジュアル・グラフにしてみました。1/3が「地味目な」たむけんを「たむけん」だと思っていて、2/3が「色物」なたむけんが「たむけん」の印象だ、という結果でした。なるほど、こんな割合なんですね。
もしかしたら、2/3の人たちは、もう片方の1/3の答えを見て「・・・・・・」マークを頭に浮かべるかもしれません。あるいは、2/3の人たちは、もう片方の1/3の答えを見て、「??」マークを頭に浮かべるかもしれません。そんな、「不思議な混ざり合い」が生まれたなら面白いな、と思います。そんな溶け合う円グラフを眺めることができたら、と思っています。
2009-12-29[n年前へ]
■NEWS今昔物語「未来のために頑張る」編 (初出2005年06月23日)
5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと
「やる気・根性のこと」を「ガッツ」と呼ぶ時代がありました。なぜ、そんなことを書いているかと言うと、ガッツという言葉が今は死語になっていると聞き、下の記事群中ではその言葉をすべて他の言葉に書き直しているからです。
若い人に聞いてみると、「ガッツというより、あえて言うなら根性かな」ということでした。私の脳内では「根性」の方が(”夜露死苦”的な)死語なのですが、言葉の流行り廃り・言葉の復活など色々あるのだろうか、そういう言葉一覧表を作ってみたいな、とふと思いました。
(記事を書いた時の)ひとこと
「未来を作りたい」という言葉を聞いたことをきっかけとして、未来を作るために頑張るさまざまなニュースを集めてみました。
性的絶頂感を遺伝子とCTスキャンで考えてみる?
先日、女性が性的絶頂感に達するかことができるかどうかは遺伝子が決める)。 一卵性双生児と二卵性双生児を対象としたアンケートの結果は、「女性が性的絶頂感に達するかことができるかどうか」への遺伝子の寄与率は34%だった、という。そんな性的絶頂感のナゾをさらに解き明かしていくためには、CTスキャンを用いて女性の本物と見せかけの性的絶頂感の違いを明らかにした研究(日本語解説記事) などにも期待したいところだ。
ところで、男性と女性それぞれの性的感覚の時間変化が異なるようすを示すグラフなどを見ると、やはり男と女の間には深くて暗い河が流れているようだ。何しろ、男は「やる気になってから、性的絶頂感に達することができるようになる」までの時間が2.8分であるのに対して、女性の場合は14分以上かかるというのだから…。
"The Musical Baton"津波と、頑張って"手作業"で作る津波伝搬樹形図
5月末から6月中旬にかけて、"The Musical Baton"という名前の「記事」が非常に多くのWEBページ(個人ブログやSNSなど)上に書かれた。これは、「音楽に関する質問に(自分のWEBページ上で)答え、その質問に(自らのWEBページ上で)答える責任を次の5人に廻す(pass the baton)」というものである。この津波の震源地がどこなのかは定かでないが(参考: 1)、BlogPulseによる"Musical Baton"という言葉の言及量推移を示すグラフやはてなダイアリにおける言及グラフを眺めれば、言及量が急激に増加しており、まさに津波のようであったことがわかると思う。
1人から次の5人という広がり、すなわち、5のべき乗を素直に流せば、13世代で世界のインターネット人口を突破し、14世代では地球の人口を突破することになる…のだから、そんな急激な増加も当たり前の話であるが、その大きな津波が日本でどのように伝搬していったかを頑張って"手作業"で調べた人がいる。まるでウワサ話が伝搬するように、"The Musical Baton"が人を介して手渡されていったようすを眺めてみるのは、不思議に面白い。
頭の中のパイプライン
「大きな報酬が得られる選択肢を選ぶ意思決定をする場合」と「小さな報酬しか得られない選択肢を選ぶ意思決定をしなければならない場合」で処理を行う脳部位が異なる、というサルを実験対象とした研究報告がasahi.comに掲載された(参考情報:Science日本語要約)。
メイン・サブの2CPUをデュアルで使うタイプのコンピュータの動作で例えるならば、優先度に応じて高性能なメインCPUに仕事を割り振るか、ちょっと動作が遅いサブCPUに仕事を割り振るかを切り替えるというような仕組みである。
進化を続ける生物が生み出した脳の中の最適化処理・脳の仕組みにはただただ驚くばかりだ。
「コーヒー飲んで頑張る」の秘密が明らかに?
6月20日、カフェインの覚醒効果を分子レベルで立証したという研究結果が、大阪バイオサイエンス研究所から発表された。徹夜で頑張るような時、気合いを入れて頑張るために、コーヒーやコーラといったカフェイン飲料の力を借りている人は多いと思う。つまり、効果はすでに判明していたわけだが、その秘密がついに解明されたというわけである。
脳医学で覚醒効果の仕組みが解明されていけば、カフェインを含む色んな飲料のさらに上を行く、超"気合い"や超"頑張り"注入ドリンクも登場するかもしれない。…なんだか、ちょっと危険そうだけど。
2010-03-27[n年前へ]
■それはホント?「彼女にするなら何カップ?」 アンケート渋谷編 (初出:2006年05月04日)
私は伊藤理佐の「おいピータン!!」というマンガが好きなので、「Kiss」というマンガ雑誌を読んでいます。Kissはおそらく20~30歳くらいの女性を読者ターゲットとしている雑誌ですから、30代後半男性の私としては、少し読み辛く感じたりもする雑誌です(高校~大学院時代は「花とゆめ」を読んでいました…)。最近、このKISSの末尾広告ページにアップルC・Dという、バストにかぶせバストを二回りくらい大きくする「バスト増大化パーツ」の広告が掲載されています。そして、宣伝の中に「彼女にするなら何カップ?」「2005年6月に渋谷で20~30代の男性に聞いてみました」という街角アンケートの結果が掲載されているのです。そのアンケート結果が、右上のグラフです。横軸は「カップ」で、縦軸が(そのカップを支持した)「人数」です。宣伝中には、このグラフを使って「断然CカップDカップが支持されている」と書かれていました。
このアンケートが実際に行われたもので、その結果がホントならば、確かに「断然C, Dカップが大人気」のようです。そしてまた、「F, Gカップ辺りもちょい人気?」で「Aカップが好きだ、と言ったのはわずか1人!」「Bカップが好きだ、と言ったのもわずか2人!」だったなんていうこともわかります。BカップとCカップは、わずか1カップの違いにも関わらず、人気度合いが全然違うのです。その差はなんと20倍!です。その人気度の大きな違いは、DカップとEカップの間にもあります。DカップからEカップになると、いきなり人気度合いが1 / 10になるのです…。「アップルC・D」という商品名に素晴らしく一致した(しすぎる)アンケート結果です。
ところで、秋葉原でこんなアンケートをしたら、どういう結果になるのでしょうか?案外「小胸」に人気が集中したりするような気もします。その一方で、「超巨乳」にもやはり人気が出そうな気もします。実際に秋葉原でアンケートを実施したら、一体どんな結果になると思いますか…?