hirax.net::inside out::12月29日

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2000-12-29[n年前へ]

Jesu, Joy of Man's Desiring 

 J.S.Bach。「主よ、人の望みの喜びよ」。オリジナルから辿ってこの曲の編曲の歴史は長いが、私の好きなのはウィンダムヒルの中のギター編曲バージョンだったりする。(リンク

la fille aux cheveux de lin 

 C.Debussy「亜麻色の髪の乙女」。ドビュッシーは好きだ。この曲を聴くと、何故か「日本の冬の寒村で雪が静かに降っている様子」を連想してしまう。すごく日本的に感じるのだ。ペンタトニックな音の使い方をしているからだろうか?(リンク

川瀬眞由美 

 今日の「ちょっと好き。」(リンク

Pavane Pour Une Infante Defunte 

 M. Ravel。「亡き王女のためのパヴァーヌ」。ラベルが学生時代の宿題で作った曲。宿題で作ってしまうというところが口惜しいくらいだ。この曲はChabrierのIdylleに影響を受けたものだが、今の時代そのIdylleでさえすぐに聞くことができる。あぁ、スゴイ時代だ。(リンク)(リンク

Polonaise NO.6 "HEROIQUE"  

 F.Chopin。「英雄ポロネーズ」このカッコ良さは何だ。(リンク

Reverie 

 C.Debussy。「夢」 押井守の奇妙な日常(異常か?)を描く「ビューティフルドリーマー」の中でも、繰り返しモチーフに使われて流れていたように思う。(リンク

Gymnopedies 1 

 E.Satie。一世を風靡したなぁ。あれは一体何だったんだ。「ノルウェイの森」の頃だっけか?(リンク

今日のお薦めBGM 

 直リンク。もし、気に入ったものがあればそのサイトのトップに辿って行って欲しい。

2001-12-29[n年前へ]

見仏記 いとうせいこう・みうらじゅん 角川文庫 

 なるほど、目の前で闊歩するみうらじゅんを通して、いとうせいこうが考え込むところが面白いのか。

ささらさや 加納朋子 幻冬社 

 いつか夜に読む。

いつもの海岸沿いで 

 Coolpix775修理から戻る。修理代金一万円ナリ。これで、ワタシのCoolpix775の価値がさらにアップするかというと、キズモノ扱いで価値が下がるところが不思議なところ。(リンク

誰かがあなたを愛してる ( 秋天的童話 ) 

 何故か思い出した懐かしの映画。"An Autumn's Tale"という原題も良いな。
 そういえば、高校の頃だったろうか、どこぞの「記憶力の悪いヤツ」がこの映画のタイトルを「誰かがわたしを愛してる」と言い間違えた…。
 あれからもう十五年近く経つんだなぁ…。

In My Life 

But of all these friends and lovers, there is no one compares with you...(リンク

I Will 

Who knows how long I've loved you? You know I love you still...(リンク

2002-12-29[n年前へ]

ちょっと一休み 

 それだけ。

2003-12-29[n年前へ]

十年経った「夏の日の1993」 

 休みの間にカラオケに行こう。リモコンに生年月日を入れて、懐メロを歌おう。十年前や二十年前の歌を、懐かしい歌詞を見ながら歌って、その頃の世界に戻ってみよう。なんてったって、十年なんてつい最近に感じる今日この頃、というわけで今日のBGMは「夏の日の1993」 from class

「記憶をくすぐる音や匂い」や「発車ベル占い」 

 何時かの時の何処かの場所を思い出させる音や匂いがある。逆に言えば、何時か何処かで聞いた音やかいだ匂いを何かの折りに思い出したりする。少し前に流れていた"Do they know it's Christmas time"も、そんな音の記憶を上手く使っている音楽に違いない。
 なんて、ふと思ったりするときにはhassya.netから「発車ベル占い」をしてみる。一日一回しか占うことはできないけれど。

富士山バーチャルお鉢めぐり 

 富士山のてっぺんを散策できる富士山バーチャルお鉢めぐり from 富士

検索エンジンSinnzeug 

sinnzeug 眺めて楽しむことだってできる、綺麗な景色の中で色んなWebサイトがキーワードに惹かれたり離れたりする、色んなキーワードに近づいてきたり遠ざかったりするWebサイトをただ眺めたりすることができるSinnzeug。キーワードを掴んで動かしてみれば、これまたWebサイト達が何ともグルグル気持ちが良い。 from Digital Information Graphics.

