2009-12-21[n年前へ]
■続 「サンタが街にやってくる」
自分が間違えて使っていたことを、「それは間違っているよ」と指摘して頂くのは本当にありがたいことです。
サンタのオチは秀逸だと思います。でも、「犯」とは呼ばないと思います。新明解辞書で、「犯」という言葉をひきました。すると、こんなような言葉が出てきました。
犯す=そうすれば当然罰せられることをするあぁ、本当に仰られる通りなんですね。「犯」ではないですね。言葉を考え直します。心から、感謝させて頂きます。
2010-12-24[n年前へ]
■本当にサンタがいる、ということに気づく
数式が重なるその向こうに見えてくるのは・・・の「サンタが街にやってくる」
こうして、サンタたちはこどもの枕元にやってくる。むかしこどもだったサンタたちがこどもたちの枕元にやってくる。そして、夢を見ているこどもたちが起きてしまわないように、そっと枕もとにプレゼントを置く。
・・・そして、その時、本当にサンタがいる、ということに気づくのだろう。
2011-12-05[n年前へ]
■「こどもに贈り物を届けたいと願う”存在”を蒸留したもの」こそサンタという存在だ
「大人」に対して、「サンタクロースはいると思うか?」「世界中に何人のサンタクロースがいると思うか?」という調査に関するニュースリリースを読みました(「クリスマスの過ごし方」に関連する調査)。その結果は、 サンタを信じる大人は3人に1人で、世界には289,500人のサンタがいる…と考えている、というものでした。
「サンタクロースはいるはずがない」という「証明」をかつてしようとしたことがあります。しかし、そんな否定の証明をしようとして気づいたことは、サンタクロースは確かに存在していたんだ、ということでした(サンタが街にやってくる - 複数サンタクロースの巡回問題)。
Q: 調べていて,意外な結論が導きだされたりすることはあるのですか?
A: いいえ、結論(オチ)まで考えてから実際の計算や 実験に取りかかるので,意外な答えに至ることはありません。ただ、一回だけ、「意外な答え」に気づき、驚いたことがあります。それは、「サンタが街にやってくる」という話です.
月刊化学
ちょうど10年前のこと、無味乾燥な数式をノートに書いているうちに気づいたことは…その数式の意味として気づかされたことは、「(すやすやと眠る)こどもに贈り物を届けたいと願う”存在”を蒸留したもの」こそがサンタクロースという名前で呼ばれる存在であって、そんな存在が確かに(小さかった頃の)自分の前にもかつて居て、時を経て、自分の目の前やその先にもいるだろう、ということでした。
だから、『成人男女の3人に1人が「サンタクロースはいると思う」と考えている』というのは、それって全然不思議じゃないよね、だってそうでしょう?……と、そう強く感じるのです。
2011-12-22[n年前へ]
■サンタが街にやってくる(2011年版)
10年前に書いた文章をもとに、キャンパスに通っているくらいの人向けに(いやちょっと無理があるか)、難しいところは割愛しつつ書き直しました。「サンタが街にやってくる」
ひとりのこどもが世界のどこかに現れたとき、どこかのこどもがサンタに変わります。…こどもの声に呼ばれ、サンタへと姿を変えていきます。そして、姿を変えさせたこどもの顔を見た時、世界には確かに本当にサンタがいたということに気づくのです。
■私たち・時代が求めるものを与える「広告」
「コマーシャル」「広告」が大好きです。なぜなら、それは今の時代が欲するもの、つまり、わたしたちが求めるだろうこと、を絶妙な感覚で与える「センサー」だから、です。
横浜、みなとみらいの街を自転車で走っている時、コカコーラの「ハピネス・トラック」とすれ違いました。赤く塗られた「サンタクロースをたくさん乗せた21世紀風のトレーラー」の後ろ姿を眺めれば、思わず、AIが歌うハピネスが頭の中に響いてきます。
そんな車道から歩道に目をやれば、ちいさなこどもを連れたお母さんとお父さんが、冬の空に光を綺麗に灯す観覧車の方へと、手を繋いで歩いています。
それが、クリスマスを迎えようとする横浜 桜木町近くで眺めた景色です。
どんなに嫌な1日だって、
君の笑顔で最高になっちゃう。
君が笑えば、この世界中に、
もっともっと幸せが広がる。
君が笑えば、すべてが良くなる。
この手で、その手でつながる。