THE ARPA NETWORK, DEC 1969, 4 NODES 

THE ARPA NETWORK Sinnzeugのような現在のインターネットの華麗な動きを見た後で、この"THE ARPA NETWORK, DEC 1969, 4 NODES"と書かれたインターネットが生まれたときの図を見てみるのも面白いか。 from Ways to Map Cyberspace.

2004-12-29[n年前へ]

環境復活まだまだ遠し 

 作業終了見込み時刻…年内になんとか復活させたい…です。例えばPhotoshopなら5.5〜CSとか、Visual C++ならVersion 2.0, 4.2, 5.0 … 2003なんていう具合に各バージョンをインストールしていくと、やたらに時間がかかるのが難点…。しかし、あと何日かで2005年なのに、Visual C++ 4.2って…、何してるんだか。

2004年のニュースを振り返る 

 今年は、一月に一回いくつかニュースを選んでいた。そんな今年一年に選んだニュースを眺めて、振り返ってみる。というわけで、「IP糸電話」から「うれしいひとこと」までを、まずはとりあえず並べてみました。
 よく出てくるキーワード、私が今年気になったキーワードは…、「未来」「記録」「言葉」「見る・眺める」「科学・技術」…そして「女」「男」なんでしょうか…?2004年も間もなく終わろうとしているわけですが、来年、2005年は一体どんな未来になるんでしょうか?~ 
リクナビNEXT/リクルートの転職サイト■3月10日 「一人と一人を繋ぐ『IP糸電話』」「あなたの発明、印紙代金はさぁいくら?」「チョコレートの箱詰め問題」の「科学とお金とチョコレート」の三つのニュース

■4月7日 「顧客が本当に必要だったもの」「常識はずれの人たちに出会いたい」「好きな『ことば』でつくる砂時計」の「人と言葉」の三つのニュース

■4月9日 「私だけのGoogle検索」「携帯電話に『違う自分』が写る」「Googleが赤ちゃんだった頃」の「Googleも自分も変わる」三つのニュース

■5月12日 「紛争分布の可視化」「動画観察が可能な『高速原子間力顕微鏡』」「カメラ付き携帯とグリッド・コンピューティングで『お肌診断』」の「未来の可視化」の三つのニュース

■5月14日 「自動着色ソフトウェア『はいから』」「電子レンジの爆発タマゴで大ケガ」「仮装大賞『ピンポン』芸が世界の舞台へ」「不惑を迎えてなお現役のBASIC」の「思い込めば見えてくる?」4つのニュース

■6月9日 「自分への視線を発見・記録するメガネ」「米国防省の検閲塗りつぶし語句を解読」「『センター試験』と『二次試験』の得点は無関係?」「2つのスーパーコンピュータ:WindowsとGRAPE」の「見る・見られる・比べる」4つのニュース

リクナビNEXT/リクルートの転職サイト■6月11日 「最新技術でロウ管レコードが美しく響く」「『匂い』と『景色』をつなぐ脳内リンク」「未来アンテナ」「ビル・アトキンソンの講演」の「思い返す・思いを馳せる」4つのニュース

■7月7日 「『叶わぬ望み』の青の薔薇」「チタン製の埋め込むブラジャー」「初の民間宇宙船をM&M'sチョコレートで祝う」「スーパークリエイターたちが描く、未踏の世界」の「未踏の世界は美しい?」4つのニュース

■7月9日 「新書マップで本棚散策」「働きバチが『怠け者』?」「携帯電話をポケットに入れると精子の数が30%減?」の「ちょっと一休み」する3つのニュース

■8月4日 「楽し懐かし、テレビゲームとデジタル科学展」「ホーキング博士も寺田寅彦もミスをする」「アウディがエッシャーの世界を走る」の「自らを振り返る夏休み」三つのニュース

リクナビNEXT/リクルートの転職サイト■8月6日 「理想のカップはCカップ?」「『美人プログラミングスタイル』で心を癒す」「『女性客室乗務員』『女子アナ』の平均顔」の「男と女」三つのニュース

■9月8日 「ドーピング検査で精神力も測れる?」「脳医学的ペプシとコカコーラの差異」「『プロ野球の行方』を回帰分析する」の「スポーツとコーラ」三つのニュース

■9月10日 「遠くへ行きたい……ハトの知恵とカメの脚力」「『温泉』『美人の湯』を科学する」「『男の立ちション』は『的外れ』」の「「男と美女と旅に出る」 」三つのニュース

■10月6日 「『メッセージ』や『ゲーム』を空に浮かべる工作」「FPGAで蘇る懐かしの『マイコン』に落涙」「触れて伝える『人体通信』にドキドキ」の「浮かぶ・伝える・蘇る」三つのニュース

■10月8日 「ゴミ袋と水着の『透けない技術』」「22世紀、世界最速の人類は女性?」「SPAMメールの震源地」「フォント解析で政治が動く」「「女と男で世界が動く」四つのニュース

■11月3日 「ブラジャー(とその中身)への科学的?好奇心」「日本の科学のレベルを上げるには?」「ロゲルギスト今井功氏、死去」の「科学の楽しみ」三つのニュース

■11月5日 「携帯電話は体の一部」「家族の想い出がDVDで蘇る『フォトマイニングサービス』」「WEBログ『食べたものを淡々と記録するよ』は今日も続く 」の「毎日の記録と想い出の写真」三つのニュース

■12月1日 「『25億ピクセルのデジタル写真』以上にこまやかな機能」「全裸ヌードも写す!?空港の金属探知器」「TAROとHANAKOは精子減少を食い止めるか!?」の「景色とヌード?を眺める」三つのニュース

リクナビNEXT/リクルートの転職サイト■12月3日 「『楽器の科学』で、鼻歌まじりにスウィング!」「男性の『悪臭』は究極の『媚薬』?」「Googleの『学術文献検索エンジン』」の「科学と技術と男と女」三つのニュース

■12月22日 「うれしいひとこと


帰ってきた「わきめも」 

わきめも 「わきめも」が帰ってきた。初代から数えると、今度のものが三代目襲名披露になる「わきめも」が帰ってきた。しかも、二代目に引き続きあの掲示板も復活した…。以前は公開されていなかった(ような気がする)「何かあったら500円」の続き、「ウナギ昼飯と妻の昼飯」も書き足されている。

 最近では珍しいかもしれない、(何年も前の懐かしいような)インターネットのデザインが良い感じかも。これで、トラックバックとかRSSなんて付いていたら、ちょっと考えてしまうかも…(やりそうだけど…)。

  「何かあったら500円」給料日前。私の財布には700円、と少々の1円玉。ちなみに札はない。外出になったら、やばい1日。昼飯は同僚の誘いを断り、ちょっと遠くの牛丼やへ。400円也。  …明日、経費が振り込まれる予定なのだが、万が一のために、家内から500円いただく。なんかあったら大変でしょ、だって...。なにかあったら500円じゃすまないよなあ、と内心笑いながら、その夜は床についた。  「ウナギ昼飯と妻の昼飯」やっと、銀行に給料が振り込まれたぞ。ふっふっふ。というわけで、昼飯はウナギを食った。 …妻は今日の昼飯は何を食ったのだろうか。

2005-12-29[n年前へ]

「記録」によって「記憶」をなくした'70年以降生まれ 

昨日に続き、破り取ってポケットに入れたページの一つが、坪内祐三と福田和也の「これでいいのだ」

ポストモダン以前の'70年生まれくらいの人たちまでは、まだ「記憶」というものがわかるけど、それ以降に生まれた人たちにはわからない。 本来「記憶」はどんどん書き換えられていくものだけど、過去がビデオに残されていたら、それはいつまでも懐かしい「記憶」にならず、単なる「記録」のままでしょ。今の32〜33歳を境にした上下で、ものの感じ方に断絶があるのは、そのへんも一つの理由だと思うな。

「狼も王子様もいない」 

 次の言葉も、少し前に破り取ってポケットに入れたページ。中村うさぎの「オヤジどもよ! (Book of dreams) 」の中の「塔から飛び出たラプンツェル」から。 自分から「狼を食う」も「王子様を救う」ことも、ずっと昔は考えなかったと書く。

当時の私の頭の中の「男」は、大きくふたつのイメージに分裂していたようである。すなわち、隙あらば女の子を頭から食っちまおうと虎視眈々と狙っている「狼タイプ」、そして、そんな女の子を救ってくれる「王子様」タイプ。現実には、どっちもいねぇっつーの
しかし、こうやって考えてみると、相手が「狼」にしろ「王子様」にしろ、肝心の私の立場は常に受動的である。「食われる」か、「救われる」か。

2007-12-29[n年前へ]

未来の立体ディスプレイが目の前にいる 

 Head Tracking for Desktop VR Displays using the WiiRemoteを見た。 Wiiリモコンの先端には赤外線カメラがついていて、赤外光を発する点の座標などを検出して、BluetoothでPCに送信することができる。その機能を使い、赤外レーザーダイオードをメガネにとりつけたユーザの顔位置をWiiリモコンで検出し、その位置に合わせた画像を描画するというシステムだ。結構面白い。

 前に『「未来の立体ディスプレイ」を作る』で遊んでみたディスプレイも類似のテクニックを使った立体表示法だ。Head Tracking for Desktop VR Displays using the WiiRemoteがディスプレイが固定されていて、そのディスプレイに対して動くユーザ視点を検地するのに対して、Thinkpadの加速度センサを使った立体ディスプレイの方は、固定されているユーザ視点に対して(位置を変える)ディスプレイが動く、という違いである。Wiiリモコンでなく普通のビデオカメラで同様なことをした例であれば、「ViewFrame2-マーカレス顔部検出手法を利用した“ViewFrame”-」などがある。

 誰もが携帯電話や、人によっては、PDAを持ち歩いている。そして、それらの機器には加速度センサや小型カメラといった各種センサが搭載されている。つまり、上にリンクしたような「立体表示」が可能な機器を私たちは持ち歩いている、ということだ。だから、未来の立体ディスプレイがもうすぐ手に入るような気がする。

 そして、「視差がないのに立体を表示するディスプレイ」の課題を解消するための鍵は、実は「遠山式立体表示法」の効果原理にあるかもしれない、と素人考えをすることがある。遠山式立体表示法の大きな効果は(そういう発表記事を見たことはないのだが)目のピントが合う領域をごく限られた部分だけにすることができるところに実はあったりするのではないか、と思うことがある。だとしたら、傾けたディスプレイ・デバイスで立体表示すると非常に効果的ではないだろうか、と妄想したりするのである。

Thinkpadユーザで作る「地震警報システム」 

地震ハザード・ステーション  何年か前から、気象庁の情報を元に地震情報をメールで送信するサービスが色々立ち上がっている。そういえば、前にThinkpadの加速度センサを使ったアプリケーションのネタ出しをした時、気象庁でなく自前の「地震警報システム」を作るのはどうか?というアイデアが出てきた。ハードディスク保護や向き検知を目的として、Thinkpadのように加速度センサが搭載されているデバイスで「○×ガル以上の加速度が検知されたら、サーバにその揺れ情報を送信するソフトウェア」を動かす。そういったデバイスが日本中(世界中)で動いていれば、自分たち自身が動かす「地震警報システム」ができるかも、というアイデアである。

 Thinkpad加速度センサ取得用C++クラスのようなものを使えば、簡単に「○×ガル以上の加速度が検知されたら、特定動作をさせるソフトウェア」を作ることができる。たとえば、試しに作った ThinkpadEarthquakeDetector.exeは一定以上の大きさの揺れが生じるとフォームの色が(10秒間だけ)変わるアプリケーションだ。このアプリケーションの場合、わかりやすく色を変えるだけだが、実際にはサーバに加速度・揺れ方向情報などを送れば良いだろう。

 サーバを立ち上げ、PCユーザからの情報をもとに、リアルタイムで全国の震度情報をリアルタイムでマッピングするサービスなど、簡単に作ることができそうだ。

2008-12-29[n年前へ]

現在望み得る最上かつ最良の○×上達法 

 文章上達法のコツを一番的確に書いた文章はは、井上ひさし 「現在望み得る最上かつ最良の文章上達法」である。・・・と、名文を書く人たちがみな口を揃え自著に書く。

 井上ひさしの「現在望み得る最上かつ最良の文章上達法(死ぬのがこわくなくなる薬―エッセイ集)」は、たった3ページほどの文章なのに、密度が実に高い。何しろ、「現在望み得る最上かつ最良の文章上達法」について、いきなり一行で答えを冒頭に書いてしまう。

「丸谷才一の『文章読本』を読め」
 そして、「文章を手当たり次第読み、そして、それを真似する作業をせよ」という内容が書かれ、最後の一文はこう締めくくられる。
 つまり文章上達法とはいかに本を読むかに極まるのである。

 どんな分野でも「技術」は欠かせない・・・だろうと思う。それが、体を使うことであっても、頭を使うことであっても、あるいは多くのことがそうであるように、体も頭も使うことであったとしても、「技術」を必要としないものはないはずだ。・・・根拠無しにそう思う。

 そういった技術に関して、「現在望み得る最上かつ最良の○×上達法」というものを考えるとき、井上ひさしの「現在望み得る最上かつ最良の文章上達法」は、意外に適用できることが多いのではないのだろうか、と思う。だから、というわけではないが、この文章を一度読んでみて損はないと思う。もちろん、丸谷才一の『文章読本』も一緒に「あわせて読みたい(読まなければならない)」ということになるのだが、それは「(名文を読む)楽しみが増える」ということであるから、これもまた得であっても決して損ではないのである。

2009-12-29[n年前へ]

「カルマンフィルタ」と「エクセルで解く2次元非定常熱伝導問題」 

 正月に、(自分用の)汎用「カルマンフィルタ」ライブラリをRubyとCとExcelで書いてみることにした。たとえば、さまざまなデータ、たとえば、信頼性が低く、誤差の大きなセンサデータや、安定性に欠ける実験データから、現実に近い状態量を推定するツールを作ってみることにした。そして、何か(解析式による)モデル計算や各種シミュレーション計算と比較をしてみたり、それらの計算改善へのフィードバック例を作ってみよう、と考えた。

 そこで、扱う題材を考えつつ、実際に上記のようなことを行っている例を探してみた。すると、たとえば、

  1. 簡単なカルマンフィルタの実験
  2. カルマンフィルターと有限要素法を用いた一次元非定常熱伝導問題に対する推定
  3. カルマンフィルタFEMを使った熱の擬似状態フィードバック制御
といったものがある。これらの記事が(下に張り付けた動画でその一端がわかると思うが)実にわかりやすく・面白くて楽しく・役に立ちそうに見える。何というか、つまるところ、魅力を持つに必要な三拍子がすべて備わっている。

 先日、「2次元非定常熱伝導問題を解く」エクセル・シート、しかも、そのシートに、センサ機能/フィードバック機能なども付けてみた。そんな素材・材料が揃ってきたこともあるので、まずは、PID制御で(疑似三次元空間における)温度制御を行う例をいくつか作り、その後は、上記記事を参考にしつつ「(誤差を付加した)センサ→カルマンフィルタ→制御量最適化」という例でも作ってみることにしよう。

2010-12-29[n年前へ]

未来を予測する「ケータイ・デジカメ」 

 auのアンドロイド・ケータイIS03のカタログに乗っていた「”笑顔を検出しシャッターを切る”笑顔フォーカスシャッター」「”振り向いた顔を検出しシャッターを切る”振り向きシャッター」を見て、つらつら考えごとをしました。

 「いつ振り向くかわからないこどもをとる時に」「不意の笑顔を残すために」こうした技術は多くのデジカメに搭載されていますが、こうした技術のさらに先にあるものはどんなものなのでしょうか。

 表現力のある写真を撮ろうとするとき、大事なことのひとつが「未来を予測する」ということだと思います。「どういう状況になれば色が鮮やかに見えるか」とか「どういう構図なら距離感や空間の広がりを上手く表現することができるか」とかいったことを知った上で、「そういう状況になる未来」を作り出したり・待ち構えたりすることが大事なのだろう、と思うのです。

 午後遅くに雨が降れば、植物も建物も水に濡れ、表面での拡散反射光が減り、そのもの自身の奇麗な色が見えてきます。水滴は奇麗だし、東の空には高い確率で虹が見えてきますから、夕立が止みそうになったら、東の空を見渡す景色が奇麗な場所へと走れば、きっと奇麗な景色をレンズの向こうに眺めることができます。

 そんなアドバイスを、いつも持ち歩くケータイ・デジカメがしてくれる時代がすぐに来そうな気がします。・・・となると、一番欲しいと思える「ケータイ(いつも持ち歩いてナンボですから)・デジカメ」は、未来を予測して・その理由や背景を解説して教えてくれる、そんなものであるような気がします。

 そういう未来予測は「人」自身ができたらいいなとも思いますが・・・。

2012-12-29[n年前へ]

Rubyで(が)動くデジカメを作る!? キックオフ編 

 Rubyで(が)動くデジカメ作りに挑戦してみました。コンパクトデジカメ用の特殊ファームウェア(CHDK)に組み込み向けRuby(mruby)を組み込んでみようという試みです。CHDKというコンパクトデジカメ用ファームウェアは、機能拡張用の簡易スクリプト作成言語として、すでにBasicとLuaをサポートしているので、そこに(さらに)Rubyを追加する作業に果たして意味があるだろうか…?という疑問もあるだろうと思いますが、ひとまず挑戦してることにしました。

 そこで、まずはCHDKのMain.c中にあるcore_spytask()に、液晶画面に対して"Hello! Ruby!"を出力するmrubyコードを埋め込もう、という作戦を考えてみました。たとえばこんな具合のコードをcore_spytask()に書き入れて、arm-elf-gccでmrubyをビルドした上で(libmruby.aとlibmruby-core.aを作成し)、CHDK のビルド時にlibmruby.aとlibmruby-core.aをリンクしよう、という流れです。(main.cにmrubyをリンクするなら、Makefile中にlibmruby.aとlibmruby-core.aを追加するだけで良いといった理由もあります)

char osd_buf[30];
 mrb_value v;
mrb_state *mrb = mrb_open();
 char code[] = "def hello\n"
                "  \"Hello, Ruby!\"\n"
                "end";
mrb_load_string(mrb, code);
v=mrb_funcall(mrb, mrb_top_self(mrb), "hello", 0);
mrb_close(mrb);
sprintf(osd_buf, "%s", v );
draw_txt_string(2, 2, osd_buf, conf.osd_color);

 トライした結果は、mruby コードをCHDKに埋め込んんだソースはコンパイルできたけれど、arm-elf-gccでのlibmruby.a自体のビルドに挫折した…というものでした(作業に成功したかと一瞬思ったのですが…寝て起きたら動かない…というわけで、ありがちな幻を見ていたようです)。

 しかし、失敗はしましたが、コンパイル済みライブラリを誰かが作成したならばコンパクトデジカメのファームにmrubyを組み込むことは容易にできそうだ、という感触を持ちました。

 今日は、mruby組み込み挑戦コードをこんな風に書き換えて、そのコードをビルドしたファームでコンパクトデジカメを起動してみました。その起動スクリーンショートが右上の写真です。

printf(osd_buf, "Alas! I have no Ruby now!", v );
 これはもちろん、オスカー・ワイルドが書いた深紅のルビーを持っていた王子と空飛ぶツバメの物語(「幸福の王子」)の言葉です。

Rubyで(が)動くデジカメを作る!? キックオフ編Rubyで(が)動くデジカメを作る!? キックオフ編






2014-12-29[n年前へ]

世界3大ガッカリ展示のダヴィンチ「モナリザ」をブラウザ上で眺めてみよう!? 

 ルーブル美術館で眺めたレオナルド・ダヴィンチの「モナリザ」が世界三大ガッカリでした。薄暗い間接照明の下で遠巻きに眺めるだけならTVで眺める方がよっぽどリアルだ!と感じました。…そこで、今日は自分用に「モナリザ」リアル展示を作ってみました。

 形状情報をX線撮影画像から生成します。なぜなら、X線画像はある種の”積分"画像なので、積分=高さとして解釈するわけです。そして、さらに微細な形状(凹凸)は色撮影画像の高周波情報から周波数フィルタ的に作り出し、光沢情報は…とりあえず、(巨視的に変化が大きい箇所は微視的な変化構造も大きいと仮定して)形状の微分に依存するものとして作り出してみます。…という具合で作ってみたのが、このWebGL表示です

 データ処理が上手くなかったり、ネット転送用にデータを圧縮していたり、WebGLでのレンダリングがとても疎だったりするせいか、あんまりリアルじゃない気もしますが…それでも、ルーブル美術館の本物モナリザよりは、まだしもリアルに眺めることができるかもしれない…というわけで、今日は世界3大ガッカリ展示のダヴィンチ「モナリザ」をブラウザ上で眺めてみました。

世界3大ガッカリ展示のダヴィンチ「モナリザ」をブラウザ上で眺めてみよう!?世界3大ガッカリ展示のダヴィンチ「モナリザ」をブラウザ上で眺めてみよう!?